東海道のおひなさん 関宿
三重県の各地で行われている「ひな祭り」、
この日は亀山市の「東海道のおひなさん」でした。
旧東海道の亀山宿と関宿に飾られたおひなさん、
それぞれに違った飾りが楽しめますが、
まずは西にある関宿のおひなさんからです。
メイン会場のひとつ「足湯交流施設」
いつもながら大小、そして見事な段飾りが、
座敷いっぱいに飾られています。
今年は奥の座敷にも飾りがありました。
こちらには木目込み、御殿飾りに、
小さいですが綺麗な5段の段飾りです ^^
街道筋は西の追分に向かう新所の町並み。
朝早くからですが
庭から見れるように戸口が開けられています。
戻って東の追分へと東海道筋を見ていきます。
いつも珍しいおひなさんが見れるお店。
今回はひとメモ、思いのこもった文が添えられていた
このおひなさんです。
こちらもメイン会場のひとつ「旧落合家」住宅。
こちらには古雛が多く展示されていますが、
今年の目玉は「正法寺山荘・曲水の宴」。
地元、鷲山の地に築かれた、
正法寺山荘跡での”曲水の宴”が
おひなさんで表現されています。
奥の古雛もまた良し! でここは見どころです ^^;
町歩きのおひなさんめぐりは
どうしてもガラス越しになりますが ^^;
閉まっているお店やお家は案内を乞います。
江戸、大正、昭和、平成のおひなさんが飾られている、
ここも人気の橋爪家。
特に江戸時代という、
白木造りの御殿飾りはここならでしょうか。
明治のおひなさんがないのがチョッと寂しい ^^;
中町の通り
関宿は東の追分から西の追分まで、
約1.8kmにわたり宿場の面影を残す町並みが続きます。
街道筋東の外れにあるお店の飾りです。
そしてすぐに東の追分、
ここは「伊勢別街道」との分岐点で外宮まで15里(60km)。
20年に一度の遷宮が終わってこの春には、
桑名の七里の渡し跡の鳥居とともに、
内宮宇治橋の鳥居が移され建替えられます。
話が飛びました ><;
戻る途中に立ち寄った
老舗和菓子屋「深川屋(関の戸)」のおひなさんです。
東海道五十三次47番目の宿場町関宿。
その面影を色濃く残し、
今も人気の宿場町に飾られた「東海道のおひなさん」、
その関宿編でした。
このあとは東へ走って亀山宿です。
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好好爺さん
各地の「お雛様」が拝見できて嬉しいです。この「席宿」は東海道の中でも栄えた宿場町ですから、「お雛様」も立派なものが多いのでしょうね。しかし「「正法寺山荘・曲水の宴」には驚きましたね。こう言う珍しい雛飾りもあるのかと驚きました。
投稿: shuttle | 2015年2月27日 (金) 08時34分
shuttle さん
ちょっとマンネリになってきましたが今年もめぐっています。
ここは宿場町だけに豪商の家もなく古雛は少ないです。
おひなさんも寄贈されたものが多く、
”曲水の宴”もちょっとしたアイディアですね。
周りに飾られているお雛さんも普通のおひなさんです。
これもひと工夫された飾りですね。
投稿: 好好爺 | 2015年2月27日 (金) 14時24分