伊勢国一の鳥居お木曳 後半
「七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭」。
お木曳の後半は
田町から京町、宮通りを通って「春日神社」から
旧東海道には入り目的の「七里の渡し場跡」までです。
休憩が終わってお木曳の再開 ^^;
巻かれていた200mの綱が先頭に送られます。
”エンヤ!”、”エンヤ!”のかけ声で
お木曳後半のスタートです。
このまま見送って「春日神社」へ
こちらではすでに祭車の奉納が行われていました。
続いて長島町「八幡神社」の獅子舞は
太鼓の奉納です。
奉曳車が到着して
新しい鳥居の御用材(両柱)のお祓いです。
そしてお木曳は「七里の渡し場跡」へと曳かれますが、
ここからがこのお木曳のハイライト!
春日神社からすぐの旧東海道を歩いて来ましたが、
ここが「七里の渡し場跡」への入口。
この直角に曲がる狭い道の角を、
9mの柱を載せた奉曳車が曲がります。
すでに大半の曳き手の方は東海道に入っていますが
奉曳車が再び八間通りに入ってきました。
広い八間通りから細い東海道へ
すでに石灰でラインがひかれて
奉曳車がそのライン上を通りますが・・・
かけ声は”ゆっくり!”、”ゆっくり!”に変わります。
ここは奉曳車の後方にいる舵取り役の
梃子方(てこがた)と曳き手の連携が見どころ。
見事に回りきって東海道には入りました!
見物客からも拍手がおこります。
旧東海道も残り少し!
ここだけはついて行くだけで先に出られません。
七里の渡し跡の鳥居が見えました。
待ち構えていち人たちに拍手で迎えられて
新しい用材は無事に「七里の渡し跡」に到着!
エンヤ!と声をからして指揮してきた進行役の
”無地に到着ありがとうございました”との言葉と、
”万歳三唱!”に応えるみなさん。
大勢の見物客が見守る中、
無事に運び込まれた伊勢国一の鳥居の新しい用材。
6月1日には建て替え作業が行われ、
7日(日)に竣工式を迎えます。
式年遷宮以来の「お木曳」でしたが、
久しぶりの”エンヤ!”に興奮した
桑名「七里の渡し場・伊勢国一の鳥居お木曳」でした。
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おはようございます~!!
私が1時間待っていた間にドラマがあったんですね~。
でもここで見せて頂き自分でも見られたような気分になりました!!
エンヤは沿道の人たちも合わせました!!
あの最後興奮しましたね!!
天気も最高!!
本当にこれが最後です~。
(20年後はあり得ないです)
ありがとうございました~!!
投稿: ぐーま | 2015年6月 2日 (火) 06時31分
ぐーま さん
遠い昔に少しだけ神領民でした ^^;
お木曳と聞くとどうしても気合が入ります。
今は毎年初穂曳が行われてお木曳の技術が継承されています。
それだけに”エンヤ!”を聞くとうしても鼓舞されますね。
七里の渡しに無事御用材が到着したときは
目を潤ませている関係者の方もいました。
本当に伊勢以外で見た最高のお木曳でした。
20年後、ありえないですか?
またニアミスできるよう元気でいましょう!
と、言いながら我が身も??ですが ^^
投稿: 好好爺 | 2015年6月 2日 (火) 17時04分