諸戸氏庭園春の一般公開
三重県桑名市にある「諸戸氏庭園」。
春の一般公開も今週末の15日(日)で終わりますが、
菖蒲池のハナショウブが見ごろとのことで、
何年振りかで出かけてみました。
今は御殿と車回しが修復工事中で大門もなく、
見学順路も以前とは変わっています。
ここが本邸(母屋と店舗)の玄関(店舗部分)で、
この右横から庭園に入ります ^^;
本邸の建物になる洋館の横を通り庭園へ入り、
モミジの新緑と苔むす緑が綺麗な道をいきます。
左手の菖蒲池に咲くハナショウブが見えます。
庭園にはちょっと場違いな気もする「煉瓦蔵」は、
2棟が戦災で失われ今は3棟が残っています。
ここで直角に曲がり菖蒲池を回っていきます。
綺麗な敷石の道を行き、
苔の上に置かれた飛び石を踏むと
「藤茶屋」です。
部屋には上がれませんが、
前面に敷かれた毛氈に腰かけて眺める藤棚。
左端に見える藤の木は樹齢300年とか ^^;
茶屋は昭和中期に再建されたもの。
藤棚の下をくぐって出ると「菖蒲池」に出ます。
諸戸氏庭園の中心部となる江戸時代からの庭園で、
江戸時代にはカキツバタが植えられていたそうですが、
今はハナショウブが綺麗です。
池の中の飛び石を踏み
石の八橋で菖蒲池を渡ります。
橋の先にあるのは位置が変わりましたが、
江戸時代から植栽されているという蘇鉄の山。
池を渡って入口の反対側に出ました。
ここから北側の道をもう一つの「池庭」にいきます。
途中にある「神祠」。
この庭園には多くの灯籠が配置されていますが、
その数70基ほどとか ^^;
その中には貴重な灯籠もあります。
神祠を回り込むと御殿前の「池庭」です。
御殿から見ると池の奥になる
青石貼りの築山の上を通って池庭を回っています。
今は御殿前からこの池庭を見れませんが、
御殿に近いその横に出てみます。
この池庭は琵琶湖を模して造られたもので、
御殿から見ると右手に見える中央の岩を竹生島に、
その奥に見える石橋を天橋立に見立てています。
また揖斐川から流れ込む濠の水を引き入れて、
潮の干満により景観が変化する「汐入の庭」でもあります。
正面から見れない池庭から「推敲亭」に出て、
「菖蒲池」の南側の道を戻ります。
ちょうど庭園を一周してきました ^^;
出入口の傍にある建物は、
右に見えるのが「御成書院」、そして洋館部分です。
御殿と車寄せの修復工事が終わると、
次はこちらの書院と洋館部分が工事に入るそうです。
すべて完成するのは2020年という・・・。
秋の公開時には見事な紅葉が楽しめます。 7日
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懐かしく拝見
そういえばこちら
しばらくご無沙汰しておりました
改修がまだ続いているんですね
早く修繕が終わることを願ってます
投稿: 雪だるま | 2014年6月 9日 (月) 06時04分
雪だるま さん
以前に来られていましたね。
工事がすべて終わるのは2020年、
東京オリンピックの年だそうです。
国の重文だけに時間がかかるそうです。
投稿: 好好爺 | 2014年6月 9日 (月) 18時37分