雪の若狭路・鵜の瀬
「明通寺」から少し戻って遠敷川沿いの道に入り「鵜の瀬」へ。
ここは途中にある「神宮寺」とかかわりがあり、
ともに紹介するべきですが神宮寺には立ち寄らず
そのまま南進していきます。
すぐに下根来(しもねごり)にある「鵜の瀬公園」に到着。
公園にある鵜の瀬給水所、
ここもまた名水百選に選ばれています。
雪に埋もれた公園から眺める遠敷川(おにゅうがわ)と
川に突きだした鵜の瀬の河原。
渡った橋を戻ってその「鵜の瀬」へ行きます。
道路から数メートル先にある第一鳥居。
積雪は膝下辺りまでですが、
踏み込むかどうかか思案していたら踏み跡がありました。
これはラッキー!
深い踏み跡に足を入れていきます ^^
少し石段を下りると第二鳥居があり、
その傍らには祠が建っています。
鳥居をくぐり
眺める遠敷川上流(公園方面)と
下流
竹柵のある場所は”お水送り神事”を
多くの市民や観光客が見守る場所。
その河原と奥に見えるのが「鵜の瀬」の淵。
川の傍に近寄れず(近寄りません ^^;)
その綺麗な水の流れをお見せできませんが、
大岩に架かる注連縄と右に小さく祠が見えます。
ここが毎年3月2日に、
奈良東大寺二月堂への「お水送り」の
送水神事が行われるところ。
通りすぎてきた「神宮寺」の”閼伽井”から汲まれた”お香水”が、
松明行列とともにここに運ばれ、
河原で大護摩が焚かれるなか遠敷川へと注がれます。
そのお香水はこの岩間の淵から
10日かけて東大寺・二月堂の「若狭井」に届くといわれ、
奈良のお水取りは3月12日に行われます。
その言われとなった話は省きますが、
その行事の模様や関連資料は
鵜の瀬公園の資料館で見ることができます。
除雪作業中の道路側から見る
鵜の瀬公園とその資料館です。
雪景色が見たくて走った雪の若狭路。
福井県若狭町から小浜市東部をめぐった、
新春ぶらり旅でした。 4日
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