もうひとつの美濃街道
東海道宮宿と美濃の垂井宿を結ぶ美濃路(美濃街道)、
桑名からも美濃へといたる街道が開けていました。
岐阜県側では伊勢への道として伊勢街道とも呼ばれる道。
すでに三重県側は桑名の七里の渡し跡から県境の
多度町柚井までを歩いていましたが、
この日は今年の歩き納めにと、
あらためて多度から岐阜県海津市の駒野までです。
養老鉄道の多度駅から県境までは2kmほど。
その県境、
ここから岐阜県海津市に入ります。
次の街道分岐の目印は「八幡神社」でしたが、
ここ辺りから山麓を行く道筋が入り組み少々迷います ><;
道は神社の横を山に向かって回り込むのが正解。
山麓を行く街道から美濃松山の町並み
すぐに「御鍬神社」。
聖武天皇ゆかりの由緒ある神社だそうですが・・・
詳細は省きます ^^;
道は神社の前を曲がって下りますが・・・
直進してしまいました ><;
間違いに気が付いたのは数百メートルほど行った先の「諏訪神社」。
ただ、ここには岐阜県天然記念物の”大クス”と、
海津市天然記念物の”大まき”があり、これをみれたのはラッキー ^^
さらに直進すれば吉田出来山公園への散策コース。
道を修正して本来の美濃街道に戻ります ^^;
山除川沿いを行く街道と、右には三切池。
町並みは吉田に入り
すぐに国道258号線を太田の交差点で渡ります。
その先には
「杉生神社」
そして
養老鉄道石津駅を通過。
とにかく街道筋には特別なものを除いて神社仏閣が多いのは常 ^^;
ただ、この町筋にはちょっとした?曰くのありそうな石柱がみられます。
抜けると般若谷から来る県道1号線、
海津橋の手前を横断していきますが・・・山から川に?
それもつかの間で、
今度は味気ない国道258号線を少し歩いて
安江台団地入口から美濃山崎へ。
外れに?ある「八幡神社」
ここには国道を走るときによく見る大イチョウの木があります。
これも海津市天然記念物でした。
ふたたび国道を横断すると上野河戸(うえのこうず)、
ここからは津屋川(揖斐川)沿いの道を行くことになります。
ここでもやはりお寺 ^^;「寒窓寺」です。
高須藩主小笠原貞信の菩提寺(後の禅海寺)ゆかりの
仏頭、仏像が安置・保管されているそうです。
街道筋は津屋川沿いの田園地帯に変わり
左には「月見の森」が見え始め、
この先は南濃町羽沢の集落。
大専寺
すでに正月飾りの置かれた春日神社を見て、
県道8号線を高架で渡ると駒野です。
あとは国道258号線の藤沢交差点へと続く街道でしたが
途中で駒野駅へと出ました。
三重県側多度駅から駒野駅まで、
少し余分な歩きもありましたがほぼ13kmほどでしょうか。
今年の歩き納め、もうひとつの「美濃街道」でした。 25日
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