東浦おまんと祭り 本楽
愛知県知多郡東浦町森岡で行われた「おまんと祭り」。
26日(土)の試楽・屋形町曳きに続き、
この日の本楽は飾り馬と駆け馬(おまんと)の奉納です。
朝から行われた屋形町曳き、神事は間に合わず、
「村木神社」で行われた” おまんと ”からです。
神社入り口に繋がれていた”飾り馬”。
2基の屋形(山車)もそろって展示され、
境内の奥の本殿前広場には
丸太で囲まれた円形の馬場が造られていて、
ここでおまんと(駆け馬)が奉納されます。
ちょうどおまんとが始まる時間でした ^^;
この円型の馬場を駆ける馬に若衆たちが飛びつき、
人馬一体となって疾走する勇壮な祭り。
この駆け馬を説明することは何もありません ^^;
見る者には実に勇壮ですが、
そんな様子をただ写真で見ていただくだけです ><;
馬が走り!
人が飛びつく!
どれだけ馬と一体になれるか!!
その限界に若衆たちが挑む!
跳ね返されて転倒
次々と疾走する馬に挑む若衆たち
馬の背につかまり、たてがみを握り、
馬とともに走ることになる。
ときには暴れ馬になることも
馬を御するのはむつかしい。
500年ほど前、尾張一円と西三河の一部の村々から、
五穀豊穣、村中安全を願って馬を飾り付け、
熱田神宮や猿投神社に奉納する祭礼が行われており、
その祭りを”馬の塔(オマント)”と呼んでいた。
後に織田信長が桶狭間の戦いで今川義元に戦勝し、
その祝いで各村々から清州城へ馬を走らせたのが
ことの起こりという。
当、「村木神社」のおまんとまつりも、
信長の戦勝祝いで
馬を走らせたのが起源と言い伝えられている。
(神社にある石碑案内文から抜粋し要約)。
そういえばここは”村木砦の戦い”があったところ。
そんな歴史とも重なった、
東浦森岡地区村木神社の「おまんと祭り」でした。
おまんと祭りは昼どきを挟んで午後からも行われましたが、
この日もお昼前で失礼してきました。 27日
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