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2015年2月28日 (土)

津 大門のおひなさん

亀山市の「東海道のおひなさん」から、
こちらは津市で行われている「津・大門のおひなさん」です。

津観音寺の門町町、大門(だいもん)商店街は、
通称”だいたて商店街と呼ばれ
そのアーケード内は伊勢街道が通っています。

Tsu01

津観音寺

東海道から伊勢街道に変わりますが、
その各店舗に展示されている約2,000体のおひなさん。
今年からメイン会場が変わりました。

Tsu02

津観音「仁王門」前にある
「街の駅 だいもん」の店舗がその会場。

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その店舗内にずらりと並ぶ段飾りですが、
なぜか御殿飾りがありません。

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木目込み雛

メイン会場はここだけで、
どうやら今年は各店舗に展示された
おひなさんをめぐることになります ^^;

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まずは門前から南へと抜ける伊勢街道筋の、
商店街に飾られたおひなさんです。

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どうしても古雛に目がいきますが、
昭和初期と書かれたおひなさん。
ガラス越しですが綺麗に撮れました ^^;

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おひなさんではありませんが、
”六歌仙”の可愛い人形です。

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こちらは店内にお邪魔しました。
昭和23年と書かれた源氏枠御殿飾り。
左右のサイドが欠落していましたが、
なんとかこのまま保存していってほしいものです。

Tsu09

こちらは立派な段飾りの傍にあった木目込み立ち雛、
なぜか小さなお雛さんにも魅かれます。

   Tsu10

これは毎年楽しみなおひなさんで、
「明治生まれのおばあちゃん」のおひなさん。
今年も巡り会えた・・・そんな気持ちですね ^^;

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いろんな飾りのおひなさんがあります。

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こちらは和菓子屋さんの店内。

ここから戻って大門交差点(伊勢街道の道標があります)を、
西へと歩きます。

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今年は御殿飾りが少なかったですが、
ここがふたつめのお店の飾りでした。

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撮るには苦労するおひなさんですが、
見るには楽しい雛めぐりです。

飾りの右下にある古雛です。

Tsu15

大正期のおひなさんでしょうか。

「津大門のおひなさん」
今年は商店街を歩いて楽しむことになりますが、
開催は3月3日(火)の雛祭り当日までです。

2015年2月27日 (金)

東海道のおひなさん 亀山宿

亀山市の関宿から東へ走り、
こちらは東海道五十三次46番目の宿場町「亀山宿」です。

こちらの街道筋に飾られたおひなさんは
ほとんどがガラス越しになりチョッとツラいですが ^^;
まずはサブ会場?のおひなさんから。

Kameyama01

「市民協働センター・みらい」のおひなさんは
昭和後期の段飾りと、
手作りのおひなさんが展示されています。

ここからは東町の旧東海道筋を東へと歩きます。

   Kameyama02

いつもは店内で拝見する古雛ですが、
今回は外から撮れました ^^;

Kameyama03

この御殿飾りは写り込みを承知でしたが、
素敵な古雛だけにあえて ^^;

道はすぐに三叉路に突き当りますが、

Kameyama04

この角が城下町の「江戸口門跡」。
東海道はここから左に折れていきますが、
ひなめぐりはここから少し行って戻ります。

しばらく東海道を戻り東町から西町へ。

Kameyama05

こちらが「東海道のおひなさん」、
亀山宿のメイン会場になる「旧舘家(きゅうたちけ)住宅」。

明治5年に建てられた商家に飾られたおひなさん。

Kameyama06

今年もまた賑やかな吊るし飾りが迎えてくれました。

亀山宿のおひなさんはここに凝縮されたようなものですが、
その飾りにはまぁ、毎年驚かされます ^^;

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Kameyama08

街道筋のひなめぐりをされない方も、
ここを見るだけで大満足されているようです。

Kameyama09

Kameyama10

昭和の初期から中期?の御殿飾りに、
比較的新しい段飾りが並びますが、
その飾りには毎年ひと苦労されているようです。

Kameyama11

天神飾りもあります ^^;

ここの見どころはもうひとつ、
2階の飾りです。

Kameyama12

以前はその旧商家の造りを見るだけでしたが、
ここにお雛さんが飾られてからその部屋が一変しました。

Kameyama13

段飾りから御殿飾り、
そしてこんな細かい飾りもあります。

Kameyama14

そっと置かれた「大内雛」
紀州雛とともに好きなおひなさんです ^^

Kameyama15

御殿飾り
こちらもまた綺麗な飾りです。

Kameyama16

1階の風呂焚き口に置かれた内裏雛、
こうした飾りも楽しいものです。

「東海道のおひなさん」亀山宿。
今年もまたメイン会場の飾りが中心になりましたが、
少し離れていますが東の本町筋と、西の野村町、
そして布気町にもおひなさんが飾られています。

2015年2月26日 (木)

東海道のおひなさん 関宿

三重県の各地で行われている「ひな祭り」、
この日は亀山市の「東海道のおひなさん」でした。

旧東海道の亀山宿と関宿に飾られたおひなさん、
それぞれに違った飾りが楽しめますが、
まずは西にある関宿のおひなさんからです。

Seki01

メイン会場のひとつ「足湯交流施設」

Seki02

いつもながら大小、そして見事な段飾りが、
座敷いっぱいに飾られています。

今年は奥の座敷にも飾りがありました。

Seki03

こちらには木目込み、御殿飾りに、
小さいですが綺麗な5段の段飾りです ^^

Seki04

街道筋は西の追分に向かう新所の町並み。

Seki05

朝早くからですが
庭から見れるように戸口が開けられています。

戻って東の追分へと東海道筋を見ていきます。

Seki06

いつも珍しいおひなさんが見れるお店。
今回はひとメモ、思いのこもった文が添えられていた
このおひなさんです。

Seki07

こちらもメイン会場のひとつ「旧落合家」住宅。
こちらには古雛が多く展示されていますが、
今年の目玉は「正法寺山荘・曲水の宴」。

Seki08

地元、鷲山の地に築かれた、
正法寺山荘跡での”曲水の宴”が
おひなさんで表現されています。
奥の古雛もまた良し! でここは見どころです ^^;

Seki09

町歩きのおひなさんめぐりは
どうしてもガラス越しになりますが ^^;
閉まっているお店やお家は案内を乞います。

Seki10

江戸、大正、昭和、平成のおひなさんが飾られている、
ここも人気の橋爪家。

Seki11

特に江戸時代という、
白木造りの御殿飾りはここならでしょうか。
明治のおひなさんがないのがチョッと寂しい ^^;

Seki12

中町の通り
関宿は東の追分から西の追分まで、
約1.8kmにわたり宿場の面影を残す町並みが続きます。

Seki13

街道筋東の外れにあるお店の飾りです。

Seki14

そしてすぐに東の追分、
ここは「伊勢別街道」との分岐点で外宮まで15里(60km)。

20年に一度の遷宮が終わってこの春には、
桑名の七里の渡し跡の鳥居とともに、
内宮宇治橋の鳥居が移され建替えられます。

話が飛びました ><;

Seki15

戻る途中に立ち寄った
老舗和菓子屋「深川屋(関の戸)」のおひなさんです。

Seki16

東海道五十三次47番目の宿場町関宿。

その面影を色濃く残し、
今も人気の宿場町に飾られた「東海道のおひなさん」、
その関宿編でした。
このあとは東へ走って亀山宿です。

2015年2月25日 (水)

御座白浜 志摩市

白い砂と遠浅の海岸、透明度が抜群のビーチで知られる
三重県志摩市志摩町御座。
ここの魅力は夏の海水浴場ですが、
冬は海の幸を楽しめる漁師の町でもあります。

Goza01

Goza02

志摩市の前島半島(志摩半島)の突端に位置する
志摩市御座。

紺碧の海と白砂の続く遠浅の浜は、
三重県でも屈指の海水浴場 ^^

   Goza03

町は細い世古の道が入り組み

Goza04

町なかはこうした車台と
原付バイクが主な乗り物 ^^;

Goza05

そんな町のメイン観光はここ「潮仏(石仏)」。

”女性の腰から下の病にご利益があるといわれている仏様は、
海中に祀られていて潮の満ち干により、
水上に現れたり消えたりすることから潮仏ともいわれます。”

この時間、夕刻は海面に出ていました ^^

日が変わり翌朝です。
朝日を見に行きますが・・・海ではなく町なかです ^^;


Goza06

最初に日の出が見れるのはここか?と、
見当をつけておきましたが・・・

Goza07

「御座神社」拝殿前下から
陽が昇るのを確認して漁港に向かいます。

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まだ日が昇る前の御座漁港

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昨日見た「潮仏(石仏)」へと行きます。

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昨夕と違って石仏さんは海の中でした ^^;
ここで陽が出るのを待ちます。

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第二鳥居に朝日が昇ります。
まず撮れない(機会がありません ^^;)ですが、
今回は唯一の機会と狙っていました。

Goza12

御座漁港にも朝陽が昇りました。

Goza13

この日、最初?の漁船が戻ってきました。

志摩市御座の朝、
夏の喧騒とは違って静かな冬の漁師町、
これからこの町の1日が始まります。

2015年2月24日 (火)

続・あげきのおひなさん 

いなべ市阿下喜地区で21日(土)から始まった
「あげきのおひなさん’15」。
その初日の模様を町なかめぐりから紹介しましたが、
続いてはメイン会場の「ウッドヘッド三重」のおひなさんです。

こちらも年々飾られるお雛さんが多くなりました ^^

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入口の両サイドには、
ペットボトルのキャップで作られたおひなさんがあります。

チョッと並べてみます ^^

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まぁ、何でもない手作りのおひなさんに見えますが、
女雛のベルトの下を切り取ってみました。

Inabeuh020

”あげきのおひなさん”と書かれたキャップです。
なかなか手が込んでいます ^^;

Inabeuh04

今年は玄関正面に
明治のおひなさんが飾られていました。

1階奥の座敷へ。

Inabeuh05

左手には昭和20年代の御殿飾りと昭和中期の段飾り、
右手には今年も手作りのおひなさんです。

そして奥には

Inabeuh06

昭和38年の御殿飾りと、
右にはお馴染み ^^大正10年の白木造り御殿です。

メイン展示の2階へ行きます。

Inabeuh07

今年は夏の八幡祭で担がれる
”阿下喜女みこし”が展示されています ^^;

Inabeuh08

そして、メインのひな壇に並ぶのは
約800体のおひなさん!

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会場奥と

Inabeuh10

右に並ぶ吊るし飾り。

そしてこれ以上は無理と思われる?
高さまで積みあがった22段のひな壇には

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ここ数年増え続ける?おひなさんが、
びっしりと並びます ^^;

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毎年、展示には工夫を凝らし準備してきたという・・・

Inabeuh15

その見事なおひなさんの飾りでした。

今年は天候にも恵まれた初日でしたが、
久しぶりに町中からメイン会場まで、
じっくりと楽しんだ「あげきのおひなさん」でした。

2015年2月23日 (月)

あげきのおひなさん’15

三重県いなべ市北勢町阿下喜の町なか一帯で
今年も始まった「あげきのおひなさん」。
ここも長~いお付き合いになりますが、
やはりここは地元のうち ^^;その初日に出かけました。

この日は雛めぐりにはこれ以上はない快晴の暖かい日!
今回は町なかのおひなさんをめぐります。

Ageki01

いつものように本町通りから。
以前はサブ会場でもあった店舗跡です ^^;

そしていつも気さくに見せていただくお店に。

Ageki02

いつもは昭和31年の御殿飾りですが、
今年は他の飾りから

Ageki03

綺麗な内裏雛です ^^

本町通りから西町通りへ入ります。

Ageki04

まだ雪の冠った「藤原岳」を望む
旧濃州道(いなべ街道)を西へと歩きます。

Ageki05

昭和4年というおひなさん、
毎年見ていますが今年はガラス越し ^^
しかし、何度見ても素晴らしい古雛です。

Ageki06

こちらはお休み処、
小さいチワワが可愛いかったですが、
何におびえたか?は震えていました ><;

Ageki07

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この町のひなめぐりも開放的で、
個人のお宅も自由にガラス戸を開けて拝見できます。

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昭和初期の御殿飾りと昭和30年代のお雛さん。
この御殿飾りも逸品でした。

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こちらのお雛さんは”寄り添い雛”とか。

商店のお雛さんはガラス越しが多いですが、
なかにはこうして直接見せていただけます ^^;

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これがやはり町なかお雛めぐりのいいところ。

そして今年はお寺の本堂内に飾られた
そんなおひなさんを見ることができます ^^

Ageki13

北町通り入口にある「相願寺」

Ageki14

通い出してから9年目にして初めて見る、
お寺の本堂内に飾られたおひなさん ^^;

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こちらは「西念寺」

Ageki16

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これは初めての試みでしょうか?
うれしい飾りですね ^^

初めのころは約50軒ほどに飾られたおひなさんでしたが、
10年の節目を越えて
今では約100軒の民家や商家に飾られています。

Ageki18

春を思わせる陽気に”フクジュソウ”も咲いていました。

このあとはメイン会場「ウッドヘッド三重」に飾られた
約800体のおひなさんです。      21日

2015年2月22日 (日)

波切大慈寺のてんれい桜

三重県志摩市大王町波切にある「大慈寺」。

初夏には1,500株のあじさいが咲き乱れる
”志摩のあじさい寺”として知られていますが、
この時期は”てんれい桜”と呼ばれる河津桜が咲きます。

この日は御座白浜へと向かう途中で、
少し早いかな?とも思いましたが立ち寄ってみました。

Tenrei01

本堂前にある”てんれい桜”は
先代典嶺和尚が丹精して育てたという桜の原木。

境内にはこの桜の子孫が8本

Tenrei02

Tenrei03

さらに20本の「てんれい桜」が植えられていて、
毎年一足早い春の訪れを告げてくれますが、
残念ながらまだ花は咲き始めたばかりでした ^^;

Tenrei04

今年の観桜会は3月1日(日)に行われますが、
その時はちょうど見ごろになっているでしょう。

Tenrei05

境内を囲む美しい瓦土塀とてんれい桜ですが、
ここには1本の”天城桜(寒緋桜?)”があります。

Tenrei06

境内にただ1本だけあるその桜は、
ちょうど2月初めから咲き出したという・・・

Tenrei07

Tenrei08

今はもう見ごろから終盤に入っています。

Tenrei09

この日はこの”天城桜”が主役でした ^^;

Tenrei10

志摩市波切の「大慈寺」に咲く”てんれい桜”。

ようやく蕾がほころび始めたばかりでしたが、
天城桜と入れ替わってこの河津桜が見ごろを迎え、
波切の町に春の訪れを告げるでしょう。      19日

2015年2月20日 (金)

菜の花畑とお雛さん 斎宮

三重県明和町の斎宮跡に咲く菜の花が見ごろとのことでした。
「いつきのみや歴史体験館」では
”いつきのみやの春~桃の節句~”が開催中でもあり、
ちょうどいい機会と出かけた菜の花畑とお雛さんです。

Saiku01

斎宮史跡全体模型のある広場から
「斎宮歴史博物館」のある西へ続く古道沿いに、
菜の花畑が広がります。

Saiku02

こちらが近鉄電車の
線路沿いに広がる菜の花畑。

Saiku03

場所が場所だけに、
近くを走る近鉄電車がワンポイントになります ^^;

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何面かある菜の花畑ですが、
思っていたより広い畑が点在していて、
今がちょうど見ごろでしょうか。

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ここを知ったのは昨年、
以来、今年は絶対にここへと決めていました ^^;

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通りすぎる電車が多いため、
撮影には苦労しません ^^;

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いちばん北側(線路から遠い場所)にある菜の花畑と、
少し遠景で捉えた電車。
いろんな特急が走り過ぎますが・・・
好きな電車を狙うのもまた楽しいかもしれません。

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菜の花を楽しんだあとは
「いつきのみや歴史体験館」のお雛さんです ^^;

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”平安装束試着体験”の間に展示されたお雛さんは、
正面?には昭和から平成の内裏雛と段飾り。

その左には江戸期から平成の内裏雛が並びます。


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下の内裏雛は御髪が直接お顔に描かれた古いもの。
宝冠も外されていますがいいお雛さんです ^^

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こちらは珍しい雅楽の五人囃子で、
大正9年の綺麗な段飾り。

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そして御殿飾りは昭和28年のものです。
久しぶりに見る
「いつきのみや歴史体験館」のお雛さんでした。

菜の花を見て「斎宮歴史博物館」まで歩きましたが、
ここには梅園があります ^^;

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まだ紅梅が咲き始めたばかりでしたが、

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梅の花は徐々にほころび始めています。

この日は風が強く寒い日でしたが、
ひと足早い春の訪れを感じる菜の花畑と、
”いつきのみやの春 ~桃の節句~”でした。   19日 

2015年2月19日 (木)

近江日野商人館のお雛さん

雨となった日野町「日野ひなまつり紀行」。
残念ながら町なかの”おひなさんめぐり”は中止して、
「日野商人館」に展示されている古雛を楽しみます。

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毎年楽しんでいる古雛ですが、
今年は江戸時代の”御殿びな”が初公開されているという。
雨になったとはいえ、これはまたラッキーでした ^^;

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今年の玄関の飾り。
昨年と変わりませんが少しアレンジされています ^^;

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受付に飾られているのは
大正期の白木造りの御殿飾りがふたつ。

   
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片隅に置かれた満開の盆梅。

こんな日でしたが団体さんの先客あり ^^
その間、初公開という”御殿飾り”を拝見!

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なんというか・・・言葉もありませんが、
庶民には縁遠い?そんな飾りです ><;

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日野を代表する薬業発祥の祖、
正野玄三家に伝えられてきた江戸時代の”御殿飾り”。

嘉永5年(1852)に京都の人形師から購入したという
白木造り源氏枠御殿飾りで、
正野家の床の間の広さに合わせて作られたものといいう。

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この雛道具類は西大路藩の殿様
市橋家より拝領したものと伝えられる、と。

まぁ、有るところにはあるものです。

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いろんな御殿飾りを見てきましたが、
これもまさしく一見の価値あり!
とはいえ、ただ眺めるだけでした ^^;
   

奥座敷の飾りです ^^

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今年は座敷の正面に展示されています。

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並ぶおひなさんは変わりません。

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いつもながら見事な古雛ですが、
年代も表示されていて
同じ古雛でもその特徴が良く分かります。

今年はあらためて三人官女と仕丁を ^^;

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なんとも明るい三人官女と
下はお顔に直接髪が描かれた古い三人官女、
ともに年代を感じるものです。

仕丁もまた素晴らしいものです。

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関西風(京都風)の喜怒哀楽(泣・笑・怒)をあらわした
秀逸の仕丁(三人上戸)です。

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こちらは関東(江戸風)の仕丁。
年代が違いますがともに古い時代のもの。

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大きな”御殿飾り”もいいですが、
こうした簡素な源氏枠御殿にも魅せられます。

そして、やはりこのお雛さんですね。

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何度見ても素晴らしい”享保雛”です。

この日は雨の日野町でしたが、
あ然とした ^^;江戸時代の源氏枠御殿飾りも見れて、
ラッキーな「日野ひなまつり紀行」でした。

2015年2月18日 (水)

雨の日野ひなまつり紀行

この日は天気も良し!と雛めぐりにと走る国道421号線。
石博峠にかかると雪交じりの雨になりました。

トンネルを抜けるとそこは雪国 ><;
白くなり始めた急坂を下り永源寺町に入ると雨に変わります。
着いた日野町も雨でした ^^;

Hino_h01

観光案内所のある「まちかど感応館」、
初めて雨の”日野ひなまつり紀行”です。

雨が上がれば町なか雛めぐり、
降り続けば「近江日野商人館」のお雛さんと決めて、
まずは観光案内所の雛飾りです。

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いつもながらの綺麗な雛飾りですが、、
こちらは正面の飾り。

   Hinoh03

見慣れた”立ち雛”もあります。

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明治時代の内裏雛

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江戸か明治か?とありましたが、
こちらも綺麗な古雛です。

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大正期の御殿飾りでしょうか?
ここだけでも十分楽しめるお雛さんです ^^;

雨は止みません ><;
ここから「近江日野商人館」へと行きます。

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降りしきる雨ですが
開けられている桟敷窓もあり、

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町筋の家々に展示されているお雛さんも、
外からは楽しめるようになっています。

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ここは古雛が多く展示されているお店。
ガラス戸を開けてわざわざ声をかけていただきました ^^
上から”享保雛”、”古今雛”、”有職雛”が並びます。

   Hinoh10

左隅には”立ち雛”

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明治期の”有職雛”

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江戸期の”享保雛”

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そして”竹田人形”と、
上には”押絵雛”(おきあげ)です。

雨とはいえ、町なかの展示雛も楽しめます ^^;
このあとは「近江日野商人館」で初公開されている
これはビックリ!の”御殿びな”でした。    18日

2015年2月16日 (月)

続・中馬のおひなさん

「足助 中馬のおひなさん」
西町から本町筋の”おひなさん”を見てきましたが、
このあとは田町銀座から新田町へと歩きます。

Asuke201

ここからが田町銀座
ここまで来ると人はまた少なくなります。

Asuke202

町角にある建材店の店先は
今年も変わらぬ飾りです ^^

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お菓子処の雛飾りは”餅ばな”が彩りを添えています。
それぞれに特徴のある飾りですが、
いつも簡素な御殿飾りには魅かれます。

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何気なく飾られていました”大内雛”
山口市伝統の大内塗りの人形ですが、
これもまた好きな人形のひとつ ^^

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何かしらこの店先はつい撮ってしまいます ^^;
店先に飾られたお雛さまも年代物が並びます。

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そのひとつの御殿飾り。
豪華な飾りが作れなかった頃の贅沢品でしょうか。

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そして古雛ならここ、「足助中馬館」です。
毎年違った飾りを載せていますが、
それだけ数があるということですね。

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今年はこの白木造りの御殿(源氏枠)飾りです。
この手の飾りが見れるところは少なく貴重です ^^;

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ガラス越しですが、
敢えて載せます真多呂人形です。

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個人のお宅
こうしてお部屋の飾りが拝見できるのは
お雛めぐりのうれしいところ。

   Asuke211

足助といえばやはり土雛ですが、
飾り付けもひと工夫されていますね。

Asuke212

町筋は新田町には入ります。
さらに人が少なくなってきました ^^;
この辺りが込み出すのはお昼過ぎでしょうか?

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「田町交流館」
年々飾りが少なくなっているように感じます ><;

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老舗旅館の飾りは、
大正時代の源氏枠御殿飾りと内裏雛でした。

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この御殿飾りは
最初に見たときから変わっていません。

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こちらは何年ぶりかで載せます。
”酒飲み人形”
なんとも微笑ましいではありませんか ^^;

新田町の飾りもあと少し

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こちらのお店には昭和40年代の7段飾り、
その一部ですが綺麗に保管されています。

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最後はやはりこの江戸末期の”享保雛”。
毎年このお雛さんに会いたくここまで来ますが、
このお家に飾られているのが憎いところです ><;

戻るころから風が強くなり始めて、
思わぬ寒さにたまらず ><;
今年は町なかだけの見物でした。

2015年2月15日 (日)

足助 中馬のおひなさん

今年は雪の日が多いですが、
この日も朝から雪が舞うなかでした。
足助は晴れているだろうと勝手に決め込んで出かけましたが、
晴れてはいたものの猛烈な寒さ ><;

チョッと風邪気味の身にはツラい寒さでもあり、
この日は町筋だけと西町からです。

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お馴染みの老舗旅館ですが、
この時間はまだ人が少ないです。

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ここもお馴染みの”お蕎麦屋さん”。
今年は少し展示が変わりましたが、
江戸時代の享保雛はそのままでした。

   Asuke03

ここのおひなさんは初めてでしたが、
昭和3年代の御殿飾りと箱雛が並びます。

ここから西町を少し戻って

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お馴染みの「足助交流館」です。

ここは毎年変わりませんが、
徳島勝浦町から里親として来ているお雛さんと、
個人の方寄贈の御殿飾りが並びます。

ここから中橋を渡り新町へ。

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ようやく人が増えてきました ^^;

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ここもお馴染みですが「新町郷蔵」
大正後期の御殿と起こし雛(揚げもん)でしょうか?

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いつも新しい手製の御殿と古雛をですが、
今年はこちらの内裏雛です ^^

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チョッとガラス越しですが綺麗な陶雛でした。

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しばらく見ていませんでしたが、
綺麗な手作り吊るし雛の飾られたお家です ^^

新町から本町へと入ります。

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町筋に飾られている”餅ばな”も
雛めぐりに彩りを添えています。

Asuke11

もう何度も拝見していますが、
お菓子処の店先に飾られている古雛です ^^

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土びな会場の「本町区民館」
その土びなからほんの一部です。

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こちらは個人のお宅です。
箪笥の上に飾られているのは
江戸時代と明治時代の古雛ですね。

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中馬街道の物流の拠点として栄えた足助は、
その多くの建物が昔の面影を残し、
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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ガラス越しでしたが、
これは撮りたかった大正初期の内裏雛でした。

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ここから左へ折れると次は田町銀座です。

載せている写真も昨年と重ならないようにしていますが、
少し長くなってきました。
続きのお雛さんめぐりはこのあとに・・・ ^^;   14日

2015年2月14日 (土)

国名勝 東氏館跡庭園

岐阜県郡上市大和町牧にある
「古今伝授の里フィールドミュージアム」。
少し以前になりますが郡上八幡のお雛さまのあと、
残雪を期待して立ち寄りました。

主要施設周辺の雪は一部が残るのみ。
それではと道を挟んで南側にある
「国名勝 東氏館跡庭園」の雪景色です。

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高瀬橋から栗巣川、
川を挟んで右と左では大違いです ^^;

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植物園の”ぼたん園”も雪の中、
散策路を思い出しながら雪の上を行きます。

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雪の帽子を冠った芝生広場の東屋。

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梅園側に回り込む途中の水車小屋、
ここから「東氏館跡庭園」に沿っていきます。

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雪のないときに一度紹介していますが、
雪の庭園は初めてです ^^;

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昭和54年におこなわれたほ場整備のときに発見され、
翌年から5年間にかけて発掘調査が行われます。

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その結果膨大な出土品のほか、
庭園遺構がほゞ原形のまま掘り出されます。

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美しい石組みを持つ池泉庭園は
貴重な中世武将庭園としての価値が認められ、

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昭和62年に国の名勝に指定されます。

その後第二次、三次の発掘調査が行われ、
その全貌が明らかになります。(要旨は関係HPから引用)

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東氏が居城した篠脇城の麓にあり、
城跡へは庭園山側の登城口から登ることができます。

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雪に埋もれた芝生広場です ><;

天文9年(1540)には越前の朝倉勢の来襲を受け、
篠脇城は2度目の戦火にあい、
これを契機に、翌年八幡町赤谷山に城を遷します。

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冬季には唯一営業している
”和ショップ よぶこどり”のお雛さん。

雪の「古今伝授フィールドミュージアム」は、
チョッとお預けでしたが ^^;
「国名勝 東氏館跡庭園」の雪景色でした。

2015年2月13日 (金)

今尾の左義長

岐阜県海津市平田町今尾の「秋葉神社」で、
11日に行われた伝統の火祭り「今尾の左義長」。
県重要無形民俗文化財で高さ約7メートル、重さ約2トンの、
巨大な竹みこしを燃やし、火難災難厄除けを
祈願する勇壮な火祭りです。

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本番前に町内を練る竹神輿。
曳くのは顔に独特の化粧をした
そろいの長じゅばんと白足袋姿の若衆たち。

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こちらは子供竹神輿を曳く子供たち。
将来を担う子どもたちですね ^^

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いちばん手の竹神輿が境内に
曳き込まれ(吊り込まれ)ます。

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朝からすでにどんど焼きが行われていた境内、
その”灰除け”が行われて綺麗になった境内の定位置に
竹神輿が置かれます。

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神前の忌火が氏子総代の持つ藁に移されます。

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その火が竹神輿に移されると

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火はあっという間に燃え上がりました。

若衆が手にした縄は水で濡らされていて
燃え盛る神輿を崩さないように巻き上げるもの。
またこの年の恵方に引き倒す役目もあります。

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燃えさかる神輿の周囲を若衆たちが駆け回り、
上手く恵方の方向へと神輿を倒します。

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恵方の方角に倒された竹神輿

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しばらくして
燃え盛っていた神輿の”灰除け”です。

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先端を十字に組んだ長い竹で、
燃え残った灰を片隅に寄せて境内を綺麗にしますが、
これがなんとも熱そう ><;

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次の町内の竹神輿が入り
今度は燃え残りの竹神輿から火を藁にとり、
同じように神輿に火が付けられます。

場所を変えてその”灰除け”です ^^;

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場所を風下に変えましたが、
この位置では猛烈な煙と灰塵が飛んできます ><;

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燃え盛る竹神輿も凄いですが、
この”灰除け”もまた見どころのひとつ!

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綺麗になった境内に次の神輿が入ってきました。
最初は子供竹神輿、続いて大人の竹神輿が入り、
2基が同時に燃やされます。

この後も13町の竹神輿が次々と燃やされ、
左義長は夕刻の5時ごろまで続きます。
いつもながら今年もここまででした。    11日

2015年2月11日 (水)

雪の慶雲館・長浜盆梅展

滋賀県長浜市の慶雲館で開催されている「長浜盆梅展」です。

この日は週明けと朝から降り続ける雪で、
人も少ないだろうとあえて雪の中を走りました。
いつもの駐車場に着くと途中の雪が嘘のように止みます。

会場の慶雲館ではなんと晴れ間も出ました。

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雪の慶雲館で見る盆梅展は3度目ですが、
昨夜から降り積もったという雪はかなりのもの。

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これまでのなかでは一番の積雪でしょうか?
日が差す雪の前庭が綺麗です。

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迎えてくれた玄関の盆梅は昨年と同じ”仁寿(じんじゅ)”。

開花情報では”七分咲き”でしたが(10日現在満開です)、
さて会場の盆梅はどうでしょうか ^^;

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古木・老木が多く展示されているメイン会場。
その窓際の盆梅は綺麗に咲いています。

この日はそれ以上に雪の主庭が気になります ^^;

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チョッと雪が多すぎて、
池泉回遊式庭園の趣は望めませんが ^^;
この景色が見たくて来ただけに
日が差すというオマケ付きのラッキーでした。

肝心の盆梅 ><;

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床の間の小さな盆梅は”流水”。
昨年とは展示が左右逆になっていますが、
隔年で展示を変えているのでしょうか?

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盆梅展の主役ははいつもの場所に ^^;
お馴染みの”比夜叉”と奥に”不老”です。

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樹齢400年ともいわれる盆梅の”不老”は、
ちょうど満開で見ごろ。

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その奥には”芳紀”
こちらは満開にはあと少し。

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メイン会場の最奥
右にはこれも老木の”昇龍梅”です。

小さな盆梅が並ぶ渡り廊下を通り、
第二会場の広間に。

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正面にある紅枝垂れの”花簾”
花が入れ替わったのか咲き始めです。

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こちらは”廊下側にある満開の”煌春”

ここでは花の状態により入れ替えがあり、
その時により盆梅の開花もまちまちです ^^;

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第二会場右側の展示はいちばん手前が”さざれ岩”、
この盆梅も代表格のひとつ。

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そして左側です。

ここもずらりと古木、老木が並びますが
小鉢の盆梅も少し ^^

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”白瀧(しらたき)”
何年経っても載せる盆梅は変わりません ><;

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”輪違い(りんちがい)”
”思いのまま”ともいわれる二色咲きですが、
枝ごとではなくこのように花びらでも咲き分けています。

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2階から眺める主庭
雪吊りのされた木々もまたよろしい ^^

今年は2階の展示が様変わりしています。

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盆梅の展示は無く、
部屋には多くの”ひょうたん”が展示されていて、
「長浜ひょうたん展」が開催されています。

この日は予想外の大雪に到着も大幅に遅れました。
おかげで?雪も止んで晴れるというラッキーもありましたが、
こんな日はやはり電車がいちばんでしょうか。    9日

2015年2月10日 (火)

おひなまつりと福よせ雛 Ⅱ

「郡上八幡城下町のおひなまつりと福よせ雛」。
メイン施設の「郡上八幡博覧館」のあとは
町なかに展示されているお雛さまや福よせ雛めぐりです。

毎年変わらぬ城下町の雛めぐりですが、
まずは大手門跡から遊歩道で「郡上八幡城」へ登城です。

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いつ見ても綺麗なお城です。

さて、その福よせ雛は

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ただ、並ぶだけ?といったら怒られそうですが ><;
ツアーの団体さんでしょうか?

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今回の登城は町歩きのウオーミングアップ ^^;として、
早々に町なかへと下城、
例年のように大手門跡から本町に出て左回りです。

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綺麗な”持送り”に思わず足が止まりました。
昨年は気が付かなかったのか・・・

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そのお店にあった福よせ雛です。

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この日、唯一屋外で見た福よせ雛です ^^;

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宗祇水への入口

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吉田川に架かる宮ケ瀬橋を渡ります。

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”食品サンプル”生産量の日本一という郡上八幡。
サンプル販売のお店も多いですが、
そんなお店のひとつ、その店先です。

この福よせ雛めぐりもほとんどがガラス越し、
反射を抑えるため斜め撮りが多いのはご容赦を ^^;

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新町に入ってここは”やなか水のこみち”
なんとも情緒があって好きなところ ^^;

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これは珍しい作品です ^^
吉田川の小石に描かれた手作りの小石雛。

栄町から南に折れて日吉町には入ります。

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この通りは福よせ雛や、
お雛さまの展示が多いところ。

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立ち雛

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土雛

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”お正月”という福よせ雛の展示からその一部を。

立町から北に戻り「郡上八幡旧庁舎記念館」に

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ここは観光案内所に休憩所。
並ぶお雛さん、福よせ雛も多いですが、
こちらもほんの一部です ^^;

今度は新橋を渡り、
「郡上八幡城下町プラザ」へと戻ります。

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途中のお店で見た福よせ雛と陶雛

まだ始まったばかりからでしょうか?
福よせ雛の展示もチョッと寂しい感もありますが、
期間が4月12日(日)までの長汀場。

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新橋から見下ろす吉田川

暖かくなれば、
また違ったお雛さんめぐりが楽しめるでしょうか?
「郡上八幡城下町の おひなめぐりと福よせ雛」、
その初日の城下町のお雛さんめぐりでした。

2015年2月 9日 (月)

おひなまつりと福よせ雛 Ⅰ

岐阜県郡上市八幡町で始まった
「郡上八幡城下町のおひなまつりと福よせ雛」。
まだ残雪の城下町郡上八幡に、
春と福を呼ぶ恒例のイベントです。

町筋の商家や施設170ヶ所で
お雛さま福よせ雛が展示されています。

まずはメイン施設の「郡上八幡博覧館」から。

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入口には段飾りと郡上踊りのお雛さん

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そしてエントランスには木目込み雛の親王飾りです。

今回は館内のコーナーとともに
展示されている福よせ雛を見ていきます。

博覧館の最初は「水のコーナー」

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郡上八幡は清流長良川と支流の吉田川が流れ、
水の流れを活かす町。

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清流イメージホールに釣り師たち・郡上八幡の魚など

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水と人々との関わりが紹介されています。

次の「歴史のコーナー」には

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湧水のほとりで別れを惜しむ
宗祇と美濃の篠脇城主東常縁(とうつねより)。

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このコーナーでは
郡上の歴史に関する出来事・伝説が、
貴重な展示物とともに紹介されています。

そして「わざのコーナー」

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農村の技から、町場の工芸品、現代の技術、
郡上の芸術家のアート作品などのコーナーです。

今回の”福よせ雛”もここがメインです。

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テニスの錦織圭選手にあやかってか、
センターコート?の福よせ雛たちです。

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ここは福よせ雛にとってもメイン会場だけに
趣向を凝らした多くの福よせ雛が展示されています ^^;

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そしてお馴染みの土雛と、
楽しい福よせ雛が並びます。

博覧館の最後のコーナーは「郡上踊りコーナー」

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1日に4回、郡上踊りの実演が開催されますが、
この日はツアー客が多く、
特別に踊りの実演が行われていました。

このあとはやはり町なか雛めぐりへ。
郡上八幡城に登城したあと、
城下町のおひなまつりと福よせ雛です。    7日

2015年2月 8日 (日)

祭りのあとさき

「尾鷲ヤーヤ祭り」を見に出かけた尾鷲市。
祭りの前に「念佛寺」の梅の花 が見たくて
この日も早めに出かけていました。

紀勢道の開通で尾鷲も近くなりました。

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尾鷲港から見る「天狗倉山(てんぐらさん)」
熊野古道の馬越峠から30分ほどで登れます。

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祭りの前の目的は
こちら「念佛寺」に咲く梅の花でしたが・・・

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残念ながら枝垂れ紅梅はまだ咲き始め ^^;

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白梅も2~3分咲きでしょうか。
今年は寒さが影響したのかもしれません。

さて、祭りは途中で引き上げましたが、
駐車場に戻るために少しだけ歩いた熊野古道です。

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祭りの道中手踊りは
その熊野古道で行われました。

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戻る途中のスタート地点。
まだ三番祷グループが待機中でしたが、
今町・大名行列の長刀振の少年です。

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中井町の”ねぶた”を見て、
ここからは静かな熊野古道を行きます。

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ここは古道(街道)の雰囲気を
いちばん感じるところです。

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左に建つのは「在蔵(ざいくら)」。
郷蔵(ごうくら)とも言われて、
江戸時代には紀州藩へ税として納める米や、
囲米を収納した建物です。

ここから緩やかな坂を少し下ります。

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ここが市街地の南端になり、
立派な「庚申塚」と、道しるべがあります。

熊野古道伊勢路で最大の難所といわれる八鬼山と、
馬越峠とのちょうど中間ですね。

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その八鬼山はすぐ目の前。

尾鷲市街地の熊野古道はここまで、
この先はその八鬼山越えが待っています ^^
ここで道を左にとり駐車場に戻りました。

2015年2月 7日 (土)

尾鷲ヤーヤ祭り

三重県尾鷲市で2月1日から5日までの5日間行われた、
尾鷲神社の例祭「尾鷲ヤーヤ祭り」。

1日から4日までに行われた各町の若者衆の”練り”が、
伝統の奇祭といわれる祭りの見どころでしたが、
今回も5日の本祭”大名行列・道中手踊り”でした。

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尾鷲神社

市の20町(今回1町は不参加)が1~3祷のグループを組み、
(祷は祭を司る宮座と当屋の親方衆の謂れのようです)
手踊りを披露しながら旧熊野古道を神社まで練り歩きます。

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スタートを待つ1番祷グループの矢浜町、
このグループの先頭は「神楽」です。

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その矢浜町の「神楽」がスタート。
この日はスタート直後の場所で披露される、
道中手踊りを見ていきます。

最初の神楽が披露され

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続くのは堀町(祷受町)の”尾鷲節”
さすがに地元の民謡だけに、
見物している方もツラられてノッています ^^

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続いて大曽根町(祷務町)の大名行列。

大名行列の見どころは”長刀振(なぎなたふり)”ですが、
最初に行われるこの場所には報道の取材陣も。

その長刀振

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小学生でしょうか、
その見事な演技におおきな拍手が!!

このあとには
各町の工夫を凝らした手踊りが続きます。

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新町の”島唄”
子供や若い子たちが主役ですね ^^

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野地新町の”うらじゃ”?
こちらはチョッと若い娘か ^^;

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板場町は”がむしゃら行進曲”
こ地らも若い子、小さい子が引っ張っています。

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一番祷グループの最後は南町の”お江戸日本橋”、
奴姿の子供たちの手踊りです。

すぐ後には二番祷グループが来ています。

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このグループには「神楽」はなくて
高町の”尾鷲節”が先頭です。

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可愛い尾鷲節の手踊りです ^^

そして新田町の大名行列

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こちらの”長刀振”は少しお兄ちゃんでしょうか、
こちらも熱演の振りでした。

ここまで見て先頭を追います。

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熊野古道の馬越峠入口から。

堀町の”尾鷲節”が神社に向かっていました。
すでに先頭の矢浜町「神楽」は神社に入ったようで、
このあとは各町の手踊りが神社に奉納されます。

この日は雨の天気予報で30分のスタート遅れでしたが、
雨は降らず快晴のなかでの本祭でした。    5日

2015年2月 6日 (金)

大口町のおひなさん

愛知県大口町の
「大口町歴史民俗資料館」で開催されている
企画展”ひなまつり”です。

町なか雛めぐりとは違って
こうした資料館や博物館では雛飾りを楽しみます ^^;

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資料館の入口です。
奥が町の資料館、
企画展の「ひなまつり」この右の展示し室です。

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企画展入口の前にあった土雛です。

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企画展会場の右には昭和中期の一般的な段飾り。

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こちらも昭和40年後半から50年始め、
この時代ではお馴染みのガラスケースのお雛さんです ^^;

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ガラス越しの展示は
昭和を代表するころの御殿飾り。

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そのなかから、
昭和6年という車寄せつき?の御殿飾りです。

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そしてと大正時代の古雛が並びますが
その右隅にあるこのお雛さん。

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明治42年(1909)とありました。
チョッと珍しい現代的なお顔ですね。

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こちらは雛軸(軸装)、
その下には木目込み豆雛です。

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その親王雛
なかなかお目にかかれませんが、
珍しいお雛さんです ^^;

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他にも”変わり雛”陳列ケースもありました。

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初めての訪問した
「大口町歴史民俗資料館」の”おひなさん”。

町なかひなめぐりとは違って楽しめる
ここもまたうれしいお雛さんの展示でした。

2015年2月 5日 (木)

木曽川水園のシモバシラ

立春というのにやけに冷え込みの厳しい朝でした。
これなら”シモバシラ”も見れるかと、
「河川環境楽園・木曽川水園」に出かけました。

走る木曽川堤防では-1℃、これならと期待をしながら、
着いたのは開園30分前の9:00、すでに2℃でした ><;

この日は正門からでなく
シモバシラがすぐに見れる裏口からです。

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そのシモバシラ

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残念ながら茎の根元にちょこっとだけ。
これはシモバシラ・・・ではなく シモ じゃないかと、
そんな冗談を言いたいところ ><;

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まぁ、せっかく見に来たシモバシラです。
ダメでもなんとかそれらしく・・・
ここは朝陽に照らされるきらきらシモ ^^; を。

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小細工なしで見たかったですが、
今年はまだ綺麗なシモバシラができていないとも・・・

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やはりできるのは12月中旬から1月初めの冷え込んだ朝、
時が経つと茎も弱ってきて、
綺麗なシモバシラができないそうです ^^;

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今年はもう期待できそうもありませんが、
ちょこっとだけでも見れただけ良しとしましょう。

この時期は花のない「木曽川水園」、
せめて春を感じる花?でもと

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探した”垂水の沢”。

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咲き始めた”フキノトウ”です。

「木曽川水園」
ただいまその中心部が大規模改修工事中!

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それに併せて現在
農家の茅葺屋根の葺き替えも行われています。

再整備工事は3月末まで、
春には新しい「木曽川水園」が開園します。
それまでに梅花や野草は楽しめるでしょう。    4日

2015年2月 4日 (水)

鴨の里盆梅展

「三島池」でカモと戯れたあとは
すぐ傍にある「グリーンパーク山東」の”スパーク山東”へ。
恒例の「鴨の里盆梅展と幸せを呼ぶおもと展」です。

例年、早くからの開催で咲いていない盆梅が多く、
それもまたご愛嬌でしたが、
今年は遅めでチョッと期待しての立ち寄りでした。

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券売所で、”咲いている?”、”う~~ん・・・”と、
いつもながらの会話です ^^;

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樹齢300年の老木など、
常時約100鉢が展示されているという。

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いまだかって半分の盆栽さえ満開という、
そんな会場を見たことがありません ^^;

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今年も例年のように思いますが、
それでもまだ咲いている方でしょうか?

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早いだけが取り柄の盆梅展。(怒られるか ><;)
それも恒例と思っていましたが、
今年は1月24日(土)からと少し遅い開催でした。

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見ごろはやはり2月の中旬からでしょうか。

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ここは愛好家の方がそれぞれ独自に育てられていて、
その個性や思いやりのある盆梅が並びます。

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本来ならその盆梅の美しさを載せるところですが、
今回は咲いている花を中心に・・・

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現在の咲き具合は全体の2~3割ほどでしょうか。
いちど3月終了間際の盆梅を見てみたいものと、
今年も思った会場でした。

同時開催の「おもと展」も少し ^^;

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”おもと文化は徳川家康公から始まった”という。

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昨年ここで初めて知った”万年青(おもと)”

まったくの無知でしたが、
これがなんとも味わいのある植物?でした。
その植えられている鉢もまた見事なものです。
盆梅とともに楽しめるのはここだけでしょうか。   1日

2015年2月 3日 (火)

雪の甲津原から三島池

滋賀県米原市甲津原で毎年この時期に行われている
「雪合戦奥伊吹バトル&かまくら祭」。
いちど見てみたいと思っていたイベントでしたが、
天気も良く思いきって出かけました。

しかし、関が原には入ると雪になります ><;
会場の甲津原を通り越して向かう駐車場は奥伊吹スキー場。
途中からの渋滞にたまらずUターン。
この時点で雪合戦を見るのはあきらめていました。

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戻った「甲津原交流センター」。
ここまで来て一枚の写真もないのはつらい ><;
チョッとトイレタイムをと、警備員の方にお願いして
一時停車させてもらいます ^^;

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その間に携帯で撮った写真ですが、
こちらが雪合戦&祭りの本部。

雪合戦の会場は川を挟んだ左手奥。

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こちらが「かまくら祭」の会場風景。

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開始時間は過ぎていますが、
シャトルバスの送迎もまだでお客さんは誰もいません。

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すでに雪合戦は始まっていましたが、
”かまくら祭り”はまだこれからのようでした。
これは来年(来ることができたら ^^;)の下見だと、
降りしきる雪の中を戻りました。

目的をなくしたぶらり旅 ><;
こうなると行先はここしかありません
「三島池」です。

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雪も小降りになり晴れるか?と思いながら

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カモたちと戯れました。

しかし、また雪がひどくなります。

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凍った「三島池」は見たことがありますが、
雪景色は記憶もなく?これもまた良し!

まさかの雪のなか、
奥伊吹から三島池のドライブでした。 ><;   1日

2015年2月 2日 (月)

瀬戸のお雛めぐり Ⅱ

今年も始まった「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」。
「瀬戸蔵」の巨大”ひなミッド”の創作雛を楽しんだあとは
瀬戸の町なか雛めぐりです。

毎年同じ回り方ですが
まずは瀬戸蔵から東に歩いて「せと末広商店街」へ。

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町筋の各所には誘導標識?のショーケースが
たくさん立ち並びますが、
今年はその中にお雛さんが飾られています。

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これがまた楽しくて
これがメインといってもいいぐらい。(怒られるか ^^;)

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ほとんどが陶雛ですが、
これがまた素晴らしい作品から傑作まであります。
とはいえ、やはり商店街の飾りも ^^

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「せと末広亭」

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お店の飾りはどうしてもガラス越し ><;

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「松千代館」
飾られているところは毎年お馴染みで、
直接見れるところは限られています ^^

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比較的撮りやすいお店の飾り。
商店街を抜けると、
このあとは「窯垣の小径」に入ります。

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幾何学模様の壁や垣根に彩られた散策道は、
瀬戸市の観光スポットのひとつです ^^;

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「窯垣小径ギャラリー」とお雛飾り。
残念ながら創作作品のため撮影は禁止、
ここは雛飾りの鑑賞だけです。

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まだ水仙も咲いていない小径。
このあとは再び中心部に戻ります。

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銀座通り商店街

この筋には古雛が多く飾られていますが、
残念ながらいつもガラス越し ><;

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どう撮っても我が腕ではこれ以上は無理でが ><;
いいお雛さんがあります。

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明治時代の押絵雛

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ここもお馴染みの旧写真館の展示です。

この商店街には古雛が多く飾られていますが、
見たい古雛はやはりおなじところに ^^;

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古民家の「久米邸」
ここも古雛が多く実に立派な御殿雛がメインに。

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いつ見ても素晴らしい御殿飾り、
ただし、書かれている年代には?も ^^;

まぁ、それはともかく素晴らしい古雛を見せてもらって、
最後はやはりここでしょうか。

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高台に建つ「無風庵」。
ここ数年、飾りが変わっていましたが

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今年はこんなつるし雛でした ^^

これから始まる各地のお雛さんめぐり、
その最初は「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」でした。

2015年2月 1日 (日)

瀬戸のお雛めぐり Ⅰ

暦の関係か?早くも始まりました町なか雛めぐり。
今年最初の雛めぐりは愛知県瀬戸市の
「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」からです。

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この初日は強い風が吹荒れるく寒い日でした。

まずはメイン会場の「瀬戸蔵」から、
毎年工夫が凝らされた”ひなミッド”と、
真多呂人形の”変わり雛展”です。

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1階ホールに飾られた”ひなミッド”

そして入口の傍には
今年も真多呂人形の”変わり雛”です。

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今年の変わり雛は
お粗末地方議会雛、「エアケイ」大健闘雛、出雲でご慶事雛、
新幹線誕生50周年雛、

そして

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富岡世界遺産雛でした ^^

今年は町なかに出る前に
まずは”ひなミッド”を見てみます。

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正面から ^^
高さ4mのピラミッド型巨大ひな壇に並べられた、
約1,000体の陶磁器、ガラスの創作雛です。

Seto06

Seto07

陶雛

ひな壇を右へ回り込んでいきます。

Seto08

窯業高等学校の生徒の作品に

Seto09

個人の制作作品など、
プロとアマの作品がびっしりと飾られています。

Seto10

古布の長~~いつるし雛

Seto11

2階への階段から

   Seto12

そして見下ろす”ひなミッド”

Seto13

見事な創作雛人形を楽しんで
このあとはお馴染みの町なか雛めぐりです。

陶のまち瀬戸のお雛さん、
今年はどんな飾りが見れるでしょうか?
このあとはメインの雛めぐりです。   1月31日

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