丸山千枚田

三重県熊野市紀和町丸山にある「丸山千枚田」。
そのオーナー田で田植えが行われたと、
テレビで放映されたばかりでした。

以前に稲刈りの始まる前に訪れていますが、
その時から田植えの後の千枚田を撮りたいと思いながら、
実現がしなかったんですが・・・。

今回は坂本の棚田を見たばかりでもあり
これはチャンスと走りました。



山中の狭い道が少し開けたところの展望所から
棚田が見渡せます。

ここからすぐに丸山地区。
集落の中を少し下って行くと展望台に出ます。



車が数台停められるだけの狭い場所ですが、
ここからの眺めがやはり一番でしょうか ＾＾；

今も変わっていなければ、
この展望台から右が地区（保存会）の田、
左がオーナー田です。



ここから棚田の中を縫うように車道を下りて行きます。



ちょうどこちらがオーナー田になりますか。



まだ田植え準備中の田もあります。





ちょうど中腹の棚田で園児たちが田植え中でした。



車道をしばらく歩き、
正面に見える大岩から棚田の道へ入ります。



戦後２０年間は２，２００枚余の田があったそうですが、
その後、荒廃し５００枚ほどに減少。



このままではいけないと地元住民と紀和町が立ち上がり、
千枚田の復田作業が始まります。



田が狭く、小さい田もあり機械が入らず、
手作業による作業も行われ、
現在は１，３４０枚まで回復しているそうです。



複田された田を利用したオーナー制度には
毎年１００組を超えるオーナーが登録されていて、
今年もまた田植えが行われました。



棚田の中を歩くと
ほんとに小さな田んぼを見ることができます。



オーナー田以外の田では、
ご覧のように地元の方たちが田植え中でした。

あらためてその棚田



１つ覚えのように ＞＜；パノラマで、
その中心部です。

”人が守り、残し伝える、日本一の棚田景観”という・・・
「丸山千枚田」、
これが棚田なんだと思うその景観でした。　　　　２１日