関宿東追分一の鳥居お木曳
三重県亀山市関町にある東海道関宿東の追分一の鳥居。
式年遷宮で建替えられた伊勢神宮内宮宇治橋の、
東詰(神域側)鳥居の旧材で20年に一度建替えられます。
この日はその”お木曳”が行われました。
「西の追分」で出発を待つその用材。
1号車、2号車には鳥居の柱、
3号車には笠木と貫(ぬき)が載せられています。
出発式のあと、東海道の「東の追分」まで1.8kmを、
住民の方と一般公募の人たちにより曳かれます。
待つことしばし ^^;
”奉曳唄”?に合わせた踊り手連の先導で
「お木曳」が始まります。
1号車が来ますが・・・
本来なら”エンヤ!エンヤ!”の掛け声に合わせ、
いろんな掛け声もかかり気合が入りますが、
曳き手には声もなくただ静かなスタートです ><;
すぐに休憩で ^^;”木遣り”が入りました。
少しお木曳の気分になります ^^;
この町は下り坂があるため
1号車、2号車の後尾はブレーキ役の曳き手です。
2号車が来ましたがこちらも静かな奉曳団。
20年に一度に行われる鳥居の建替えのお木曳、
それを神宮のお木曳と比べるのはちょっと無理ですが・・・
それにしても静かでのんびりとしたお木曳です。
場所を変えて3号車を迎えに行きます ^^;
ちょうど追分をスタートするところ、
こちらは軽トラックを曳きます ><;
曳き手には”お伊勢さん観光案内人”の方も応援か、
さすがに”エンヤ!エンヤ”のかけ声に
”声出せ!”、”それ曳け”とにぎやかです。
お木曳はこれでなくてはいけません ^^;
最後尾の軽トラに載せられた
用材を見送って先頭を追います ^^;
ちょうど宿町の中心部、
「地蔵院」の前に1号車が入って休憩です。
いつの間にか凄い人出になっていました。
これ以上は追っかけることもないだろうと、
「東の追分」に行きます。
その追分、
鳥居はすでに取り外されて新しい鳥居を待っていました。
神宮遥拝として建てられた東海道関宿東追分一の鳥居。
ここから道は伊勢別街道(参宮街道)へと分岐し、
津の江戸橋で伊勢街道に合流します。 30日
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