八幡神社獅子舞奉納 外宮
紅葉めぐりの真っただ中ですが少しお休みして ^^;
11月22日(金)に伊勢神宮外宮の
「せんぐう館奉納舞台」で行われた「獅子舞」です。
三重県桑名市長島町にある「八幡神社」で、
毎年秋の例大祭に舞われる獅子舞を、
「八幡神社獅子舞保存会」の皆さんによる奉納でした。
その様子を詳しく載せるには手もとに資料が無く、
ネットで調べた限りの資料を参考に、
奉納された6つの舞を簡単に紹介します。
まずは「場ならし」から始まります。
天狗と、鶏頭天狗面をつけた子供(ささら擦り)が、
舞台を三度回り場ならしを行います。
そして獅子が出てきます。
これが最初の舞いで、
舞台の四隅を浄めながら舞うという「出舞」だそうです。
次が「寝舞」。
ささらを擦る子供が獅子の上を飛び越え、
暴れる獅子をなだめながら舞います。
子供とともに舞う2頭の獅子でした。
このあとが「扇舞」。
子供の持つ扇をオスの獅子が食べるまでの、
獅子の動きのある舞いです。
扇を狙う獅子の動きもまた見どころでしょうか。
扇を獅子が食べた後、
舞う獅子を子供が飛び跳ねながら追っかけていますが、
この辺りは何か?よく分かりません ><;
次が「刀舞」。
獅子が刀をくわえて
舞台の四隅を刀によって浄める勇壮な舞い。
咥えた刀を途中から抜いて、
獅子と子供が対峙しながら舞台を回ります。
なかなか迫力のある舞いでした。
そして最後は「花舞」です。
2頭の獅子が笹にぶら下がった花飾りを
交互に食べにいきます。
飾りを食べに行きながらなかなか食べず、
下がっては前へを繰り返し、
最後に飾りを咥えて引きちぎります。
なかなか上手くいきませんが、
ようやく2頭が飾りものを口にしました。
これで獅子舞の奉納が終わりました。
元禄12年(1699)に始められたという獅子舞は、
現在でも古式が継承されている貴重な神事として、
昭和63年に桑名市無形民族文化財に指定されています。
この日はまたひとつ、
地方に伝わる歴史ある伝統文化を楽しみました。
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