大四日市まつり
三重県四日市市で3日(土)・4日(日)に行われた
「大四日市まつり」の4日(日)の模様からです。
この日は”郷土の文化財と伝統芸能”がメインで、
諏訪太鼓や御諏訪神輿、大名行列、からくり人形山車、鯨船、
そして人気の大入道の演技が披露されました。
そんななかから「御諏訪神輿」と、
「大入道」を追っかけてみました。
いち早くサブ会場で練り始めた「御諏訪神輿」ですが、
そのあとはメイン会場の三滝通り交差点会場で練ります。
この神輿は諏訪神社近くの商店街有志が作ったものですが、
東京の三社祭りを手本に、
江戸みこしの所作を学んで練っているそうです。
”ヨイヤサァ、ヨイヤサァ”の掛け声で練られる神輿は、
移動のとき以外は
各神輿を指揮するまとめ役?の前で練ります。
大きな動作もなく整然と練るさまは、
また違った独特の神輿練りの趣があります。
移動しながらの練りもゆっくりですが、
この担ぎ手は一般から募集した方たちも多いとか。
御諏訪神輿の練りが終わるころ、
各地区の山車が集ってきました。
これから曳かれて会場に入りますが、
この日の目的でした「大入道」もいます ^^;
秋の「四日市祭」は諏訪神社の例祭で、
300年以上の伝統ある祭りですが、
「大四日市まつり」は今年50回目を迎える市民イベントです。
メイン会場を通って最初の演技会場へ向かう
「大入道を」見送ってその会場へ。
会場はすでに大勢の人で幾重もの人の輪 、
隙間を見つけてもぐりこみました ^^;
演技の開始です。
首が伸びて少しづつ長くなって行きます。
(サイズが合っていませんがそこはご容赦を ><;)
高さ1.8mの山車に立ち、身の丈4.5m、首の長さ2.7m。
全高9mとからくり人形では日本一の大きさとか ^^;
伸ばした首を前に突出し、
両手を前後に大きく振り体を半回転させながら、
時には太い眉を動かし目を見開き、
長い舌を出して見物客を驚かせます。
その様子はユーモラスのなかにもすご味があり、
見物客からは拍手と歓声があがります。
迫力満天の演技で多くの見物人を沸かせる大入道。
演技を終えてその長い首が元に戻ります。
町に出没するタヌキの悪事に困った人びとが、
すごみのきく大入道を作りタヌキを退散させたという、
そんな民話も伝わっているそうです。
?十年ぶりに見る「大四日市まつり」
伝統芸能の演技はこのあと夜まで続きますが、
「大入道」ににらまれて ^^;そうそうに退散しました。
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この日も暑かったですねぇ
もちろん家でゴロゴロしてました・・・
あの人ごみに入っていく元気がなくて^_^;
大入道を見ると、子供の頃を思い出します。
あの顔はとても印象に残っていて、たぬきといいクジラといい
怖いような、何とも言えないとても不思議な感覚が残っています。
投稿: gen | 2013年8月 8日 (木) 11時07分
好々爺さん
「大四日市祭り」は、「大入道」が面白いですねえ。「高さ1.8mの山車に立ち、身の丈4.5m、首の長さ2.7m。全高9mと、からくり人形では日本一の大きさ」だとか。見るだけで圧倒されますが、その長い首を更に伸ばし、目を剥いたり、舌を出したりするというのでは、観客は大喜びでしょうね。私も一度は見たいです。
投稿: shuttle | 2013年8月 8日 (木) 13時16分
gen さん
暑い日が続きますね。
この日の北勢は桑名と四日市の祭りでしたが、
今年は四日市まつりでした。
遠い昔ですが四日市に勤務していました。
その頃に見た大入道を思い出して楽しんできました。
子供のころの思いではいつまでも消えないでしょうね。
投稿: 好好爺 | 2013年8月 8日 (木) 17時14分
shuttle さん
四日市に勤務していたころ以来の大入道見物でした。
いろんなイベントに出ているはずですが、
祭りではやはり一番の人気者ではないかと思います。
大人はもちろん子供たちにの大人気で、
四日市=大入道のイメージがすっかり定着しています。
投稿: 好好爺 | 2013年8月 8日 (木) 17時26分