阪本ひな人形展 西教寺
旬ものの”しだれ梅”を挟みましたが、
大津市坂本の「坂本ひな人形展」に戻って、
雛めぐりの最後は坂本の中心部から北に少し走った
天台真盛宗総本山の「西教寺」です。
総門から長い参道を行くと
突き当りにある「勅使門」
受付の本坊へは右への案内ですが
左から回り込んで本堂前に出ました。
総欅入母屋造の本堂は、
江戸時代の元文4年(1739)に上棟落成。
本堂右から「鐘楼」を見て本坊受付へ。
ここは明智光秀ゆかりのお寺、
その一門のお墓がありますが詳細は省略。
今回はお雛さんです ^^;
本堂と本坊に架けられた渡り廊下。
受付を済ませて、
お雛さんが展示されている表書院へと行きます。
書院前の庭園
穴太衆の手になる”穴太式庭園”で、
明治初期の作庭とあります。
お雛さんはこの右手にある書院座敷に。
座敷いっぱいに展示されているお雛さん、
親王雛は江戸期から明治初期の古雛がずらりと。
正面の段飾りは比較的新しいお雛さん。
ちょうど係りの方でしょうか、
お雛さんについて詳しい説明をされていました ^^;
床の間、床脇には御殿飾りが
中央には御殿の上に御殿ですが、
まさか、これはチョッとやりすぎでわ ><;
でも、面白い飾り方です ^^;
江戸末期の古今雛
たくさんのなかからそのひとつ。
こちらは綺麗な源氏枠飾りですが、
説明には”源氏棚”とあり、源氏物語の絵図を見るように、
御簾越しに人形が飾られています。とあります。
源氏枠についての説明を見るのは久しぶりでしたが、
その上からみたお雛さん ^^;
たまたま横に隙間があり撮ってみましたが、
源氏絵巻、いかがでしょうか?
内裏雛の後ろにそっと置かれた”流しびな”、
ここもたくさんのお雛さんが展示されていました。
庭園の梅の古木は咲き始め。
琵琶湖を望む比叡山の山ふところに、
いにしえの歴史とともにたたずむ「西教寺」。
数年ぶりに訪れたお雛さんでした。 21日
「坂本ひな人形展」は3月3日(木)までです。
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