近江八幡節句人形めぐり
雪の”なぎさ街道”を走って着いた近江八幡市。
今年も恒例の「近江八幡節句人形めぐり」が始まっています。
昨年もちらつく雪のなかでしたが
町なかに飾られた多くのお雛さんをめぐりました。
雪の八幡掘
今年はとてもそんな気になれず
1年ぶりに3ヶ所の展示会場をまわります ^^;
まずは「郷土資料館」。
今年は2階の展示室に御殿飾りが並びます。
昨年まで旧伴家住宅に飾られていたものが、
こちらに変わったようです。
昭和期の
御殿ふたつ。
左が昭和26年、右は昭和期とありますが、
同じような時期でしょうか?
造りは違いますがこちらも昭和30年ごろ、
絢爛豪華な御殿が造られる前の綺麗な御殿飾りです。
源氏枠飾りをふたつ。
上が大正期の白木造り、
下は時期不詳ですが階段の付いたもので、
この大きさの源氏枠では珍しいものです。
何年か前に一度載せましたが「一文雛御殿飾り」がふたつ。
立派な御殿に比較的安価なちいさなお雛さんです。
このすぐ前にある「旧伴家住宅」へ行きます。
1階広間には「ひいなのほほえみ」、
”ままごと道具”がテーマの展示です。
誰もが遊んだことのある「ままごと」、
庶民の遊び道具とは思えませんが ><;
精巧に作られたミニチュアの道具が並びます。
中2階へ
こちらは
昭和の段飾り(関東)が中心ですが、
男雛、女雛の並びは関西風で男雛は右です。
そして2階の大広間
こちらもずらりと並ぶ段飾りですが、
その大半は京雛です。
その大きな特徴はやはり仕丁。
一部を
切り取っていますが、
その顔と持ち物が特徴です。
左から
”泣”の顔で熊手を持ち、中が”笑”で塵取を、
そして右が”怒”で箒です。
さて、外へ
雪も小降りになった新町通り、
次の旧西川家住宅に行く前に、
すぐ先の左手にあるお店に立ち寄ります。
毎年楽しませてもらっている内裏雛ですが、
今回はそのすべてで、上に江戸後期の古雛がふたつ。
下には大正末期のお雛さんです。
「近江八幡節句人形めぐり」
このあとは「旧西川家住宅」の古雛です。
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好好爺様
おひな様シリーズ待ち望んで、懐かしく思います。
先日の雪の中の水仙・・・痛ましいですね。
きょうも大雪になっていないでしょうか。
寒さも厳しいご様子、お大事にお過ごし下さいませ。
毎年、お雛さま、本当に綺麗ですね。小樽は、22日から
「雛めぐり」始まります。毎年同じお雛様を観ているのですが、
「今年もお会いしましたね」と、とても懐かしい感じです。
投稿: hiro | 2014年2月 8日 (土) 18時52分
好好爺さん
近江八幡は、昨年次男一家と訪れたばかりです。昔からの古い商家が多いようですね。と言うことは「雛飾り」も由緒ある古いものが多いのではありませんか。「八幡掘り」の散策は楽しかったです。雪の日にはちょっと無理でしょうが。。、
投稿: shuttle | 2014年2月 8日 (土) 19時44分
hiro さん
花も雪を冠るとやはり可哀そうですね ^^
昨日はこちらも初めてまとまった雪になりました。
小樽も桃の節句に始まる「雛めぐり」ですね。
こちらも本格的なひなまつりが始まりました。
また各地をめぐりたいと思っています。
毎年同じお雛さんに会えるのがいちばん、
それが「お雛めぐり」の楽しいところです ^^
投稿: 好好爺 | 2014年2月 9日 (日) 17時51分
shuttle さん
ここも近江商人発祥の地で豪商の家が多いです。
ひな飾りも古雛が多く素晴らしいものがあります。
そんな古雛は何度見ても飽きませんね。
この日は八幡掘も雪で散策はしませんでしたが、
ここは四季それぞれに風情があります。
さすがに近江八幡の人気のスポットです。
投稿: 好好爺 | 2014年2月 9日 (日) 18時03分
きれいですね。
私は郡山のほうを狙ってるんですよ。
電車の到着が早いし。
見れる家の数も多くて。
投稿: あくび | 2014年2月10日 (月) 21時17分
あくび さん
郡山に行かれる予定ですか。
ここは電車が便利ですね。
結構広範囲に展示されていますが、
お雛さんも素晴らしいものがあります。
楽しみなところのひとつです。
投稿: 好好爺 | 2014年2月11日 (火) 16時18分