旧彦根藩松原下屋敷庭園
名勝「玄宮園」の紅葉を楽しんだあとはこの日の目的地へ。
琵琶湖畔へ走ること数分の松原町にある
「旧彦根藩松原下屋敷(尾浜御殿)」の庭園でした。
新緑の春と、紅葉の秋に特別公開されていて、
今回は二度目の訪問でその紅葉です。
(11月30日で公開はすでに終了しています ^^;)
屋敷の入口門(見学受付)から
玄関棟の横を通り抜けて庭園へ。
数年前に春の公開で知ったところですが、
その時の新緑がもみじだったとは迂闊でした ><;
11代当主井伊直中により文化7年(1810))ごろに、
琵琶湖畔に造営された下屋敷ですが
もうひとつの下屋敷である槻御殿(玄宮楽々園)とは
立地や趣も異なり、
公式性を離れた庭園を主体とした下屋敷であったと。
琵琶湖の水位と連動して汀線(波打ちぎわ)が変化する
汐入形式の手法を用いた池を中心にした庭園。
春に訪れたときにはまだ水があり、
そこには州浜が広がっていましたが
琵琶湖との間に道路ができて以来、
いつの間にか水は干しあがったようです。
屋敷棟は雨戸が閉められ拝見できませんが、
奥座敷の前にある古い手水鉢と燈籠に
かつての面影を偲ぶことができます。
こちらはその東側最奥にある、
築山の重なった庭園の木々と色づいた紅葉。
今年はいちばん色づきが良くなくて
例年はもっと”真っ赤”だとは、係り員の方のお話 ^^;
良くないとはいえ見事な紅葉
これが”お浜御殿”の紅葉でした。
終盤とはいえ公開が終わるのが惜しい・・・
そんな気がするほどの紅葉を楽しんだ
「旧彦根藩松原下屋敷」の庭園でした。 28日
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