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2014年2月15日 (土)

三州足助屋敷のお雛さん

足助の町並みから少し外れますが、
紅葉でしだれる香嵐渓の奥にある「三州足助屋敷」。

ここも「「中馬のおひなさん」の展示拠点のひとつですが、
昭和初期から現代までの雛人形や土びなが展示されて、
”昔ながらのひな祭り”が開催中です。

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入口にある「楓門」
1階左手、2階への入り口に飾られているお雛さん。

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ともに昭和のお雛さんですが、
御殿飾りは手前が昭和25年、中央が昭和34年と、
その造りと装飾の違いがよく分かります。

この先で受付を済ませると有料施設 、
そのお雛さんを見たくて、ん十年ぶりに入館しました ^^;

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まずは母屋の建物から。
昭和30年代の豪農の母屋をモデルに再現されています。

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入ると囲炉裏の火にあたり寒茶の接待を受けます。
すっかり煙で煤けた自在鉤(じざいくぎ)と、
高さを調整するための横木は鯛でしょうか?時代を感じます。
ここは「わら細工」と「機織り」の仕事場となっています。

暖かい寒茶?!をいただいたあとはお雛さん ^^;

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機織りの部屋にあった御殿飾り、
足助の町並みにはこのような御殿が多くみられます。

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囲炉裏の奥の部屋です。
昭和35年と右に昭和28年の御殿です。

年代が逆かと思いましたが、

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派手さがない分、こちらの方が古いんですね。

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母屋の軒下には”柚餅子(ゆべし)”が干されていましたが、
3月までこうして吊るされ完成するそうです。

この先にある「土蔵」。

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ここは「傘屋」と「桶屋」の作業場です。

「足助屋敷」は各施設が手仕事の作業場になっていて、
それぞれの仕事を職人さんが実演しています。

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入口を入った先にあったのは
市松人形に囲まれた大正12年の内裏雛でした。
思わずうっとりするほどのお雛さんです。

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そして「傘屋」の作業場には土びなの段飾りです。
「桶屋」の作業場にも土びながありましたがこちらを ^^;

最後のお雛さんは「工人館」の”体験実習室”でした。

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ここは”おひなさんと写真を撮ろう”(土日・祝)の体験室、
飾られていたのは御殿飾りと土びなの段飾りでした。

その御殿飾りです。

      Asukey14

年代はありませんが昭和30年代初期のものでしょうか?
少し煌びやかになってきています。

足助屋敷のお雛さんはこれだけでしたが、
食事に入った「檜茶屋」にも御殿の段飾りがありました。
オマケです ^^;

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昭和40年代とありましたが、
年代のものとしては実にシンプルな御殿です。

三州足助屋敷 「昔ながらのひな祭り」
昔に比べると少し飾りが少ない気もしましたが、
懐かしい施設のなかのお雛さんでした。

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お出かけ・ひなまつり」カテゴリの記事

コメント

好好爺さん

「三州屋敷」は、入場料金が要りますので、余り入ったことがありません。仰るように、中では、昔の「藁細工」「木工細工」などを、職人さんが実地制作をして見せていますね。まあ、昔人間の私などは、実際にそう言うものを、使ったことがあり、珍しくも感じませんが・・。「三州屋敷」内の雛人形展示は知りませんでした。やはり古いお雛様が多いようです。今年は見学しましょうかねえ。

shuttle さん
昔にここで一度だけお雛さんを見たことがありました。

そのときの古雛や土びなに驚いた記憶があり、
ほんとに何年かぶりかに入館しました。
そのときに土蔵で見たものとは比べものにはならず、
今回はかなりの期待外れでした。
見れるのは載せたとおりのごく普通のお雛さんと土びなだけです。

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