奈良 慈光院
奈良県大和郡山市小泉町にある「慈光院」。
寛文3年(1663)小泉藩主で石州流茶道の祖、
片桐石見守貞昌(石州)が父の菩提寺として建立した
臨済宗大徳寺派の寺院です。
石畳の坂道(表参道)を来ると一之門。
くぐると
静寂な木立の中に続く石畳の参道は
その奥にある茅葺の山門(茨木城楼門)へと導いてくれます。
楼門をくぐると大刈込の先に見える書院。
拝観受付を済ませて書院へ
ここでお抹茶を一服いただきます ^^;
右手には数十種類の木々の寄せ植えによる大刈込、
左手にはサツキ1種類の刈込のある庭園。
中庭を挟んで右に本堂(方丈)、
書院側には2つある茶室のひとつ「閑茶室(三畳)」。
書院東側の縁側の先にはもうひとつの茶室、
「高林庵(二畳台目)」があります。
庭園へ
石をほとんど用いず、多くの木々を用いた庭で、
季節の風情を楽しめるように造られているという。
大刈込の中の石段を上るとある「観音堂」。
サツキの刈込を回り込んで庭園の東側へ。
東側の眺望は残念ながらあまり良くありません ><;
代わりに書院横からです ^^;
そして書院側から見る茨木城楼門。
石州の伯父が城主であった摂津茨木の城の楼門を
貰い受け移築し、屋根を茅葺に葺き替え山門としたという。
奈良の「慈光院」、実に7年ぶりの訪問でしたが、
この日の目的は庭園のサツキでした。
残念ながら見ごろはあと1週間ほどでしょうか。 24日
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懐かしいですねこちら
数年前に再訪した時は修繕中で入れず
もう、5年以上は訪れてませんが
写真を拝見して
その時の記憶が蘇ってきました
再開発で
書院からの遠望にビルが映ると
住職が嘆いていたのを思い出しました
投稿: 雪だるま | 2013年5月27日 (月) 06時05分
雪だるま さん
私も久しぶりの訪問でした。
お茶の世界には疎いですが、
サツキ咲くこの庭園は好きですね。
この日はまだ早くて残念でしたが、
しばしの静寂を楽しみました。
東側にはその後たくさんの木が植えられたようで、
今はビルの頭が見えるほどです。
それでも撮らなかったですが(笑)
投稿: 好好爺 | 2013年5月27日 (月) 17時37分