信州上田・別所温泉
信州上田の旅は真田氏ゆかりの地めぐりでしたが、
もうひとつの目的が「別所温泉」でした。
信州最古の温泉もさることながら、
この地にある3寺、特に「北向観音」がそのひとつ。
散策は温泉を楽しんだ翌朝でした。
まずは外湯の「石湯」から。
”真田幸村隠しの湯”とありますが・・・それは
女忍者”お紅”との初混浴、幸村18歳の春だったとか ^^;
散策路に入って気が付きましたが、
外湯「慈覚太師之湯」は歩いて来た後ろにありました ><;
ここを曲がると目的の「北向観音」です。
参道から境内には入ると正面に本堂
右に「鐘楼」
その奥には「護摩堂(不動堂)」
境内広場から本堂
境内北東隅にある「額堂」
絵馬堂ですが、現在は仁王尊が安置されています。
額堂の横、中央には秩父三十四観音が安置された
「札所観音堂」、その横には「愛染堂」が建っています。
境内の西側です。
鐘楼横にある”愛染カツラ”
樹齢1,200年ともいわれる霊木ですが、曰くは省きます。
いまさらながらですが・・・
川口松太郎の「愛染かつら」はあまりにも有名 ^^;
その前にある「温泉薬師瑠璃殿」と多くの歌碑に句碑
中央は北原白秋の歌碑ですが・・・
あえて、その横にあった芭蕉の句碑を ^^;
”観音のいらかみやりつ花の雲” 貞享3年(1686)・笈日記
北向観音は常楽寺が本坊で、
その「常楽寺」はここから歩いて10分ほどのところにあります。
見事な茅葺きの本堂ですが、
ここには弘長2年(1262)の刻銘のある石造多宝塔があります。
本堂裏手のスギ林の中、中央がその石造多宝塔(重文)。
そしてもうひとつの見どころ
本堂前にある「御船の松」
樹齢350年と言われ宝船の形に見える・・・見えるでしょうか ^^;
ちょっと場所を変えてみましたが。
ここにはもうひとつ国宝「八角三重塔」のある
「安楽寺」があります。
こちらも見応え十分なお寺ですが・・・またの機会に。 11日
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