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2016年2月29日 (月)

阪本ひな人形展 西教寺

旬ものの”しだれ梅”を挟みましたが、
大津市坂本の「坂本ひな人形展」に戻って、
雛めぐりの最後は坂本の中心部から北に少し走った
天台真盛宗総本山の「西教寺」です。

総門から長い参道を行くと

Saikyoji01

突き当りにある「勅使門」
受付の本坊へは右への案内ですが

Saikyoji02

左から回り込んで本堂前に出ました。
総欅入母屋造の本堂は、
江戸時代の元文4年(1739)に上棟落成。

Saikyoji03

本堂右から「鐘楼」を見て本坊受付へ。

ここは明智光秀ゆかりのお寺、
その一門のお墓がありますが詳細は省略。
今回はお雛さんです ^^;

Saikyoji04

本堂と本坊に架けられた渡り廊下。
受付を済ませて、
お雛さんが展示されている表書院へと行きます。

Saikyoji05

書院前の庭園
穴太衆の手になる”穴太式庭園”で、
明治初期の作庭とあります。

お雛さんはこの右手にある書院座敷に。

Saikyoji06

Saikyoji07

Saikyoji08

座敷いっぱいに展示されているお雛さん、
親王雛は江戸期から明治初期の古雛がずらりと。

Saikyoji09

正面の段飾りは比較的新しいお雛さん。
ちょうど係りの方でしょうか、
お雛さんについて詳しい説明をされていました ^^;

Saikyoji10

床の間、床脇には御殿飾りが

Saikyoji11

中央には御殿の上に御殿ですが、
まさか、これはチョッとやりすぎでわ ><;
でも、面白い飾り方です ^^;

Saikyoji12

江戸末期の古今雛
たくさんのなかからそのひとつ。

Saikyoji13

こちらは綺麗な源氏枠飾りですが、
説明には”源氏棚”とあり、源氏物語の絵図を見るように、
御簾越しに人形が飾られています。とあります。

源氏枠についての説明を見るのは久しぶりでしたが、
その上からみたお雛さん ^^;

Saikyoji14

たまたま横に隙間があり撮ってみましたが、
源氏絵巻、いかがでしょうか?

Saikyoji15

内裏雛の後ろにそっと置かれた”流しびな”、
ここもたくさんのお雛さんが展示されていました。

Saikyoji16

庭園の梅の古木は咲き始め。

琵琶湖を望む比叡山の山ふところに、
いにしえの歴史とともにたたずむ「西教寺」。
数年ぶりに訪れたお雛さんでした。   21日
「坂本ひな人形展」は3月3日(木)までです。

2016年2月28日 (日)

鈴鹿 菅原神社のしだれ梅

鈴鹿市国分町にある「菅原神社」。
境内や参道横に約350本のしだれ梅が咲きます。
ここもすでに満開の開花情報でした。

初めて訪れれたときは畑か?と、
チョッとビックリの梅林でしたが ^^;

Sugawara01

梅林はふたつ、
ひとつは一の鳥居から続く参道の横、
その梅林に植えられているしだれ梅です。

Sugawara02

Sugawara03

情報どおりの満開!見ごろです。

Sugawara04

氏子や参拝者の方たちによって
寄贈されたという梅の木です ^^

Sugawara05

国分の天神さんとして親しまれる菅原神社。
参道から本殿へと行きます。

Sugawara06

本殿横にある梅は”思いのまゝ”ですが、
まだ6分咲ほどでしょうか。

Sugawara07

社務所前のしだれ梅、
そして境内にあるふたつめの梅林を下ります。

Sugawara08

紅白のしだれがありますが、
やはり紅梅が多いです ^^;

Sugawara09

Sugawara10

Sugawara11

初めて訪れたときから比べると、
訪れる人も多くなった気がしますが、

Sugawara12

この日もたくさんの人が訪れていました。

Sugawara13

「梅まつり」は28日(日)からとありました。

ひと足早く訪れましたが、
花はすでに満開の見ごろ ^^;
初日からの賑わいが予想されます。   26日

2016年2月26日 (金)

坂本ひな人形展 公人屋敷

旧竹林院から琵琶湖に向かって5分ほど歩くと、
石垣に白壁の趣のある「公人屋敷」があります。

江戸時代に延暦寺の僧侶でありながら
妻帯と名字帯刀を認められた「公人(くにん)」と呼ばれる
人たちが住んでいた屋敷のひとつで旧岡本邸。

Kunin01

屋敷には初めての訪問、
もちろん、お雛さんを見るのも初めてです。

Kunin02

玄関土間を入った左手に部屋が並び

Kunin03

土間には”かまど神”を祀ったおくどさん

Kunin04

展示されているお雛さんは多くないですが、
座敷ごとの飾りは工夫されています。

Kunin05

Kunin06

ここは琵琶湖側の阪本下になるためか、
見学されている方も少なく日曜日とはいえ静かです。

Kunin07

建物は江戸後期に建設されたと推定されるとも。

Kunin08

お雛さん自体は比較的新しいもので、
人形展のために揃えられたようです。

Kunin09

座敷も仕切が取り払われているため
部屋ごとの様子が分かりませんが・・・

Kunin10

床脇は地袋のない床張筋違い棚

Kunin11

床の間には雛掛軸と天神雛です ^^;

あらためてお雛さんを

Kunin12

特に珍しい飾りは無く

Kunin13

昭和期のお雛さんが中心でしょうか。

Kunin14

そんななかにあった古雛・・・
といってもこれも昭和期のものでしょうか。

久しぶりに三人官女から選んだお雛さんを。
もちろん、我が好みとは関係ありません ^^;

Kunin15

お顔からすると現代っ子ですね ^^
長柄の銚子を持つ官女さんですが、
道具はありませんでした。

座敷に飾られたお雛さんもさることながら、
この屋敷はあらためて見学したいところです。

2016年2月25日 (木)

坂本ひな人形展 旧竹林院

滋賀県大津市の坂本。
比叡山の東麓にあり延暦寺、日吉大社の門前町として栄え、
穴太(あのう)衆の石積みの町としても知られます。

今年も「西教寺」、里坊「旧竹林院」、「公人(くにん)屋敷」の
3ヶ所で「坂本ひな人形展」が開催中!~3月3日(日)まで。
何年振りか、久しぶりの訪問でしたが、
まずは「旧竹林院」からお雛さんと名勝庭園です。

Chikurin01

以前には盆梅展も開催されていたことがありますが、
今はお雛さんの展示だけとか ^^;

Chikurin02

玄関上がり間

平成26年9月に建物の耐震工事が完了して、
リニューアルした主屋に飾られているお雛さん。

Chikurin03

右の段飾りは
正倉院の国宝御裂(おんきれ)を模写して、
西陣で織られた古代裂で創られたという
古代裂雛人形「正倉院」。

Kirebina

その価値はどれだけのものか??ですが、
昭和期の段飾りとの比較も楽しいものです ^^

Chikurin04

こちらは床の間、
床脇に飾られたお雛さんも素敵なものです。

今回耐震工事か終わって2階にも上がれました。

Chikurin05

初めて見る2階の座敷

Chikurin06

こちらは右に床の間、
飾られているお雛さんは小さいですが、

Chikurin07

江戸末期でしょうか?
これも素敵な古雛でした ^^

お雛さんをたのしんだあとは庭園です。

Chikurin08

何度か載せている国指定名勝庭園
あらためて ^^;

Chikurin09

八王子山(神体山)を借景に大宮川を引き込んで曲水とし、
滝組と築山を配した回遊式庭園。
中央奥の八王子山には日吉大社の奥宮が見えます。

Chikurin10

滝口と主屋

Chikurin11

茶室・小間(天の川席)

Chikurin12

茶室・広間(蓬莱)

Chikurin13

回遊してきた主屋前

Chikurin14_2

四季折々にその風情をかもしだす庭園は、
いにしえから伝わる趣を味わうことができます。

Chikurin15

今は飾られなくなった盆梅でしょうか?
数鉢が案内所前にありました。

「坂本ひな人形展」。
スタートはやはりここ、
「旧竹林院」のお雛さんと庭園でした。   21日

2016年2月24日 (水)

安八百梅園

”お雛さんめぐり”もちょっと一休みで梅だよりです ^^;
行きたいところはまだ5~6分咲きと見ごろまではあと少し。
この日は遠出ができずに
近場の岐阜県安八町にある「安八百梅園」でした。

開花情報はまだ6~7分咲きで
見ごろは週末とありましたが・・・。

Anpachi01

町の梅バンクに寄贈された梅の木が植えられている
駐車場からの散策路。

Anpachi02

安八浄化センター内

Anpachi03

いつの間にか(何年も経ちますが ><;)
木も大きくなってこちらは綺麗に咲いています。

Anpachi04

梅園のある「ふれあいセンター」入口の”しだれ梅”
ここでもう帰ってもいいぐらいでしたが・・・^^;

Anpachi05

梅園です ^^

Anpachi06

見ごろまではもう少し、
なんていえば怒られそうですが ><;

Anpachi07

ちょっとだけ、
綺麗な”呉羽枝垂れ”を下から ^^;

Anpachi08

Anpachi09

Anpachi10

早咲きはすでに傷み始めた花もありますが、
中咲きがほゞ見ごろ、遅咲きはまだ蕾です。

Anpachi11

この日は伊吹山もよく見えましたが、
今年は冠雪が少ないです。

Anpachi12

Anpachi13

154種類、1,200本以上の梅の木があり、
種類の多さでは全国でも屈指の安八百梅園。

Anpachi14

白梅、紅梅、しだれと、
色とりどりの梅花が楽しめます。

Anpachi15

Anpachi16

個人的にも見ごろは週末かと思いましたが、
帰宅したらこの日の開花情報は
すでに”見ごろ”に変わっていました ><;

「ふれあいセンター」では盆梅展も開催されています。
「梅まつり」は3月13日(日)まで。    23日

2016年2月23日 (火)

続・商家に伝わるお雛さん

近江商人屋敷「藤井彦四郎邸」は金堂地区から、
南東に走ること数分の宮荘町にあります。

商人屋敷が集まるところから少し離れていますが、
その屋敷は敷地面積8,1555平方メートルという広さで、
生家でもあるその旧宅がそのまま資料館となっています。

Fyashiki01

車寄せのある玄関への正門。
建物面積710平方メートルにもおよぶその屋敷を
最初に見たときは驚いた記憶がありますが・・・、
今回はお雛さんとその庭園です ^^;

Fyashiki02

玄関上り間にはつるし飾りと小さなお雛さん。

見学順路はまず客間へ

Fyashiki03

畳一畳の幅がある廊下に沿って3つの客間、
いちばん奥が主客の間ですが
お雛さんは手前のふたつの客間に飾られています ^^;

Fyashiki04

まず手前の客間、
三方に掛かる額は
要人(鈴木貫太郎ほか総理経験者)の直筆による書。

Fyashiki05

飾られているお雛さんは江戸期の御殿雛と、
明治期の衣装雛とありますが、
ともに当家所有のものではありません。

Fyashiki06

客室(中の間)のお雛さん。

Fyashiki07

中央のお雛さんは
京都の老舗人形店「丸屋」大木平蔵作とあります。
「丸平」の人形、こちらは当家のものでしょうね ^^;

まぁ、ビックリのお雛さんですが、
ここは庭園も見どころ。

Fyashiki08

その庭園は散策できます。

Fyashiki09

藤井彦四郎が自身の構想で作庭されたという庭は、
名木や

Fyashiki10

珍石を配し、

Fyashiki11

琶湖を模したという池を中央に設け、
南に燈籠(灯台を模す・大津?)、

Fyashiki12

北に道標”右 北国街道 左わかさ・・・みち”を 配していると。
(実物?かどうかは分かりません ><;)

Fyashiki13

北からの眺め

Fyashiki14

大自然を模し、
野趣に富んだ雄大な作りの池泉回遊式庭園。

Fyashiki15

主客の間
沓脱石の大きさもまた凄いものです。

「小町糸」や「スキー毛糸」の製造販売で知られる
豪商、「藤井彦四郎邸」のお雛さんと庭園でした。

2016年2月22日 (月)

商家に伝わるお雛さん

近江八幡のお雛さんを楽しんだあとは、
北へ12kmほど走り東近江市の五個荘です。

こちらは近江商人屋敷に展示されたお雛さんがメインの
五個荘「商家に伝わるひな人形めぐり」。
それぞれの屋敷も見どころですが今回はお雛さん ^^

Gokasho01

町並みを飾る”お雛様”が迎えてくれる金堂地区、
今年はその「金堂町並み保存交流館」からです。

Gokasho02

ここは無料施設ですがイベント会場になっています。
お雛さんは木目込み7段飾りに、
アートフラワーの創作雛人形でした。

Gokasho03

五個荘でも商人屋敷が集中する金堂地区ですが、
それでは、いつものように「外村繁邸」から。

Gokasho04

屋敷に入った土間から座敷の飾り

Gokasho05

白木造りの源氏枠飾りには
明治13年の有職雛とあります。

Gokasho06

床の間には雛絵の掛軸に
明治後期の内裏雛

Gokasho07

前庭に飾られたお雛さんはご愛嬌でしたが、
これは初めて拝見 ^^;

Gokasho08

2階にも江戸時代の有職雛など、
素晴らしいお雛さんが展示されています。

Gokasho09

格式のある博物館や資料館などでは
とても撮影できない価値のある品(私的には)も、
さすがに商家の雛めぐり、自由です。

次の「外村宇兵衛邸」へ

Gokasho10

入ったときからこれは・・・と、
思わず見入ったふたつの御殿飾り。

Gokasho11

江戸末期の古今雛御殿飾り、
古今雛は江戸明和年間(1764~)の作品とか。

Gokasho12

こちらも実に精巧な御殿飾りです。
これは五個荘では過去に見たかどうか?
ちょっと記憶がありません。

Gokasho13_2

蔵の展示
こちらも年代ものの古雛です。

Gokasho14

個人的にも好きな大内雛ふたつと、
おちょこ作りの紀州雛 ^^ともに素敵な郷土雛です。

金堂地区最後は「中江準五郎邸」

Gokasho15

屋敷玄関

そして

Gokasho16

こちらの飾りは場所が違いましたが、
もう何年前になりますか?
初めて見たときはとにかく驚いた記憶のある
平成の創作雛「清湖雛」。

Gokasho17

近江の麻をまとった新しいお雛さんには、
また古雛とは違った斬新さがあります。

Gokasho18

ここには小幡人形と全国の土人形が展示された
常設館がありますが、
その入口には昭和30年代の有職雛段飾りでした。

近江商人屋敷はあとひとつ「藤井彦四郎邸」、
その素晴らしいお雛さんと庭園はこのあとに。  19日

2016年2月21日 (日)

続・近江八幡雛めぐり

近江八幡商家の町なみで開催されている
「近江八幡節句人形めぐり~町なみに装うひいなのほほえみ~。
メイン会場のお雛さんを楽しんだあとは
近江商人の町なみに飾られたお雛さんめぐりです。

全30店舗に展示されているお雛さんですが、
場所が点在しているためすべてを見るのはちょっと大変です ^^;

Omihina01

資料館からすぐ近くにある商家

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ここは必ず立ち寄るお店ですが、
江戸期から大正期の古雛は必見!

Omihina03

地区150年という建物にぴったりのお雛さんです。

Omihina04

八幡堀に出ました。
ここから石畳の小径を行きます。

途中で見かけたお雛さんのあるお店に、
つい案内を乞いました。

Omihina05

年代不詳とのことでしたが実に素敵な内裏雛で、
女雛の天冠も綺麗です。

町なみに展示されているお雛さんを
展示番号順に見て行くのはとてもできませんが、
なるべく集中する道筋を選んでいきます ^^;

Omihina06

「白雲館」にあった古雛、
写り込みがが激しいですがあえて・・・

Omihina07

ヴオーリズ建築の「旧八幡郵便局」では

Omihina08

小さなお雛さんたちが迎えてくれます。

仲屋町(すわいちょう)通り(南北筋)から
南の筋(旧朝鮮人街道)へ入り、
いったん東へ行くとある「奥村邸」。

Omihina09

玄関が閉まっているため
引き戸を開けて案内を乞います^^;

Omihina10

段飾りが3つありましたがそのうちのふたつ。
古い建物にちょっと新しい段飾りでが、
なんともいえない雰囲気があります。

この道筋には旧家が建ち並びます。

Omihina11

こちらは「野間清六邸」(しみんふくし滋賀)。

”無料、ご自由にお入りください”の案内に
遠慮なく入らせていただきました ^^;

Omihina12

以前とは展示場所が違っていましたが?

Omihina13

”これって、黙って入ってほんとにいいの?”

Omihina14

そんな気持ちで拝見したお雛さんでした ^^;

Omihina15

「旧朝鮮人街道」
野洲の中山道から分岐し八幡、安土、彦根と北上、
彦根鳥居本で再び中山道に合流する約42kmの道。
整備された経緯は諸説あり。

ひなめぐり最後のお店は
天明4年(1784)に創業という表具屋さん ^^

Omihina16

懐かしい”ままごと道具”や小間物などが並ぶ店先で、
おばあちゃんとの会話が弾みます。

Omihina17

おばあちゃんのおすすめのひとつは
いつも3人官女のひとり、白髪の官女さんです ^^
ここまではぜひ回ってほしいところ。

町なか雛めぐり

Omihina18

今年も最後はガラス越しのこのお雛さんでした。

「近江八幡町並みに装うひいなのほほえみ」、
全30店の飾りを見るのはとても無理でしたが、
そんななかからほんの一部のお雛さんでした。

2016年2月20日 (土)

近江八幡雛めぐり

久しぶりに雛めぐりに出かけました ^^;
行きたいところは多いんですが、
やはり町なか雛めぐりもできて古雛も見られるところ・・・。

選んだのは滋賀県近江八幡市で開催中の、
近江八幡節句人形めぐり
「町なみに装うひいなのほほえみ」です。

Omi801

お馴染みの風景ですが、
ひな飾りのメイン会場が集まっている新町通り、
まずはこの左手にある「郷土資料館」から。

Omi802

展示室には江戸後期の古雛が並びます。

昨年は失礼しているため分かりませんが、
一昨年は御殿飾りが中心でした。

Omi803

Omi804

このお雛さんは以前に
旧伴家か、西川家で見た記憶があります。

Omi805

江戸後期の享保雛もありました。

今年はお雛さんもさることながら、
各会場の飾りを中心に見ていきます。

Omi806

資料館のあとはその前にある旧伴家住宅。
入口にある左義長が目を引きますが、
今年の左義長まつりは3月12日(土)・13日(日)。

さて、お雛さんは2階に

Omi807

ちょっと見苦しい撮り方ですが・・・わざとです><;

こちらには古雛と

Omi808

昭和期の御殿飾り、段飾りが中心です。

Omi809

お雛さんが不在ですが ^^;
大正~昭和期の御殿がいいですね。

Omi810

Omi811

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別の間には
昭和期の段飾りが並び、内裏雛と御殿飾りが。

Omi813

最後の会場は旧西川家住宅。
ここでは江戸期から昭和初期までの
古雛が見れるのが楽しみ ^^;

Omi814

受付を入った土間から。

そして座敷の古雛からは

Omi815

江戸後期の享保雛
比較的小さいお雛さんですが逸品です。

Omi816

大正期の古今雛

Omi817

昭和期の内裏雛
いずれも時代を代表するお雛さんです。

Omi818

土間の片隅にあった白木造りの御殿飾り。
なんの説明もありませんでしたが、
以前に旧伴家住宅で見た”一文雛御殿飾り”でした。

メイン会場の雛飾りを見てきましたが、
このあとは
これも久し振りの町なか雛めぐりです。   19日

2016年2月18日 (木)

南部丘陵公園・梅林

四日市市にある市最大の総合公園「南部丘陵公園」。
その北ゾーンには
”ふれあいの森”の西斜面にある梅林と、
北東部に古くからある梅林を復活させようという
「日永梅林」があります。

ここは開花情報が分からず ^^;
今年は早いと思いながら行き当たりばったりでした。

Hinaga01

南入口から入りましたが、
まずは、芝生広場の西斜面にある梅林です。

Hinaga02

こちらはよく知られている梅林ですが、
全体では7分咲きほどでしょうか?

Hinaga03

なぜか、
この日も到着すると曇り空に ><;

Hinaga04

ときおり差し込む日差しにホッとしながらも、
とにかく寒い日でした。

Hinaga05

こちらは梅の木も約600本と多いんですが、
咲き様がまばらで
咲いているところを寄せ集めています。

Hinaga06

斜面に咲く梅を上から眺め、
この日は北東部にある「日永梅林」へと行きます。

Hinaga07

東口への道沿いに咲く白梅、
この辺りからちょうど日が差してきました ^^;

Hinaga08

西側の芝生広場沿い。
こちら側には日永梅林を復活させようと、
まだ若木の梅が植えられています。

Hinaga09

北入口への道

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下ってから振り返っていますが、
この周辺は旧い「日永梅林」があったところとか。

北入口の近くにはたくさんの梅の古木があります。

Hinaga11

まだ3分咲ほどですが、
見ごろはもう少し先のようです。

道を変えて”ふれあいの森”の梅林へと戻ります。

Hinaga12

Hinaga13

北入口の周辺に咲く
綺麗に咲いた梅を見ながら

Hinaga14

戻ってきた梅林
今度は下の道から眺める梅です。

Hinaga15

Hinaga16

抜けるような青空を期待しましたが・・・
最後は時雨れ模様となりました。

雨空に白梅は冴えません ><;

Hinaga17

ちょうど咲いていた”鹿児島紅”でしょうか?
ひと色違う濃い紅が目立ちます。

Hinaga18

こんな日はやはりアップがよろしいようで ^^;

四日市市にある「南部丘陵公園」
”ふれあいの森”の梅林は見ごろ。
「日永梅林まつり」は3月6日(日)です。    17日

2016年2月17日 (水)

佐布里池梅林 続編

見ごろを迎えた「佐布里池梅林」。
続きは池の南西にある「水の生活館」へ行く途中と、
その周辺にある梅林です。

こちらは少し開花が遅れるところですが・・・

Ume201

ちょうどその入口になるところ

Ume202

この辺りは綺麗に咲いています。
ここから池のほとりを歩いて行きます。

Ume203

途中は寒紅梅が多く

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ピンク色の梅林を抜けて行きます。

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さすがに寒紅梅は早咲きだけに、
こちらでもすでに花はピークです。

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「水の生活館」に近づくにつれて、
梅林は白梅と

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”そうりうめ”が多くなります。

花もほゞ見ごろですが、
まだ蕾も多い品種の違った木や、

Ume209

遅咲きの豊後系もあり、
全体ではこれからでしょうか。

Ume210

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ただ、この時期に
これだけの開花を見るのは久しぶりか?

戻る道は例年のように下る車道。

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ここからは”そうりうめ”の梅林が続きます。

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県道近くには白梅(青軸か?)も咲いて、
こちらも見ごろです ^^;

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県道を渡って温室のある施設内へ。
その途中にある「梅の庭」に戻ってきました。

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ここは佐布里池梅林で見られる梅の木の
25種が集められた「見本園」となっていますが、
こちらもほゞ見ごろ。

Ume216

そうりうめ ^^

ちょうど見ごろの「佐布里池梅林」。
どうやら「梅まつり」初日はピークで迎えそうです。
ただ、週末の天気が・・・どうなりますか? ><; 

2016年2月16日 (火)

佐布里池梅林

愛知県知多市にある「佐布里池梅林」。
恒例の「梅まつりは」この20日(土)からですが、
16日現在、開花情報は”見ごろ”でした。

家を出るときは快晴でしたが、
現地は残念ながら曇り空 ><;

Ume01

梅は満開!ですが、
晴れそうで晴れないなかでの梅見物です。

Ume02

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入口の菜の花に
標準木の”佐布里梅”も見ごろ!

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「梅の館」では
今、”つるし雛展が開催中!(21日(日)まで)。

さて、見ごろで満開という梅

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まずは「梅の館」側の梅林をめぐります。

Ume06

淡いピンクの”そうりうめ”も開花が早く、
すでに傷み始めた花もあります。

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青軸も満開、白加賀も咲き始め、
この週末がどうもピークのようです。

丘の上にある「愛知用水神社」から
下にある梅林へと下ります。

Ume08

ほゞ満開の梅林

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まさかの曇り空で

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きれいに撮れないもどかしさ ><;
と、思ったら・・・

一瞬晴れてくれました ^^

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つかの間の晴れ間でしたが

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やはり日差しがあると梅が映えます ^^;

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寒紅梅
こちらも今がピークです。

Ume15_2


25種類、約4,900本の梅がある「佐布里池梅林」。
このあとは「水の生活館」へ歩き、
途中にある梅林を見て戻ります。    16日

2016年2月15日 (月)

堀田家住宅 津島市

愛知県津島市南門前町にある「堀田家住宅」。
江戸時代中期(1711~1716)に建てられたといわれ、
修理・増築を重ねたあと
昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されています。

この時期には堀田家ゆかりの御殿雛が展示されている
とのことで出かけてみました。

Tsushima01

受付の横にある前庭を見て、
建物を主屋の玄関へと回り込みます。

Tsushima02

長い板塀の続く主屋の東側

Tsushima03

主屋の居室部は、切妻造の平入り、
瓦葺二階建てという江戸時代の町屋様式。
両妻に卯建をあげ、片方には忍び返しがついています。

Tsushima04

玄関になる大戸口
入ると左手には「こみせ(待合の間)」があり、

Tsushima05

右手には営業空間の「みせ」、
その奥には一段高くなった
「みせざしき(客間座敷)」になっています。

Tsushima06

内玄関の広い土間には、
かまどの上に荒神が祀られた「荒神かまど」があり、


Tsushima07

さらに奥には「おくどさん」のある台所

Tsushima08

土間の西側、奥に向かっては生活の場となる
居間・寝室・仏間が配置されていますが、

Tsushima09

その寝室に居間、隣には仏間

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箱階段を上がると二階には二間の座敷

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さらに座敷を行くと
”茶ざしき”から”なかのま”と続き奥に書院です。

廊下に出ると”坪の内露地”に「茶室」が建ちます。

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その茶室内部

そして、
この日の目的でしたお雛さんは

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この書院にありました ^^

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約100年前の白木造り御殿飾りで、
大正初期のお雛さんです。

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あまり撮ったことがありませんが横からです ^^;

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書院の奥庭からは当時の西蔵がみえますが、
その横に小蔵、東蔵が建っています。

この住宅、本来は東向きでしたが、
道路の拡幅で方位を45度北に振って曳屋されたため、
現在はほゞ北が正面になっています。

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こちらは出口の近くに飾られていたお雛さん。
昭和初期の御殿七段飾りの内裏雛だそうですが、
このお雛さんの御殿を見たかったですね ^^;

津島市の「堀田家住宅」
開館日は土・日曜・祝日のみです。   13日

2016年2月14日 (日)

金華山 めい想の小径

このところ出かけるにもできるだけ歩けるところをと、
この日は天気も良く久しぶりのミニ登山に。

岐阜市の金華山にある岐阜城でしたが、
いくつかある登山道から
選んだのはいちばん好きな「めい想の小径」。

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もう何度も載せている登山道ですが、
岐阜公園から山頂までは2.3km。
初心者向けとはいえ岩場もあって楽しい道です。

ちょうど中間地点までは山腹を巻く、
名前のとおり”めい想”ができるほどの道が続きます。

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ただ、途中からは岩場の多い道に変わり、
ちょっとちゅういが必要なところも。

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第一ビューポイント
その見返りに視界が開くと眼下に広がる市街地や、
遠くには能郷白山などの山々が望めます。

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岩場が続く道
この日は多くの外国人(隣国か?)グループも。

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少し高くなった第二ビューポイント
ここは岩場からの眺望です。

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そして第三ビューポイント

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ここからは能郷白山、はるかには乗鞍、日本アルプスも
少しだけ見ることができます。

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岩場の道を歩き終えると
山頂お城までは残り100m。

最後の石段を上りきると

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3層4階の岐阜城天主がそびえる
金華山山頂です。

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この日は祝日のためか、
多くの人たちが登っていました。

帰りは久しぶりに大手道として使われていた
「七曲り登山道」を下城します。

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天主下からは眼下には長良川が流れ、
西には伊吹山がみえます。

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二の丸跡から見える天主

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天下第一の門跡

下る七曲り道はファミリー向けですが、
中間地点までは舗装の階段道で
これがまた歩幅が合わずしんどい道です ><;

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戻った公園からの岐阜城

標高329mの金華山頂にそびえる天主には、
なぜか登城したい魅力があります。   11日

2016年2月13日 (土)

ウインターチューリップ祭

岐阜県海津市の木曽三川公園センターで、
冬から早春にかけてのイベント、
春・こい・フエア「ウインターチューリップ祭」が開催中!

冬に咲かせる6品種6色の
アイスチューリップ約2万球が見ごろを迎えています。
今年の花壇テーマは「白雪姫」。

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このイベントは南ゾーンが会場で
本来なら正面入口からですが、

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いつものように北入口から入って
南ゾーンに出ました。

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この日は曇り空でやや寒い日でしたが、
この花は寒さがベスト、
花が開くとやはり散るのが早いそうです。

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さて、白雪姫の物語は逆から見ていくため、
その順番が逆になり
最後の”白雪姫の目覚め”シーンからです ^^;

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”王妃様と魔法の鏡”
(以前に降った雨のためか?鏡が歪んでいます ><;)

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”毒りんごを食べる白雪姫”のシーン

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”森の仲間たち”の花壇には

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フクロウ(写っていません ^^;)と
七人の小人たち

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そして白馬もいます ^^

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少し開き始めたアイスチューリップ

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南ゾーンを入ってくると
ここが物語の始まりとなる”白雪姫の誕生”です。

北へと折り返します ^^

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継母の手から逃れて
森で生活する白雪姫と七人の小人たち

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この辺りは物語の序章になりますか?
まぁ、順不同になっていますが、
アイスチューリップで演出されている白雪姫の物語。

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花を見に来たつもりが・・・
つい、話のシーンを撮ってしまいました ><;

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雨は降りませんでしたが、
それらしく・・・ ^^;

アイスチューリップは
花が開ききらないつぼみの状態が見頃とか。
ウインターチューリップ祭・白雪姫の物語
花は見ごろを迎えています。     12日

2016年2月12日 (金)

ぞうさん

 親子のぞうさん

子ぞうをみるとくちずさむ
そう、おかあさん大好き子ぞうのうた・・・
くちずさみながら撮った”ぞうさん”です。

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♪ ぞうさん ぞうさん

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おはながながいのね

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そうよ
かさんもながいのよ

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♪ ぞうさん ぞうさん

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だあれがすきなの

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あのね
かあさんがすきなのよ

 童謡・唱歌 ぞうさん  作詞 まどみちお  作曲 團 伊玖磨

 名古屋東山動物園  アジアゾウ舎にて撮影

2016年2月10日 (水)

豊橋向山梅林園

少し日が経ってしまいましたが、
この日は快晴の空!
雲ひとつない青空が広がる日曜日でした。

風は強かったものの日差しは暖かく、
これ以上はない日和につい出かけた
豊橋市にある「向山緑地内梅林園」です。

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東入口
28種類、約400本の梅が植えられている、
東三河地区最大級の梅林園。
入口周辺はまだこれからの感じでしたが・・・

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園内中央散策路周辺は早咲きの木が多く、
それなりに見ごろを迎えていました。

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咲いているのは寒紅梅、鹿児島紅、
青軸、小梅、紅乙女など。

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日差しを受ける梅花
すでに”梅まつり”は始まっていますが、
メインイベントは21日(日)に予定されています。

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例年よりはかなり早い咲き様で

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紅梅、白梅と種類も多く綺麗に咲いています。

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さすがにまだ人出は少ないですが

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それでも花を楽しみ散策される人たち。

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園内の半分以上の木がすでに開花している?
そんな感じがしました。

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豊橋「向山緑地梅林園」。

例年早い開花で知られるところですが、
今年はさらに早い見ごろを迎えそうです。   7日

2016年2月 9日 (火)

足助 中馬のおひなさん

豊田市足助町で始まった恒例の早春イベント
「中馬のおひなさん」。
三州足助屋敷のお雛さんを楽しんだあとは、
旧い街並みに飾られたお雛さんめぐりです。

始まったばかりの初日でしたが、
まずはメイン会場のひとつ「足助交流館」から。

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ひな壇には今年も阿波徳島勝浦町からの里子雛に、
近隣地区の方たちによる寄贈の御殿飾りが並びます。

町なか雛飾りもすっかり覚えてしまいましたが ^^;
そんな各町の飾りから
今年も古雛を中心に選んでみました。

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少し戻って西町の旅籠屋さんから、
足助といえばやはり土雛でしょうか。

新町へと入ります。

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この町筋のシンボルともいえる飾り?
素敵な古雛が健在です。

ここから長い旧街道沿いの飾りが続きます。

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年を変えて
何度も紹介しているお雛さんですが

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こちらは久しぶりに載せる吊るし飾り

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”中馬のおひなさん”には
やはり似合いの”餅ばな”ですね ^^;

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毎年見ていても飽きない、
そんな素晴らしいお雛さんたちです。

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本町から田町へと入りますが、
人も増えてきました。

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飾りも町筋とともにそれぞれに・・・

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すっかりお馴染みになりました ^^;

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この”大内雛”も久しぶりに載せます。
小さな小さなお雛さんですが好きなひとつ。

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ここからは新田町筋

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大正9年、昭和25年とありますが、
御殿飾りの初期から中期にあたる時代ものですね。

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こちらも旧い御殿と内裏雛

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古雛もさることながら飾り付けがいいですね ^^

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そして街道筋で最後の飾りは、
お馴染みの江戸期の享保雛です。

今年は国道沿いのお店の飾りをひとつ

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なんとも雰囲気のあるお店の飾りでした。

毎年訪れていると新鮮味もなくなりますが、
やはり雛めぐりの足助は外せない!
そんな「中馬のおひなさん」でした。    6日

2016年2月 8日 (月)

三州足助屋敷のお雛さん

愛知県豊田市足助町に春を呼ぶイベント、
今年もまた”足助中馬のおひなさん”が始まりました。

町なか雛めぐりには少し早く、
まだ準備中のところもある時間に到着 ^^;
少し時間稼ぎにと向かったのは
「三州足助屋敷」です。

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楓門
一番乗りではありませんでしたが、
先客はただひとり ^^;

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2年ぶりの足助屋敷で見るお雛さん、
この右手には段飾りがふたつ。
飾りは今年も変わっていません。

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茅葺の建物で受付を済ませて入館、
主屋へと行きます。

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その道筋に飾り付けられたお雛さんに、
思わず・・・これは?

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柚餅子が干されている軒下の縁側にも
たくさんのお雛さん。
これはそれぞれの持ち場?へと飾られる前でしたが
どこかで見たような飾りです ^^;(作業雛とか ^^;)

母屋にお邪魔します ^^

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ここでは実際の職人さんによる”わら細工”に
”機織り”が手作業で行われています。

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何といってもこの囲炉裏がいいです ^^
おもてなしの寒茶を一服いただいて職人さんとひとしきり雑談。

さて、お雛さんですが

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ここも飾りは以前見たときと同じ、
何も変わっていません。

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母屋から続く土蔵へ

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入口のひな飾り

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土蔵に飾られているものも以前と同じですが、
雰囲気がまたいいですね ^^;

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職人さんによる手作りは”桶屋”と”傘屋”さん、
写真は傘屋さんの和傘スタンドにらんぷシェード。

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そしてここには土雛と、
手前には母屋の縁側にあったお雛さんが飾られました。

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昔の風景が懐かしい足助屋敷

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その屋敷(館)のなかで
自分に必要なものは自分で作る・・・

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そんな
健やかな生活が蘇っています。

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ただ、
この雛飾りがいつから始まったのか

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昨年は見ていないだけに分かりませんが

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ちょっと新しい風を感じさせる・・・
そんな足助屋敷のひな飾り。

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しだれ梅もほころび始めていました。

足助に春も呼ぶ「中馬のおひなさん」。
まずは三州足助屋敷のひな飾りから、
このあとは町なか雛めぐりです。    6日

2016年2月 7日 (日)

荒木又右衛門と伊賀上野

伊賀市上野から大山田へと走る国道163号線。
その途中にある荒木の交差点に、
「荒木又右衛門誕生の地」の大きな石碑があります。

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ちょうど交差点の奥まったところにありますが、

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その前にあるのが太神宮常夜灯。

ここは旧伊賀街道が二手に分かれるところで、
ひとつはそのまま国道を東に行きますが、
もうひとつは少し南に下ってすぐに東へ進み
荒木集落を通っています。
もちろん集落は荒木又右衛門誕生の地、
旧伊賀服部郷荒木村(現伊賀市荒木)です。

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その街道筋にある郷社「須知荒木神社」。
荒木又右衛門とは関係ありませんが、
ちょっと立ち寄り。

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伊賀街道は芭蕉が何度も通った道、
そのためかここにも芭蕉句碑があります。
旧上野市には我が知る限り47の芭蕉句碑がありますが、
これもそのひとつです。

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本殿へは長い石段を上ります。

それはさておき、
鳥居の横にある石灯籠。

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安政2年(1855)に造られたもので
ちょっとビックリの大きなものですが、
これは圧巻です。

荒木又右衛門と伊賀といえば、
やはり「伊賀越え仇討ち」でしょうか。
国道に戻って上野の市街地へと真っ直ぐ走り、
その中心部を抜けると「鍵屋の辻」。

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道の角に建つ道標

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正面の道が大和街道、
歩けば本町通りから農人町で伊賀街道に入り
伊勢へと向かいます。

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そしてすぐ前が、
有名な日本三大仇討ちといわれる
「鍵屋の辻の決闘」があった場所です。

あまりにも有名な仇討ちだけにその詳細は省きますが・・・

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その一画にある数馬茶屋(この日は休みでした ^^;)

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そして「伊賀越資料館」(屋根の庇を工事中でした)
ここに仇討ちに関する資料や遺品などが展示されています。

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館内と

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資料館の裏にある「河合又五郎首洗い池」です。
傍には供養地蔵が建てられています。

伊賀の盆梅展からちょっと寄り道をして
荒木又右衛門ゆかりの地と「鍵屋の辻」へ、
伊賀市上野をぶらり散策でした。   3日

2016年2月 5日 (金)

寿長生の郷のお雛さん

大津市「石山寺」の梅園を先出ししましたが、
この日の目的は同じ大津市の大石龍門にある
「寿長生の郷(すないのさと)」のお雛さんでした。

駐車場から古民家の案内所でお茶の接待を受け、
砂利道のアプローチを行きます。

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迎えてくれる長屋門
全国的に知られる和菓子屋さんの施設ですが、
思い出したように出かけているところです。

お雛さんが飾られているのは主屋の「三徳苑ホール」。

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和菓子売場の入口からホールへと続く通路、
ここにも見事な古雛が展示されています。

まぁ、全部を載せたいほどですが、
こちらを選びました ^^

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1800年代前半に地方で作られた内裏雛とあり、
時代物としてはあまり類をみないとも。

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ホール(雛の館)の展示です。
享保雛・有職雛など
百二十体が展示されている殿ことですが

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これがねぇ、牙首雛か?とも思ったんですが、
解説がないんです ><;
後ろの人形は御所人形の「這い児」ですね。

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雛道具類

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白木造り源氏枠飾り、
古今雛にちょっとキャラの違った三人官女でした。

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お雛さんもいいですが、
脇役の人形たちもまた見どころ。

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屋根付き御殿の中には京都生まれ?の享保雛、
特徴のある仕草に顔立ちの五人囃子も素晴らしいものです。

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テーブルに置かれているのは、
流し雛に使う桟俵に入った立ち雛。
何気なく置かれていますがそうは見れない代物 ^^;

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こちらは小さめの古今雛ですが、
男雛をちょっと下から撮ってみました。

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1800年初期、
このころから目にはガラス玉が使われだしたという。
少し現代的な顔に見えますね ^^

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江戸後期の享保雛と御殿飾り。
今回は白木の源氏枠と享保雛が多く、
見事なお雛さんを楽しみました。

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こちらは売場に飾られていたお雛さんです^^

ここには梅林に桜苑、
春先からは雑木林のなかに山野草が楽しめる
「野の花観音径」があります。

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石に刻まれた観音像を見ながら回る観音径。
残念ながらこの日はまだ時期が早すぎて
早春の山野草には会えませんでしたが・・・

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最後にみつけた”セリバオウレン”でした ^^

早春の山野草にはまだ早すぎましたが、
もう少しすれば春の花木で賑やかになります。
今は紅梅が少し咲き始めていました。   4日

2016年2月 4日 (木)

石山寺の梅園

立春だというのに寒さがぶり返してなんとも寒い日でしたが、
ちょっと滋賀県大津市までドライブに出かけました。

目的はお雛さんでしたが、
梅の開花情報を見て
ついでに立ち寄った「石山寺」の梅園を先出しです ^^;

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”おおつ光ルくん”の出迎えを受けて ^^
本堂への石段を上ります。

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境内の観音堂前から

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奇岩・硅灰石周辺には盆梅が置かれて、
これは11日(木・祝)から始まる「梅つくし」イベント用か?

ところで境内にある3つの梅園、
開花情報は第一梅園が3分咲き、
第二、第三梅園が5分咲きでしたが・・・
では順番に ^^

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まずは
庭木風に手入れされたという第一梅園の「薫(におい)の苑」。

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情報とはチョッと違いまだ咲き始め・・・
咲いていたのはこれだけです ><;

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高低差が活かされたという
第二梅園の「東風(こち)の苑」に上がってきました。

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5分咲きといわれれば・・・
まぁ、咲いている方でしょうか?

そして

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梅の自然な姿が楽しめるという「第三梅園」です。

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こちらも見ごろはこの1本だけで、
あとは5分咲きにはまだまだの咲き様でした ><;

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第三梅園から眺める「金堂」。
その左下、「紫式部像」のある「源氏苑」へ行きます。

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源氏苑周辺に咲くカンザクラと
第三梅園に咲いていた1本の紅梅。

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紫式部像

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源氏苑に咲くカンザクラ

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正直、梅よりこちらが綺麗でした ^^;

少し情報に頼りすぎた感がありましたが、
大津「石山寺」の梅園はまだこれから。
見ごろを迎えるのは
イベント「梅つくし」が始まる11日ごろからでしょうか。

2016年2月 1日 (月)

続・瀬戸のお雛めぐり

「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」
メイン会場「瀬戸蔵」のピラミッド雛壇飾りを楽しんだあとは、
毎年同じルートでの町なか雛めぐりでした。

といっても、特に変わったところもなく、
ここ数年は雛めぐりを兼ねたミニハイキングが目的 ^^;

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可愛いお雛さんがアーケードを飾るすえひろ商店街

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つるし飾りがアーケードを彩ります。

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ここの目玉は末広亭と

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旅館松千代館の飾りですが、
この日はボランティアの方による雛めぐりの案内中。

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町なかひな飾りは
これはもうどうしようもない店内でガラス越し ><;

商店街から散策は「窯垣の小径」に入ります。

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「窯垣の小径ギャラリー」では
”円の会 雛展」が開かれていますが

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作品は撮影禁止で玄関先から ^^;
他にひな飾りはありません。

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町なかに戻って「銀座通り商店街」です。

こちらにの各店舗には
江戸期、明治期の古雛も展示されていますが、

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例年のことながら
正面からは映り込みが激しく

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撮るのに苦慮しますが、
その古雛も、
もう何回も拝見していて再会を楽しむだけ ><;

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店内で拝見できるひとつ

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それ以外は古雛もほとんどがガラス越しで、
これはもう自分が楽しむお雛さんです。

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古民家「久米邸」の御殿飾り。

そして今年はあの懐かしい古雛に再開です ^^

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地元FM局のスタジオがる民家に
「旧川本家」の古雛が飾られていました。

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ちょうどお雛さんの説明をされている最中で
ちょっとまともには撮れませんでしたが、
数年前に「無風庵」で拝見した記憶のある
江戸期の「享保雛」です。
なぜか案内パンフには載っていませんでした。

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その「無風庵」

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古雛が飾られなくなってから久しいですが、
今年は愛好者の方による手作りのつるし飾りです。

今年は何年ぶりか?で再開した享保雛に、
うれしい瀬戸のお雛めぐりでした。 
3月6日(日)まで開催。    1月31日 

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