JRで行く滋賀の城巡り Ⅱ
アプリを使って滋賀県のお城をめぐるという、
”JRで行く滋賀のまち歩き ~お城めぐり~” スタンプラリー。
チョッと面白そうで始めた一回目でしたが、
今回は守山市浮気町(ふけちょう)にある
「浮気城」に興味があり、続きの二回目です。
今回のスタートは中継駅の「近江八幡駅」から「守山駅」へ
守山駅 東口
ロータリーにある「浮気町」案内板。
”ハリヨとふれあいの町 浮気”とありますが、
もともとは野洲川沿いの湿地帯で
古くからゲンジボタルの生息地としても知られます。
ここから東へ少し歩きます。
現在も集落の水路には鯉が泳ぎ、
ハリヨの保全活動も行われているとか。
住吉神社
毎年正月の第二土曜日に行われる
浮気の火祭り「松明祭」で知られる神社ですが、
この神社境内が「浮気城」のあったところ。
残念ながら城跡を示す石碑や解説板がまったくなく、
初めは境内をウロウロするばかりでしたが ><;
ようやく境内裏手に回り土塁をみつけました ^^;
中世には北条氏の出である浮気氏の本拠地であり、
堀と土塁で二重に囲まれた平城であったという。
守山市にある城跡のなかでも比較的
空堀や土塁が残っているようですが、
残念ながら見た目はかなり風化しています。
戻って次は大津市の膳所(ぜぜ)駅へ
JR膳所駅
ロータリー左には京阪電車の「膳所駅」があり、
直進して行けば”ときめき坂”から旧東海道に出て
「義仲寺」ですが・・・、
今回は右に折れて最短距離で「膳所城跡」です。
東南へ真っ直ぐに歩き、
「京阪「膳所本町」駅の踏切を渡り東へ行きます。
すぐに「膳所神社」
正面の門は膳所城の本丸大手門で重要文化財。
県道を渡ると
今は整備されて膳所城址公園となっている
膳所城本丸跡の正門
城跡の碑が建つ本丸跡
徳川家康の命により、
天下普請によって藤堂高虎に最初に造らせた城で、
日本三大湖城(膳所城、松江城、高島城)のひとつ。
公園東側に立つ「天守閣跡」碑
私的趣味で恐縮ですが ^^;
その先にあるのが芭蕉句碑。
碑面は
”湖や 暑さを惜しむ 雲の峰”
元禄7年(1694)6月、義仲寺「無名庵」に
最後に滞在していたときの吟で、
大津市にある20近い句碑のひとつです。
こちらは近江大橋の袂から見る琵琶湖、
ここからの眺めは
近江八景「粟津の晴嵐」ならぬ「晴嵐夕映」とか。
琵琶湖も楽しんで旧東海道を戻ります。
道沿いには膳所城北総門跡もあり、
ほんの少しだけ街道歩きを楽しみます ^^;
戻ってきました”ときめき坂”下
そして、
すぐ傍にある「義仲寺」です。
”JRで行く滋賀のまち歩き ~お城めぐり~” スタンプラリー。
これでJR琵琶湖沿線の城巡りは終わりました。
このあとは草津線と、湖西線沿線のお城ですが、
それはまたの機会に・・・。 26日
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