大津 義仲寺
大津「膳所城跡」から旧東海道を戻って、
膳所駅への”ときめき坂”を見るとすぐにある「義仲寺」。
この地(粟津)で果てた木曽義仲と、
近江を愛した松尾芭蕉の墓があることで知られています。
スタンプラリーの途中でしたが、
大津といえばやはりここは外せません ><;
旧東海道沿いにある「義仲寺」、
山門と右には巴御前を追福する「巴地蔵堂」。
狭い境内は以前に訪れたときとは様変わり?
ずいぶんと木々の緑が目立ちます。
「史料館」の前の芭蕉の木もおおきくなり、
その下には近江を愛した芭蕉の句
”行く春をあふミ(おうみ)の人とおしみける”が建ちます。
左には
芭蕉が滞在した「無名庵(むみょうあん)」。
そして右には義仲寺本堂「朝日堂(ちょうじつどう)」。
本尊の木彫 聖観世音菩薩に、
木曽義仲・義髙公親子の木像が厨子に納められ、
義仲公や芭蕉ほか31柱の位牌が安置されています。
境内左側に立ち並ぶ墓碑塚や多くの句碑、
木陰に隠れていますが・・・
芭蕉の名句
”古池や 蛙飛こむ 水の音”の碑
その前には、
木曽義仲の側室巴御前の塚「巴塚」です。
その傍から奥へと並ぶのが
手前から義仲と芭蕉の墓。
木曽義仲公墓
芭蕉が木曽塚と唱えたという木曽塚。
芭蕉翁墓
生前から”木曽殿と一緒に・・・”との芭蕉の遺言どおり、
亡骸はここ義仲寺の木曽塚の横に埋葬されました。
そして墓の前に建つ「翁堂」
今回は近寄ることができませんでしたが、
堂内には芭蕉翁座像ほか丈艸(じょうそう)、
去来、蝶夢法師像が安置されています。
「翁堂」左手の木々の中にあるひときわ大きな碑には、
芭蕉病中句として知られる
”旅に病で 夢は枯野を かけ廻る”が刻まれています。
私事で恐縮ですが、芭蕉を追っかけて始めた我がブログ、
その最初の記事がここ大津での”近江を歩く”でした。
以来何度目か?久しぶりの訪問でした。 26日
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