のれんアートの愛知川宿
滋賀県愛荘町の中山道愛知川宿で行われている
夏の風物詩「のれんアートミュージアム」です。
今年は”・・・愛”をテーマに手作りの”のれん”が、
愛知川宿の民家や店舗の軒先に展示されています。
ウインドベルの爽やかな音とともに
風に揺れる”のれん”を楽しんできました。
まずは近江鉄道愛知川駅の
コミュニティハウス(るーぶる愛知川)からスタート。
ここのギャラリーでは
「のれんアート招待作家展」が同時開催されています。
ここから中山道第65番目の宿場町「愛知川宿」に行きます。
この日は子供地蔵盆のようでその準備中、
宿場に入ってすぐにある地蔵堂を振り返っています ^^;
さて、街道筋に展示されている100点近い”のれん”から、
好きに選んでみました。
最初は「近江商人亭(旧田中家住宅)」ののれんですが、
これはのれんミュージアムとは関係なく料亭のもの ^^;
しかし、街道筋の古民家には映えますねぇ。
「群分(こおりわけ)延命地蔵尊」に掛るのれん。
ここが愛知川宿の北の入口になります。
ここまでに3つののれんがありましたが、
ここからのれんの数が増えてきます。
民家や店舗の軒先にかかるのれんには、
それぞれに作者と作られた思いが書かれています。
ちょうど中間地点にポケットパークがあり、
広重の「恵智川」の画と、「愛知川宿」の石柱があります。
道筋には古い商家も残りますが、
旧宿場町の面影はあまりありません。
そんな昼どきの静かな街道筋に、
ときおり吹く風がのれんをゆらし、
吊るされたウインドベルが鳴ります。
それぞれに個性のある手作りののれん。
宿場の西にある老舗料亭「竹平楼」、
その重厚な建物は200年以上という歴史があります。
ここまで来ると宿場町もあと僅か。
これが最後ののれんですが、
ペットボトルのキャップでできています。
ちなみにタイトルは”LOVE ハート”でした ^^;
この先で街道は国道8号線に合流します。
約1キロほどの中山道愛知川宿。
この日も暑い日でしたが、宿場の街道筋に展示された
”手作りのれん”を楽しみました。 17日
「のれんアートミュージアム」は8月31日(土)までです。
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お暑うございます!
お元気でお出かけのこと、羨ましいです。
暑さに出掛けるのもおっくうでもっぱらテレビの番です。
いろいろな行事があるのですね~これを知るのも好好爺さんのおかげです。
暑さに負けない体力と気力が欲しいです。
投稿: 風 kei | 2013年8月19日 (月) 07時12分
好々爺さん
「中山道」と言えば、どうしても木曽周辺をイメージしますが、琵琶湖を巡ってもあったのですね。認識不足でした。「愛知宿」は、立派な平地なんですね。近江商人の豪商が多いとか。織物がさんだったようで、「のれん」は、その名残を惜しむためでしょうか。子供さんが描いた可愛らしい「のれん」が多いですね。
投稿: shuttle | 2013年8月19日 (月) 08時31分
風 kei さん
今年の暑さはいったいどうなっているんでしょうね。
この暑さには参りますが、
家にいるよりは外のほうがましか?と出歩いています。
まぁ、気持ちだけも涼しくと選んだイベントですが、
やはり猛暑には勝てません ><;
投稿: 好好爺 | 2013年8月19日 (月) 17時05分
shuttle さん
ここはもともと近江上布で知られ今でも特産品です。
その”上布”と”のれん”との思いは発想にあったでしょうね。
子供たちの作品はやはり”家族”が多かったです。
中山道は観光スポットとして木曽路が有名ですが、
西に向かって美濃路、近江路と続きます。
その中山道近江路のひとつがここ愛知川宿になります。
投稿: 好好爺 | 2013年8月19日 (月) 17時26分