ぶらり高島・大溝まち歩き
近江高島「大溝城跡」を楽しんだあとは、
大溝城・大溝藩(大溝陣屋)の城下町として発展した
大溝(高島市勝野)のまち並み散策でした。
元和5年(1619)、伊勢国上野(三重県河芸町)から
分部光信が2万石で入部し大溝藩が立藩。
町の構造は南から北へと四筋の通りから成っています。
城跡から戻ったJR近江高島駅前から、
そのまま真っ直ぐに北へと歩きます。
「流泉寺」
もと、伊勢国上野にあったお寺ですが、
分部光信が移封の時、
信徒とともにこの地に移ったとあります。
ここから水路で町割りされた北へと延びる
道筋を見ながら東に行くと「総門」があります。
大溝藩時代の陣屋跡として唯一現存する建物。
ここから町なかをひと回り ^^;
そのまま東に歩くと本町通りの南端へ出ますが、
角に「蝋燭町」の石標と案内板があります。
江戸時代、この辺りには蝋燭の製造や
販売をする店舗が集まっていたという。
ここで北へと折れます。
町筋には曳山が保管されている山蔵や
うだつの上がる旧商家を改修した店舗が並ぶ
「高島びれっじ」と呼ばれる施設も。
すぐ隣には酒造蔵の建物もあり、
一帯は懐かしい昔日の面影が感じられます。
城下町の町割り整備で作られたという水路は、
都と日本海を結ぶ交通の拠点として発展した
この町の防火と生活用水でもあったようです。
道を再び西へ折れますが
すぐにいくつかの小路を折れて南へ。
きれいに整備された町割り水路のある通り
大溝祭りの曳山が保管されている山蔵、
全部で五基の曳山があるという。
水路の町筋を突き当っると「勝案寺」で、
城下町の中心部をちょうどひと回りしてきました。
今回は「大溝城跡」から城下町散策でしたが、
できれば”大溝水辺さんぽ”マップを使って
本格的な散策をしてみたかったところでした。
« 滋賀のお城めぐり 最終回 | トップページ | オニバス・・・その後 »
「まちかど散策」カテゴリの記事
- 木彫りのまち 井波(2022.08.06)
- 若狭鯖街道 熊川宿(2022.07.14)
- 駅前イルミネーション(2021.12.18)
- ぶらり鳥羽・江戸川乱歩館(2019.08.20)
- 飛騨金山 筋骨めぐり(2019.05.27)
お城めぐりと街並み探訪でかなりの距離を歩かれたんじゃないですか?
まだまだ日中は暑いのでお疲れ様でした。
好好爺さんは相変わらず健脚ですね^^
今回、好好爺さんが訪れられた地域とは違いますが、だいぶ前にNHKで
高島市にある針江地区にある水路の様子を映像化したドキュメントを
観た事があります。
高島市には小さいながらも美観を大切にした地域が多そうですね^^
投稿: いわし | 2016年9月 4日 (日) 20時07分
いわし さん
この暑いのにもの好きなといわれそうですね ^^;
距離を歩いているように思われるでしょうが、
それほどでもありません。ただ、暑かったです ><;
NHKで針江地区の”かばた”をご覧になられましたか。
実は今回のスタンプラリー最後の駅が「新旭」で、
針江はすぐでしたがここは見学予約が必要です ^^;
高島市は合併によって広くなり美観地区が多くなりました。
ここ大溝もそのひとつでしたが、
マキノ、今津など他にもたくさんありますね ^^
投稿: 好好爺 | 2016年9月 4日 (日) 22時33分