彼岸花咲く葛城古道 Ⅰ

竹ノ内街道から金剛・葛城山麓を南北に走る葛城古道は、
今は近鉄御所駅から鴨神の風の森バス停まで、
「葛城の道」として整備され多くのハイカーで賑っています。

この時期、いつもは車で走る「九品寺」と「一言主神社」ですが、
今回は久しぶりに「葛城の道」を歩いてみました。

その前半、まずは近鉄御所駅から「一言主神社までです。



駅から３０分弱で葛城の道「六地蔵石仏」に着きます。

ここからヒガンバナ咲く田園地帯の道を行きます。



舗装路や田んぼのなかの道沿いに咲く、
ヒガンバナの赤い帯を見ながらの歩きです。



道の要所にある道標と案内板を見て行きますが、
まずは「九品寺」へ。

　

　　　　　　　　　　　

九品寺の手前にある「番水の時計」を見て、
細い畦道を回り込むと



九品寺（くほんじ）。
境内の様子は機会があればあらためて紹介したいですが ＾＾；
今回はその周辺のヒガンバナから。



この日はカメラ教室のバスツアーでしょうか？
多くの方たちが道に並んでの撮影中でしたが、
花はこれまでよりかなり少なく感じます。

ここからこの道のハイライト！（自分的には ＾＾；）
楢原（ならはら）休憩所に向かいます。





個人的にはこの辺りが一番好きな道筋です ＾＾；





遠くに大和三山を眺めながらしばし休憩、
ここはまた、コスモスの咲く場所でもあります。

楢原休憩所を過ぎるとすぐにあるのが
「綏靖（すいぜい）天皇葛城高丘宮趾」碑。



道は田んぼのあぜ道になりますが、
土砂崩れのため雑木林沿いに迂回します。



そこから舗装路を下ると「一言主寺神社」に出ます。



参道の左右に咲くヒガンバナは今が見ごろでした。





しばし見事な彼岸花の群生を楽しみます。
さて、ここまで約４キロの道、
かなり予定時間をオーバーしての道のりでした。

ここから先はただ歩くだけ思っていたら、
なんと、予想以上のヒガンバナの咲く道に。
このあとも古道と花を楽しみます。　　　　２０日