南東北桜紀行 其のⅣ
続けてきました南東北桜紀行、
山形市から戻りました福島は平凡とはいえ
やはり会津若松市でした。
ただいま”八重の桜”で観光ブームに沸く街!
そして会津といえば若松城(鶴ヶ城)と白虎隊です。
その鶴ヶ城もまたサクラの名所。
北出丸のお堀端にさくサクラを見ながら椿坂に出ます。
何十年前になりますか?もう随分と昔になりますが、
今回は一応2度目の訪問でした ^^;
サクラも満開で綺麗ですが、
それにもまして人の数も凄いものです ><;
天守閣の西側に咲くサクラ。
その西側にある帯郭のサクラの下には
すでに花見用のブルーシートが敷かれています。
ここから表門をくぐり本丸跡へ出て、
天守閣へと入場しました。
天守の各層を人をかき分け最上階(5層部)に出ます。
360度の展望はまず真下に見える走長屋と表門、
その先には南走長屋と干飯櫓でこちらが南側。
このお城は日本で唯一の赤瓦が使われていますが、
曰くは長くなるので省きます ^^;
こちらが西側ですが、
この広場がいちばんサクラが集中しているところ。
。
何やら地上に浮かぶ花筏を見ているようです ^^;
反対の東側へ
遥かに見える磐梯山と右手前には飯盛山です。
もちろん天守をぐるりと回り、
その360度の展望を楽しみました。
”八重のふるさと福島県”
その幟は市内のいたるところに見られます。
戻る途中の鶴ヶ城会館に咲いていたシダレザクラ。
「照姫しだれ桜」と言うそうです。
会津松平家の養女でとなり、
鶴ヶ城での籠城戦では城内の婦女子を指揮したという・・・
照姫ゆかりのサクラのようです。
長くなりますが会津若松市の旅をもう少し ^^;
鶴ヶ城から向かったのはやはり白虎隊自刃の地、
ここも外せません ^^ 飯盛山です。
見どころは多いんですが今回はごく簡単に ><;
飯盛山の白虎隊自刃の地と19名の墓です。
山の下にある「白虎隊記念館」、
その傍に見事な大木のサクラがありました。
名前を「太夫桜」と言うエドヒガンで、
「石部桜」とともに会津の二大老樹だという。
ならばその石部桜を見なくてはと探したら、
何と、飯盛山からは歩いても行ける場所でした。
畑の中にみえたサクラの大木。
樹齢600年と推定されるというエドヒガンですが、
十本の幹から伸びた樹高は11m、
枝張りは19mの大木です。
このサクラもただ見事という以外には
何も言葉はありませんでした <m(__)m>
あらためて全体を・・・
クリックしてご覧ください。
この日は上越市まで走って越後のサクラの予定でしたが、
それは明日にでもと、これが我が流の旅と・・・ ^^;
(結果的には思いがけない雪と雨で中止でした ><;)
しかし、念願の「三春滝桜」から始まったサクラ見物は、
最後も素晴しい単木の老樹サクラに出会い大満足!
3日間の南東北桜紀行はここまででした。 20日
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好々爺さん
東北の桜、巡見記、素晴らしい桜を拝見しました。会津若松城は、何度も
訪れていますが、桜の時期には出かけていませんでした。やはり、名城に
相応しい綺麗な桜ですね。観桜客の多いこと、むべなるかな。特にNHKの
大河小説の舞台ですからねえ。お仕舞の「石部桜」は「滝桜」に遜色のない
素晴らしい老い桜です。
投稿: shuttle | 2013年4月25日 (木) 07時41分
shuttle さん
会津若松、鶴ヶ城は定番ですね。
サクラの時期は初めてでしたが素晴らしいサクラに名城でした。
土曜日で人の多いのは覚悟していましたが、
さすがに今話題のスポットです。
石部桜、当初は予定にありませんでしたが何とも偶然で、
これは太夫桜に感謝でした。見れてよかったです。
投稿: 好好爺 | 2013年4月25日 (木) 17時07分