朝倉の梯子獅子
10月に入って最初の週末、
各地で秋祭りも本番を迎えていくのに迷いましたが、
ここ数年、一度は見たいと思っていた獅子舞!
といっても単なる獅子舞ではありません ^^;
愛知県知多市の「牟山神社(むさんじんじゃ)」で行われた、
”朝倉の梯子獅子”でした。
とにかく短い時間の獅子舞です。
見たい、撮りたいと、なんともじれったいことでしたが、
その雰囲気が伝わりますかどうか・・・一度に掲載です。
前夜から行われていた祭りのこの日は大祭。
いたしの公認キャラ”梅子”ちゃんも応援です ^^
神事に続いて
子供獅子の奉納
神楽囃が始まって・・・と続けていますが、
この間、かなりの待ち時間がありました ><;
そして獅子舞の開始です!
まずは舞台に飛び出した獅子が
神前に対して御抜の儀式を表現するという
舞台への出場からでした。
終わると梯子の下へと走ります。
31段の梯子を上りながら舞うのは運勢の舞、
まずは”山登り(梯子登り)”から。
途中で何度か振り返りますが、
五穀豊穣、大漁祈願と氏子の安全を祈っての運勢の舞
梯子の舞、最後は”アオリ”という、
垂れさがった稲穂に大量の網をあげる所作だそうです。
梯子の天頂についたあとは櫓上の舞
いろいろありますが・・・
櫓は高さが9m、
雄獅子面をかぶった二人一組がお囃に合わせて
曲芸まがいの舞を演じます。
写真では分かりませんが、
この櫓全体が獅子の動きとともに揺れます ^^;
この辺りは見ていてもハラハラ、ドキドキ!でしょうが・・・
撮って入る身はファインダー越し ><;
とはいえ、
興奮する見事な舞(演技)が続きます。
所作は”ノミトリ”、”大アオリ”と続いたようです。
それらしき演技を追いながら、
櫓の上ではクライマックスを迎えていました ><;
終盤に入ります。
急角度に建てられたすべり木を滑り降りて、
櫓の上の舞は終わりました。
最後は舞台に戻って感謝の舞
豊年満作、大漁満足を祝う舞が披露されて
獅子は舞台裏へ。
慶長の初めごろ、イノシシによる被害に苦しめられた村民たちが、
梯子攻めにして退治したところ翌年は豊作になった。
そこで喜んだ村民たちは豊年祭とともに獅子の供養を思い立ち、
梯子に登る雄獅子の舞を演じたのがその始まりという。
わずか30分弱の短い時間でしたが、
その見事な梯子獅子を楽しみました。 4日
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