JRで行く滋賀の城巡り Ⅲ
アプリを使ったスタンプラリー
”JRで行く滋賀のまち歩き ~お城めぐり~” 。
琵琶湖線を終わって残るは湖西線と草津線ですが、
今回は甲賀市水口(みなくち)町にある
草津線の「貴生川駅」から「水口城」をめぐりました。
指定駅の「甲南駅」でスタンプをGetしたあと
ひとつ手前の貴生川駅からですが、
この線は列車の接続連絡が悪く時間に注意です >、;
JRと近江鉄道の「貴生川駅」
ここから水口の中心部にある「水口城」まで
片道約2.5kmの往復です ^^;
途中にあった古木が2本、手前は”栃の木”の大木、
奥には樹齢150年という”たぶの木”を見ると野洲川です。
架かる橋は内貴橋
左に近江鉄道本線、右に国道307号線を見て
水口中心部へと直進していきます。
中心部には入ってすぐにある「水口城(水口資料館)」。
水堀に囲まれた城跡は
湧水を利用した薬研堀(やげんぼり)に
水をたたえていたことから「碧水城」とも。
出丸に乾御矢倉を復元したという資料館入口
三代将軍家光が上洛の際の宿館として築城された後、
水ロ藩2万5千石の居城となりますが
明治維新後廃城となり公売に付されます。
その復元された御乾矢倉(櫓)。
ちょうど背後が本丸跡になりますが、
現在は水口高校の予備グラウンドになっています。
矢倉(資料館内)から眺める水口岡山城跡。
豊臣政権時に甲賀支配の中枢となった古城で、
その麓には旧東海道が通っています。
水口城を一周して戻りますが
ここが城跡の北西になり、
復元されたお乾御矢倉のあった石垣跡
城を取り囲む水堀、
チョッと木が茂りすぎで石垣があるのかどうか?
資料館の南側でちょうどひと回りしました。
これでスタンプラリーは終わりですが、
ここからは我が趣味で ^^;
少し北に歩いて旧東海道へ。
二度目の水口宿になりますが、
コミュニティーセンターから見る水口岡山城跡。
さらに東へ歩くと
「問屋場跡」の手前にある”からくり時計”を見て、
旧街道を離れます。
北側に見える城跡あとですが、
今回のもうひとつの目的はその麓にある
「大岡寺(だいこうじ)」でした。
本堂
由緒は省きますが、本堂右にある”方丈池”の前に
芭蕉の「芭蕉句碑」があります。
これもまた我が趣味で恐縮ですが ><;
句は ”いのちふたつ 中に生きたる さくらかな”
貞享2年(1685)水口にての吟。
芭蕉が「野ざらし紀行」で
伊賀上野の門人服部土芳と再会したときに詠んだもの。
ここで水口宿散策も終わり貴生川駅に戻りました。
お城巡りもあとは湖西線近江高島の「大溝城跡」だけ、
できれば早い時期に訪れたいところです。
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