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2015年3月 5日 (木)

ぶらり岐阜笠松町

岐阜県笠松町の旧商家「杉山邸」で
「ひな飾り展」が行われているのを知り、その最終日に、
岐阜の梅林公園に行く途中に立ち寄ってみました。

以前に「鮎鮨街道(御鮨街道)」とともに、
「笠松町歴史民族資料館」を紹介したことがあります。

Kasamatsu01

その街道筋にある「鮎鮓街道・笠松問屋跡」。

”徳川家康・秀忠に鮎鮓を献上するため、岐阜町の鮓元から
加納問屋を経てここ笠松問屋で受けつぎ、一宮問屋へ送られた。”
その道が「御鮨街道(岐阜街道)」と呼ばれています。

今回は資料館が建替え中でしたが ^^;
その近くにある町屋造りの旧商家「杉山邸」です。

Kasamatsu02

なぜか?”屋根神さん”が右に入れ替わっていました。
それは別に関係がありませんが^^;
ちょうど開催されていた”おひなまつり”(3月3日(火)で終了。)

Kasamatsu03

母屋の玄関にはご覧の飾りと
手作り人形が一対。

   Kasamatsu04

その中央に飾られていた昭和19年の御殿飾りです ^^

そして座敷にはたくさんの吊るし飾りと、
人形が展示されていました。

Kasamatsu05

新聞によると
ちりめん細工を手掛ける同町米野の岩井栄さん(92)と
義理の娘英子さん(68)の手作りの人形や
つるし飾りが約200点を展示されているそうです。

Kasamatsu06

そんななかから、
ちょっと珍しい”花うさぎ”の雛かざりです。

Kasamatsu07

土間を抜けて奥の土蔵に行きます。

Kasamatsu08

土蔵の正面には
平成元年、昭和51年、昭和46年の段飾り。

Kasamatsu09

右の段飾りは昭和24年のもの。

Kasamatsu10

そして左には昭和35年の御殿飾りが、
他にも豆雛や内裏雛が並びます。

Kasamatsu11

こちらはそのうちのひとつ ^^
初めて見る
旧商家「杉山邸」でのおひなさんでした。

Kasamatsu12

土蔵の2階には復元された「鮎鮨荷」がありました。
岐阜城下で作られた鮎鮨は御鮨街道で運ばれ、
ここ笠松から木曽川を渡り江戸へと運ばれました。

Kasamatsu13

「杉山邸」を出るとすぐにある”木戸跡”。
鮎鮓街道(名古屋街道)と伊勢路の分岐点であり、
左に折れるとすぐに木曽川に突き当たります。

Kasamatsu14

   Kasamatsu15

その先は笠松湊跡で、
「木曽川笠松渡船場跡」には昔の石畳が残ります。

Kasamatsu16

なぜか?「野ざらし芭蕉道」の碑が建ち、
芭蕉句碑と関連碑が並びますが、
芭蕉2句はともに芭蕉全句集にはありません。

Kasamatsu17

この周辺は
”笠松みなと公園”として整備されています。

江戸時代に幕府直轄地として笠松陣屋が置かれ、
江戸末期には笠松県の県庁として、
また明治初期には岐阜県庁が置かれ、
岐阜県の中心となっていた岐阜県羽島郡笠松町。

Kasamatsu18

ここが「美濃郡代笠松陣屋・県庁跡」です。

岐阜の梅を見に行く途中に
久しぶりに立ち寄った笠松町の町かど散策。
思わぬおひなさんとの出会いでもありました。  3日

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