大垣湧水ものがたり
岐阜県大垣市。
松尾芭蕉の「奥の細道むすびの地」であり、
また、町なかに多くの湧水(自噴水)があることから
水の都としても知られている町です。
その大垣のシンボルともいえる「大垣城」がリニューアル、
そして新しい「奥の細道むすびの地記念館」がオープンと、
ふたつの観光のシンボルが新しくなったのを機に、
あらためて大垣を訪れました。
今回はただ歩くだけではつまらないと、
”ぷらっと大垣 通行手形”をぶら下げての散策 ^^;
(ぷらっと大垣 通行手形、詳しくは こちら を)。
お馴染みの「水門川遊歩道四季の路(ミニ奥の細道)」から、
美濃路を戻って大垣城まで・・・
スタートはここ”矢立初の句碑”がある愛宕神社前からです。
大垣といえば湧水の町。
まずは「掘抜井戸発祥の地」から湧水をめぐります。
「四季の路」沿いにある湧水めぐり、
次は「栗屋公園の湧水」です。
ここまで水門川を南下してきましたが、
この先で川は西に向きを変えます。
「武者溜橋」の欄干に描かれた”戸田公御帰城絵図”。
この日はまだ夏の祭りが始まる前でしたが、
橋から眺める放水は涼しげでした ^^;
ここからすぐに八幡神社です。
ここも何度か紹介していますが、
鳥居をくぐるとすぐにある「大垣の湧水」です。
この日は人の姿もなく静かでした。
「遊歩道四季の路」には
「奥の細道」の句から22の句碑が建てられていますが、
これは別もの ^^;”冬ごもり塚”で
” 折々に 伊吹をみては 冬ごもり ”
元禄4年(1691) 江戸に下る途次、大垣にての吟です。
水門川は再び南に下り、”四季の広場”に流れ込みます。
ここから”奥の細道むすびの地”はすぐ。
県道に架かる高橋の袂に、
「奥の細道結びの地」の石柱と「芭蕉と木因」像があります。
そして、道を隔てて建つ「奥の細道むすびと地記念館」。
新しくなった立派な建物に驚きながら見学 ^^;
「奥の細道」を追体験できる「芭蕉館」は素晴しいものでした。
その施設の前にある「むすびの泉」。
これは初めて ^^;
ここが整備されたときに造られたものでしょうか?
歩いて来ました「遊歩道四季の路(ミニ奥の細道)」、
ここから反対側になる「美濃路」を戻ります。
「住吉燈台」のあるポケットパーク、
ここにも自噴水があります。
しばし美濃路を歩き途中にある大垣宿脇本陣跡を見て、
大垣城へと向かいます。
駅前通りの角にある「大手いこ井の泉」。
これがこの町の日常の風景でしょうか?
すぐ傍にある和菓子の老舗、
大垣の夏といえばやはりこれ、”水まんじゅう”です ^^
ここは通行手形の”おもてなし”協力店、
手形についている100円クーポンでいただきました。
涼しくなったところで大垣城です。
外壁の改修工事中でしばらくぶりでしたが、
ずいぶんと綺麗になりました。
何年ぶりか?天守から見る大垣公園。
水都大垣の観光スポットふたつ。
外壁工事が終ってリニューアルオープンした大垣城と、
新しく建てられた「奥の細道むすびの地記念館」。
町なかの湧水をめぐりながら訪れてみました。
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湧水涼しげですね~ 一度行こうと思っているところです。
水まんじゅう目的ですが。冷え冷え食べたい。。。
投稿: gen | 2013年8月16日 (金) 00時21分
gen さん
湧水も水まんじゅうも最高です。
ですが、大垣も暑い!
もちろん暑いから”水”なんですがね~~ ^^;
身近なところで遊んでみました。
投稿: 好好爺 | 2013年8月16日 (金) 17時04分