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2016年12月22日 (木)

中山道 小紅の渡し

岐阜市の中山道、加納宿と河渡宿の途中にある長良川で、
一日市場(ひといちば)と鏡島を結ぶ「小紅の渡し」。
もともとは中山道河渡の渡し(現在の河渡橋付近)の裏街道として、
鏡島弘法・乙津寺(おっしんじ)の参拝者が多く利用したという。

以前にここを歩いたときは先を急いで河渡橋を渡りましたが、
最近、テレビの放映を見たこともあり、あらためて渡しで中山道をと、
21日の乙津寺の弘法さんの日を待っていました。

この日はもちろん、中山道を歩きます ^^;

Obeni01

岐阜駅南口から南へ少し歩き、
加納宿口から旧中山道に入ります。
なにも見どころのない旧道をただ歩き続けるだけですが、
駅から1時間ほどで乙津寺参道口に着きます。

Obeni02

この日は21日で、鏡島弘法・乙津寺は弘法さんの縁日、
ここから中山道を離れて参道を行きます。

Obeni03

賑わう「乙津寺」はあらためて載せたいところですが、
まずは「大師堂」にお参りして
すぐ近くにある「小紅の渡し」へと向かいます。

Obeni04

乙津寺の縁日には小紅の渡しも賑わうという・・・

Obeni05

長良川左岸堤防から見える「小紅の渡し」。

堤防を下りて渡し場へ。

Obeni06

渡しは県道173号線文殊茶屋新田線の一部で、
月曜日(祝日の日は火曜日)と年末年始は休航日。(荒天時も)
渡りたいときには白い旗を振って
対岸で待機している船頭さんに合図します。

Obeni07

ちょうど到着した船に乗ります。
下流に見えるのが「河渡橋」、
かってはそのすぐそばに「河渡の渡し」があったという。

Obeni08

対岸の船着き場
乗船時は必ずライフジャケットを着用です。

Obeni09

鏡島側船着き場を離れると

Obeni10

上流には「岐阜城」が見えます。

Obeni11

一日市場側船着き場に到着

Obeni12

ほんの数分の乗船でしたが、
観光渡船ではなく、れっきとした県道で長良川を渡りました ^^;

Obeni13

堤防上にある船頭さんたちの待機小屋。
この日は縁日で多くの人の利用があるそうです。

Obeni14

ここからは「河渡橋」へと堤防を歩いて行きます ^^;

長い堤防歩きから「河渡橋」をくぐって

Obeni15

少し行くと小さな祠がありますが、
ここでいったん堤防から下ります。

Obeni16

下りたところにある「馬頭観音菩薩堂」。
天保年間に道中家内安全五穀豊穣を祈願し、
地元の人々の寄進によって建てられたもので、
「河渡宿」の案内板があります。

もう少し堤防下を行って道なりに曲がると

Obeni17

河渡宿の入口

Obeni18

すぐに「河渡の一里塚跡」がありますが、
短い宿場には他に見どころはありません ^^;

「小紅の渡し」であらためて歩いた中山道は、
岐阜市の加納宿から河渡宿まででしたが、
この日はここから穂積駅に出て戻りました。    21日

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コメント

良いお天気で中山道ウォークをなさったのですね。
小紅の渡しへようこそのおいででした。

弘法さんの日に行きたいと思いつつ雑用で機会を逃しました。

先だってのテレビのこの小紅の渡し部分だけ編集してのこしてあります。

neko さん
10年ぶりに歩いた加納から河渡でした。

以来、忘れていた「小紅の渡し」でしたが、
テレビで見て弘法さんの日を待っていました。
この日は縁日と街道歩きの両方を楽しもうと出かけましたが、
天気も味方してくれましたね。
実際に長良川を船で渡って街道歩きを実感しました。

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