潮かけ祭り
三重県志摩市志摩町の和具港で、
7月8日(月)、旧暦6月1日に行われた「潮かけ祭り」です。
和具の八雲神社に祀られている海の女神・
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が、
沖合2キロほどにある大島の祠に里帰りするのを祝い、
海の安全と大漁を祈願する神事で、
790年余の伝統ある海の祭りです。
和具漁港周辺に掲げられた幟。
着いた時にはすでに船団は漁港を出港していましたが、
ご神体を載せた まんどう船(満胴船)がその準備中で、
ちょうど岸壁を離れるところでした。
花火が打ち上げられるなか
まんどう船が出港して行きます。
このあと沖合にある大島でこの日採れた海産物を奉納して
神事が行われ、先に海女船が戻って来ますが・・・
それまで待つこと2時間ばかり、
何もない和具港での待機です ^^;
自然歩道を歩くにも海から離れると猛烈な暑さ!
”潮かけ”だけの見物ならお昼前に着けばいいんですが、
初めての祭りで最初から見たく10時前に到着でした。
人がどんどん増えてくるころ
海女さんを乗せた2隻の船が帰ってきます。
最初に戻った海女さん船は、
すでに岸壁で子供たちと潮かけを始めています。
そのあと次々と漁船が帰ってきますが、
まず潮かけの標的は岸壁の見物人でした!
この女性、知っていたのか知らなかったのか?
いきなりの放水にも動かず全身びしょ濡れです><;
ここが最初に標的になる場所と聞いていて、
我が身は水の届かぬ岸壁から撮影でした ^^;
今度は海女さん船同士の水のかけ合いです。
その後は船と、人どうしのの海水のかけ合いです。
船には漁師の人やその家族たちが乗っています。
もともとは大島で神事が終わったあとに、
けがれを祓い浄めるために沖で海水をかけ合ったそうですが、
それが漁港でも行われるようになったとか。
この辺りはまだ前哨戦?
再び花火が打ち上げられると まんどう船が帰ってきます。
船団を従えて漁港に入るまんどう船
岸壁に接岸しご神体が神社に還ります。
すでに漁港は凄い数の船が集まっていました。
このあと天下ご免の奇祭といわれる「潮かけ祭り」、
そのクライマックスを迎えますが・・・続きます。
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