陶彩の径・多治見市
岐阜県多治見市にいくつかの散策コースがありますが、
サクラの並木道があるという「陶彩の径」を歩いてみました。
多治見駅から南へ5分ほど歩き、
陶都大橋を渡るとその入口があります。
専用歩道橋を渡るとここが「旧本多治見駅跡」。
昭和3年(1928)から53年(1978)まで、
多治見駅から笠原町までの4.5キロを結んでいた
笠原鉄道(東濃鉄道笠原線)の廃線跡を、
自転車歩行者優先道路として整備された道です。
最初は見事なユキヤナギと、
シダレサクラの道が続きます。
右に「多度神社・さくらの森」と
「佐倉宗吾大明神」のサクラを眺めて、
細い一般道路を横断して行くと
その先にはチシオモミジが植えられています。
すでに真っ赤な新芽が出始めていました。
ここを抜けるとこの日の目的でしたサクラです ^^;
まずは下から ><;
すでに散り積もった桜の花で道は真っ白!
さくら吹雪の舞う中ですが花はまだ大丈夫 ^^
まぁ、どちらも見事なものです。
延々と続く桜並木ではありませんが、
こうしたサクラのトンネルもあり次々と現れるサクラ並木に、
それぞれに違ったサクラを楽しみます。
ここから一旦桜並木は途切れます。
すぐ先で「旧市之倉口駅跡」を通過、
すぐに1.5km地点。
次の桜並木は笠原川沿いになります。
散る花びらが川面に散って流れます。
そして再びサクラのトンネルに・・・
ここまでが桜並木の道でした。
廃線跡を整備した遊歩道には
こうした駅跡の案内板が立てられています。
ここが多治見駅から3番目の「旧下滝呂駅跡」。
珍しい掘割の駅で、
利用者はホームまで線路を歩いて渡っていたそうです。
その掘割
抜けると再びチシオモミジとサクラの道です。
遠くのサクラも入れてみました ><;
黄色い花はレンギョウです。
「旧滝呂駅跡」の傍にあった
公園の子供の像とベニシダレサクラ ^^;
ここまで3km、いくつの桜並木があったか?
数えていませんでしたが素晴らしい桜並木でした。
旧滝呂駅跡から少し先にあった枕木
廃線路のの名残でしょうか?
ここまでが最初の「陶彩の径」だったようです。
この先、最後の駅跡(笠原)までは
新しい遊歩道が整備されていました。
残りの道は歩くだけでしたが、
ここが笠原鉄道の終点?「旧笠原駅跡」でした。
この先は東濃鉄道専用道路になっています。
道に埋め込まれた4kmの距離板を確認して引き返します。
初夏を思わせる暑い日でしたが吹く風が心地よく、
桜吹雪とともに楽しんだ「陶彩の径」ですした。 5日
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