花はすの郷 南条

「花はす公園」から戻る途中に立寄ったのは、
すぐ傍の堂宮地区にあるハス田です。

北陸自動車道の少し手前で右折すると、
走る道の左右に水田とともにたくさんのハス田があり、
ハスは主に仏事用として栽培されています。



堂宮集落の入口から右側（西）に広がるハス田、
先に北陸自動車道が見えます。



こちらは反対になる山側のハス田です。



ここ南条地区は日本を代表する花ハスの生産地で、
生産量は日本一だそうです。

三方を山に囲まれた静かな山里に広がるハス田には

　　　　　

多弁性で八重の綺麗なハス（誠蓮）が咲いていました。

花ハスは開花前に収穫され、
７月にはすでに新盆用に関東方面に出荷されたそうで、
８月には関西方面への旧盆用に収穫されるそうです。





点在するハス田をすべて回ることはできませんが、
集落の入口周辺にあるハス田を見て回りました ＾＾；



ハス田を飛び交うアカトンボ！＾＾；







ここに咲く花ハスは花弁が１２０枚もある八重咲きで、
外側の花弁が悪くなっても、めくればまだ内側が美しく、
日持ちが良いといわれます。

供華というと、やはり「蓮華」が思い浮かびますが



その「蓮華」を思わせるような花ハスを楽しみました。

　　　　　

ハス田に咲いていたオモダカ ＾＾；



広大なハス田のほんの一部を見て戻って来ました。
見える建物は北陸自動車道の南条ＳＡです。

ここで花ハスの栽培が始まったのは１９７４年とのこと、
その２０年後に「花はす公園」が整備されたという・・・。
ここもまた花ハス生産の地でもありました。