彼岸花咲く葛城古道 Ⅱ
一言主神社周辺の見事な彼岸花の群生を見て、
「葛城の道」はしばらく東に進みます。
ちょうど道が突き当たるところにあるのが、
一言主神社の一の鳥居。
鳥居をくぐって振り返っていますが、
ここから道は再び南下して行きます。
何も言うことのない秋晴れのなか、
左手の田の畦に咲くヒガンバナを見ると
道は森脇から豊田の集落になりますが、
こちらの田んぼにも見事なヒガンバナの群生でした。
ここからしばらく行くと名柄の集落。
中ほどにある「長柄神社」を見て行くと、
重文「中村邸」の重厚な佇まいや
明治期のおもかげを残す町並みが続きます。
名柄から佐田に入るとふたたび田園地帯になり
春日神社を見て井戸地区を過ぎれば南郷の集落へ。
道は少しづつ上りにかかります。
この辺りにも大和棟造りの家があり、
稲田の先に綺麗な瓦屋根が楽しめます。
道中は道端にある「葛城の道」の石標と、
「近畿自然歩道」の案内板がまさに道しるべ ^^;
この先、住吉神社を過ぎると道は急な上りとなり、
ぐんぐんと高度を上げて行きます。
御所の町並みがはるか下になってきました。
坂道を上りきると極楽寺で、
その名のとおり「仏頭山極楽寺」があります。
鐘楼門があるこのお寺は吐田(はんだ)の極楽寺といわれ、
南北朝時代は楠木正成の祈願寺であったという。
参道沿いに咲くヒガンバナを見ながら
本道に戻ります ^^;
すぐに史跡「高天原」「橋本院」への道を分けますが、
この日は大幅に予定時間をオーバーしていました ><;
ここはそのまま直進します。
北窪から伏見、鴨神へと先を急ぎます。
予定の時間に戻して着いた「高鴨神社」でしたが、
手もとの小銭を確認したら・・・バス代が足りない ><;
あるのは5千円札、やむなく傍にある”そば処”で昼食。
これが時間を狂わせました。
植字のあとは葛城の道コース最後の見どころ「高鴨神社」。
ここはどうしても見なくてはいけません。
その拝殿下からです。(本殿は撮影禁止です)
ここからバス停までは1キロあり急いで10分ですが、
この時点でバスに間に合わないと判断 ><;
高鴨神社を出てすぐに橋の欄干に咲くアサガオ?
この色は赤が続いただけに新鮮でした ^^;
あとは風の森バス停に向かうだけ。
最後もやっぱりこの花でした ^^;
1時間に1本のバス事情を知りながら・・あほでっせ><;
次のバスを待つ気はなく国道24号線を歩いて戻りました。
ここはマップのとおり”風の森”から御所駅へが正解です。
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ホント見事!
朱色のオンパレードですね(*^_^*)
投稿: gen | 2013年9月24日 (火) 00時30分
gen さん
ここまで行くと彼岸花もかなりのものですよ。
後半は道筋を中心にしましたが、
花だけを追っかければ選ぶのに大変なほどです ^^
投稿: 好好爺 | 2013年9月24日 (火) 21時59分