四国旅物語 室戸岬へ
旬ものを挟みましたが四国旅物語に戻ります ^^;
四国旅の最終日は高知東海岸を室戸岬へと走ります。
この海岸沿いには安芸市から室戸市にかけての各町に、
藩政時代から明治にかけて栄えた町並みが残るそうです。
そんななかから2ヶ所に立ち寄ってみました。
まず最初の安芸市には土居廓中(どいかちゅう)と呼ばれる
武家屋敷群がありますが立寄ったのはこちらです ^^;
上江ノ川公園にある「岩崎弥太郎像」、
ここから少し北にあるその生家でした。
土用竹の生垣に囲まれたその生家の全景です。
その詳細は省きますが
この庭にあった石組みの日本列島です。
ちょっと分かり難いため文字を入れましたが、
弥太郎が少年期に天下雄飛の夢を託して
自ら石を組んだと言われているそうです。
安芸市はまた作曲家弘田龍太郎のふるさと。
市内にはその曲碑が10基あるそうですが、
ここ土居廓中の入口には”鯉のぼり”のモニュメントです。
そして、傍には「野良時計」と呼ばれる時計があります。
明治中期に土地の地主が手づくりで作り上げた時計台で、
農作業をしていても遠くから時間を知ることができたことから
「野良時計」として現在も人々に親しまれているそうです。
400年の時を今に伝えるという武家屋敷群は
ここからすぐでしたが残念ながらカット ><;
その美しい町並みは室戸市の吉良川町でした。
明治中期から昭和にかけて製炭業で栄えた町です。
その町並みから特に特徴のある建造物をふたつ ^^;
こちらは白漆喰壁に水切瓦(壁面に付けられた幾重ものひさし)が
特徴の建物ですが、この造りが家や蔵に多く見られます。
そして”石ぐろ”と呼ばれる石を積み上げた石垣塀は、
台風などの強い雨風から家を守るためのようです。
少々私的な趣味のところに立寄りましたが、
目的の室戸岬はここからすぐです。
まずは室戸スカイラインで室戸岬山頂展望台へ。
灯台が見えるかと期待しましたがご覧のとおり ><;
こちらは帰り道になる四国東海岸です。
スカイラインを下るとすぐに灯台への道、
ここにも24番札所「最御崎寺(ほつみさきじ)」があり、
その仁王門を見ながら行きます。
そして突然目の前に現れた灯台の先端部に
一瞬ドッキリ! ><;
室戸岬灯台の全容が見れるのはここだけでした。
スカイライン下ると岬の先端を走る国道に出ますが、
国道の海側は奇岩が連なる「乱礁遊歩道」となっています。
ここにもありました銅像、
曰くは省きますが「中岡慎太郎像」です。
岬の見どころは岩礁がメインでした ><;
こちらは「砂岩、斑レイ岩境界」と呼ばれるところ。
「灌頂ヶ浜」
弘法太師が灌頂の会式をした浜だそうです。
灯台の先端が少しだけ見えました ^^
こちらは「タービダイト層」と呼ばれる地層。
そして御蔵洞(みくらど)。
約1200年前に空海がこの洞窟で悟りを開いたという、
空海修行の地だそうです。
あらためて室戸岬
岬の先端からは少し外れていますが
観光案内所前の展望台からです ^^;
走りました四国高知のドライブ旅、
このあとは徳島県に入り阿南市、小松島市、徳島市、
そして鳴門市へと四国の東海岸を走り抜けました。
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