JRで行く滋賀のまち歩き終章
滋賀県の観光アプリ「ビワイチApp」でめぐるスタンプラリー
「JRで行く滋賀のまち歩き」。
この日は琵琶湖線の野洲駅(ロケ地はマイアミ浜)、草津駅、
湖西線大津京駅から「近江神宮」、京阪坂本「日吉大社」でしたが、
”ロケ地めぐり”もまずはこれにて最終回です。
今回は映画”ちはやぶる”のロケ地でもある「近江神宮」。
大津京駅から1kmほどの歩きですが、
途中の錦織(にしこおり)住宅街のなかには
史跡「近江大津宮錦織遺跡」があります。
大津京についてはいまさらながらですが、
調査によりその宮廷跡はここがその中枢地区であったという。
まぁ、いきなり大津京の史跡を見せられて ^^;「近江神宮」へ。
参道の途中から石段を上り「二の鳥居」をくぐりると、
先にある多くの歌碑、句碑群を見て手水舎へ。
次が朱色の見事な「楼門」へと
さらに石段を上ります。
楼門をくぐると中庭があり、
その先にはまたまた「外拝殿」への石段です。
この日は七五三やお宮参りでしょうか、
多くの参拝者で賑わっていました。
石段を上った外拝殿の先にあるのが内拝殿。
祭神は天智天皇(天命開別大神)で、神社としての歴史はまだ新しく、
昭和に入って昭和天皇の御勅許により創建。
本殿・内外拝殿を回廊が取り囲み、
近代神社建築代表的なものとして国の登録文化財に登録。
参拝順路に従って回廊を行きます。
朱塗りの柱の建つ参拝路を進むと
左手には「栖松遥拝殿(せいしょうようはいでん)」
かつて高松宮家の邸内社・御霊殿として
有栖川宮家以来の御霊を祀っていた建物が移築されています。
ここから北神門へ下ります。
左手には「神楽殿」ありますが
神門の塀に掲げられているのは百人一首。
ここは正月の「かるた祭り・かるた開き」で知られるところ。
北神門
他にも神座殿中庭の建物には「かるた額」が掲げられています。
その中庭
ひときわ目を引く「古代火時計」は、
古代中国で使われていたと伝えられる。
こちらは「漏刻(水時計)」
天智天皇創始(中大兄皇子とも)という漏刻だそうですが、
いずれも時計業界から献納されたもの。
境内には他にも日時計や「時計館」もあり、
時計とのかかわりがある神宮でもあります。
オマケ!
たくさんの歌碑、句碑の中から今回は芭蕉句碑 ^^;
北神門を下りた左手にあり、
句は ”から崎の松は花より朧にて”
貞享2年(1685)野ざらし紀行。
ここも芭蕉の足跡を追って歩いて以来でしたが、
懐かしい思い出のあるところでした。
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滋賀のまち歩き、お疲れ様でした。
私は滋賀の地理や神社、歴史は全然わからないので、
勉強になりました^^
好好爺さんのように、植物以外にも見識のある方は
尊敬します。
私も少しは知見を広めないとです^^;
七五三のいろんな一コマも良いですね^^
投稿: いわし | 2016年11月 2日 (水) 20時44分
いわし さん
今回は少々手間どりましたが全ポイントGet!できました ^^
滋賀(近江)は知ったところが多く楽しく歩けましたが、
これだけは好きだからこそできることでしょうね。
ただ、記事はネットや、
以前に歩いた資料を参考に書いているだけです ^^;
この日はたまたまか、七五三参りの方が多かったですね。
投稿: 好好爺 | 2016年11月 3日 (木) 09時06分