古知谷 阿弥陀寺
平日とはいえ大勢の観光客で賑わう京都大原ですが、
「寂光院」から若狭街道(旧鯖街道)に戻って
北へ3kmほど行くと大原古知平町の集落があります。
同じ大原でも観光客は少ない里ですが、
その山中深くにある如法念仏の道場「光明山阿弥陀寺」です。
ここは紅葉の名所とはいえないかもしれませんが、
知る人は知る?隠れ名所でしょうか。
古知平集落の北の外れ、
旧鯖街道沿いにある入口。
紅葉の綺麗な駐車場広場の傍にある中国風山門
ここから約600mほど続く参道を登り?ます。
日はすでに山中に隠れようとしていますが、
開山上人が独坐幽棲の地として選んだという・・・
まさに霊域の趣がある杉木立のなかです ^^;
3度目の訪問ですがこの時期は2度目 ^^;
紅葉の名所とはいえ、
以前の経験からはあまり期待はできないかと思いながら・・・
ひと汗掻いたころ
見事な石組みの上に建つ茶室「瑞雲閣」に。
どうやら少しは楽しめますか?
参道の途中にある「古知谷カエデ」
京都に紅葉の名所は多かれど、ここ洛北大原に秋を告げるという、
樹齢800年ともいわれる楓の名木ですが・・・
初めて色づいた木が見れました ^^;
参道を登り詰めるとようやく庫裡が見えます ^^;
受付を済ませて本堂境内へ。
庫裡横から「瑞雲閣」への庭
本堂前庭
本堂
本尊は当寺の開山上人弾誓(たんぜい)自作自像植髪の尊像、
その右脇には重文の「阿弥陀如来坐像」です。
さらに奥に行くと
鐘楼
振り返れば、紅葉もちょうど見ごろでしょうか。
ただ、日はもう山中に落ちて暗くなりかけています ><;
このあとは書院・宝物館から本堂拝観
書院廊下から本堂前
「弾誓上人石廟」への廊下、
石廟の石棺には弾誓上人の「ミイラ佛」も収められているという。
横にある「宝物殿」を見て坪庭を回り込むと
廊下は本堂へと続きます。
本堂の尊像と阿弥陀如来坐像を拝観して
あらためて本堂から前庭と紅葉(パノラマです ^^;)
左端に並ぶ石像は「五智如来像」、右端には「船石」が見えます。
江戸時代から紅葉の名所として知られているという、
大原古知谷の「阿弥陀寺」。
山深い里の山中にたたずむ古刹の紅葉でした。 16日
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