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2014年5月21日 (水)

恵奈の里 次米お田植え祭

久しぶりに祭りを・・・といいますか、
ウオーキングを兼ねての祭り見物でした。

JRさわやかウオーキング
「恵那の遺跡めぐりとお田植えまつり」に便乗 ^^;
歩きには最高のまさにさわやかな日でした。

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途中は残雪の「御嶽山」を見ながら、
祭りの会場へと歩きます。

さて、そのお田植え祭ですが、もらった資料には
~歌って、踊って伝える恵那のお米物語~
「恵奈の里 次米(すきまい)お田植え祭」
”お田植え儀式とお米の祭典”とあります ^^;

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着いた会場ではすでに祭事(神事)が始まっていました。
これは”清め祓いの儀”で、
五色の切紙により斎田を祓い清める儀式です。

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巫女舞・浦安の舞いが奉納されます。
舞うのは女子中学生の2人 ^^

長い祭事の最後は唄踊りの奉納

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このあたりから今まで見てきたお田植えとは
少し様子が違うのが分かります ^^;
唄踊りが終わってようやくお田植えになります。

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田植えをする早乙女姿の多くは
恵那農業高校の女子学生さんたち。

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そして踊り手のなかにも高校生がいます。

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なんとも賑やかな歌と踊りのなかで
お田植えは始まりました。

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このお田植えのテーマは、
「祭り・振る舞い・伝承」。

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平成9年(1997)に奈良県明日香村にある
飛鳥池遺跡から発見された木簡に、
天武6年(677)に恵那産の米が次米(すきまい)として
朝廷に献上されていたことが記されています。

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天皇が新嘗祭に使用する次米が、
恵奈の里から朝廷に献上されていた事実・・・
”恵那には、凄い歴史があった”と、いうことで、
これを機に始まったというまだ3回目の新しい祭りです。

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このお田植え祭は、
秋に恵奈の里から次米を奈良・明日香にある
「天武・持統天皇陵」に献納するまでに行われる、
5つのイベントの最初の行事でもあります。

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「米の収穫」を通じて地域の再発見と次世代へと、
歴史・文化の伝承を行っていくという・・・。

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この近くにある「正家廃寺」(国指定史跡)は、
その様相から当時の都から影響を受けたものとして
朝廷とのつながりを知ることができます。
(ウオーキングではここに立ち寄っています ^^;)

恵那市長島町正家で行われた「お田植え祭」。
”恵奈の里次米みのりまつり物語”でした。   17日

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お出かけ・祭り」カテゴリの記事

コメント

好好爺さん

「恵奈の里次米みのりまつり物語」、興味深く拝見しました。そんな古代から恵那の里のお米が、奈良の都まで運ばれ賞味されていたとは、驚きです。歴史を踏まえての「お田植え行事」中学生や高校生の若い娘さん達の踊りや田植え、見ているだけでも楽しくなりそうです。

shuttle さん
いつも見るお田植えとは趣旨が違っていました。

木簡が見つかってから年月が経っていますが、
その古の次米献納を再現しようと考えられた
地元の方の企画力には驚きです。
天武天皇とこの地のかかわりは壬申の乱までさかのぼります。
この祭事は1年に渡り続くそうですが、
そんな「お田植え祭り」を子どもたちが引き継いでいく、
まさに歴史のロマンを見るようです。

おはようございます。
美しい新緑に滝や川の流れ
癒やされますね。
ぎょりゅうそう不思議な花ですね。
まだ見たことありません。
大神神社でみられるそうですが
いつか見てみたいです。

彩 さん
ウオーキングに滝めぐりと少し体を動かしました。

赤目には最近花を見に行くことがあり
久しぶりの新緑でした。
このギンリョウソウを見るのも春の赤目の楽しみです。
大神神社で一度ご覧になってください、可愛いですよ ^^

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