鹿島神宮から犬吠埼
旅の3日目、予定では九十九里浜海岸を南下して、
いすみ市から勝浦市へと外房ラインの予定でした。
2日目の雨で中止した「鹿島神宮」と「犬吠埼」でしたが、
初日に「香取神宮」に立ち寄っていたため、
鹿島神宮を外すのはチョッと未練があり予定を変更 ^^;
南房総の旅はまたの機会にして北へ戻ります。
太平洋に昇る朝日も厚い雲の中からですが、
天気はようやく晴れました。
鹿島神宮「楼門」
嘉永11年(1634)に徳川頼房が奉納したもので、
「日本三代楼門」のひとつ。
以前に芭蕉”鹿島詣”で一度来ていますが、
あらためて参拝です ^^
拝殿
当時は工事中だった本殿も、
修理が終わって綺麗になっています。
このあとは
天然記念物「鹿島神宮の森」の奥参道を行きます。
奥宮
慶長10年(1605)、徳川家康が本殿として奉納、
元和の造営の際にここに移された。
要石
地中深くまで埋まる要石が、
地震を起こす鯰の頭を抑えていると伝えられている。
ここから戻って御手洗池へ
古くから禊の場であったという「御手洗池」、
奥に湧水口がありますが、
両側にある椎の古木もまた見ものです。
3年ぶりに訪れた「鹿島神宮」でしたが、
ここから再び南へと下り、旅の終わりは「犬吠埼」です。
再び雨模様の雲の中に建つ「犬吠埼灯台」。
灯台下の遊歩道は磯づたいに散策できますが、
(一部通行止め)散策はしませんでした ><;
関東・銚子半島の最東端にある犬吠埼、
その岬に高くそそり立つ白亜の灯台です。
明治7年(1874)、
英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により造られた
西洋型第一等灯台で、日本で24番目に点灯される。
昇ります ^^;
99段のらせん階段を昇ったところにあるのが、
灯台のレンズを支える基盤です。
外へ出ます。
灯台から眺める太平洋の眺望、
君ヶ浜と先に小さく見えるのが銚子ポートタワー。
燈台の真下
灯台南側
太平洋に少し突きだしているのは「長崎鼻」でしょうか。
しばし眺めを楽しみました ^^;
最後は「犬吠埼灯台資料展示館」へ。
展示されていた
初代のレンズ(フレネル式第1等8面閃光レンズ)です。
目まぐるしく変わる天気とともに予定も変わり、
トドメは三ヶ日辺りから降りしきる雪の中という ><;
なんとも天候に悩まされたぶらり旅でした。
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時々楽しんで拝見しています。
銚子半島犬吠埼とても懐かしく拝見しました。
千葉県出身で忘れたほど帰ってなく今回懐かしく小学生の遠足のことを
写真を見ながら思い出にふけっております。(o^-^o)
投稿: hana | 2015年3月15日 (日) 23時36分
hana さん
ご覧いただきコメントありがとうございます。
犬吠埼、私も初めての訪問でしたが、
思っていた以上に親しみのある灯台でした。
小学生のころ、遠足のことなど、
思い出していただけてうれしいです。
投稿: 好好爺 | 2015年3月16日 (月) 16時07分