商家に伝わるお雛さん
近江八幡のお雛さんを楽しんだあとは、
北へ12kmほど走り東近江市の五個荘です。
こちらは近江商人屋敷に展示されたお雛さんがメインの
五個荘「商家に伝わるひな人形めぐり」。
それぞれの屋敷も見どころですが今回はお雛さん ^^
町並みを飾る”お雛様”が迎えてくれる金堂地区、
今年はその「金堂町並み保存交流館」からです。
ここは無料施設ですがイベント会場になっています。
お雛さんは木目込み7段飾りに、
アートフラワーの創作雛人形でした。
五個荘でも商人屋敷が集中する金堂地区ですが、
それでは、いつものように「外村繁邸」から。
屋敷に入った土間から座敷の飾り
白木造りの源氏枠飾りには
明治13年の有職雛とあります。
床の間には雛絵の掛軸に
明治後期の内裏雛
前庭に飾られたお雛さんはご愛嬌でしたが、
これは初めて拝見 ^^;
2階にも江戸時代の有職雛など、
素晴らしいお雛さんが展示されています。
格式のある博物館や資料館などでは
とても撮影できない価値のある品(私的には)も、
さすがに商家の雛めぐり、自由です。
次の「外村宇兵衛邸」へ
入ったときからこれは・・・と、
思わず見入ったふたつの御殿飾り。
江戸末期の古今雛御殿飾り、
古今雛は江戸明和年間(1764~)の作品とか。
こちらも実に精巧な御殿飾りです。
これは五個荘では過去に見たかどうか?
ちょっと記憶がありません。
蔵の展示
こちらも年代ものの古雛です。
個人的にも好きな大内雛ふたつと、
おちょこ作りの紀州雛 ^^ともに素敵な郷土雛です。
金堂地区最後は「中江準五郎邸」
屋敷玄関
そして
こちらの飾りは場所が違いましたが、
もう何年前になりますか?
初めて見たときはとにかく驚いた記憶のある
平成の創作雛「清湖雛」。
近江の麻をまとった新しいお雛さんには、
また古雛とは違った斬新さがあります。
ここには小幡人形と全国の土人形が展示された
常設館がありますが、
その入口には昭和30年代の有職雛段飾りでした。
近江商人屋敷はあとひとつ「藤井彦四郎邸」、
その素晴らしいお雛さんと庭園はこのあとに。 19日
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