日野ひなまつり紀行
滋賀県日野町で行われてきた
「日野ひなまつり紀行」も今週末で終了します。
こんなに遅くなるとは思いもしませんでしたが、
春の陽気?に誘われるようにようやく出かけました。
もう何年も続けて訪れ紹介していますが、
我が身としては
ここも飽きない雛めぐりの町のひとつです。
観光拠点の「まちかど感応館」前に飾られた
”ほいのぼり”と”ひなまつり”の案内板。
その館内の飾りを見て
日野の町なかをひと回りする雛めぐりへと出かけます。
やはりこの町は新町(しんちょう)の通り、
”桟敷窓”から見るおひなさんから楽しみます。
以前の古民家が綺麗に改装されて、
お休み処「風流郷(ふるさと)邸」になっていました。
座敷で接待が受けられますが
ここに飾られていた段飾り、御殿飾りのお雛さんから、
選んだのはこの飾りです ^^;
こちらは一般家庭の桟敷窓からの様子ですが、
飾り付けにもいろいろと工夫されています。
いつもは玄関間から座敷に飾られていたお家ですが、
今年は庭先を奥へと入った部屋に飾られていました。
江戸から明治、大正、昭和までのお雛さんが並びます。
本町筋から戻って下鍛冶町へ、
ここも毎年見せていただいている「ふる里のおもちゃ館」。
いきなり庭先の窓に古雛です ><;
太陽でお雛さんが傷むのではないかと心配しましたが、
敢えて見ていただくためにとのことでした。
ここのおひなさんも素晴らしいものがありますが
何年ぶりかで載せる江戸時代の享保雛です。
平日の人も少ない朝一番からの”ひなめぐり”でしたが、
昼ごろになるとさすがにひとが多くなります。
東の会場から西の会場と見て、
戻る途中にある古雛がたくさん飾られているお店。
古雛は紹介しましたが今回はこの官女。
以前に近江八幡で見たことがありますが、
「狆(ちん)引き官女」です。
昨年もここは拝見していますが、
これは気がつきませんでした ><;
そして、鍵之手辻の”ちょっといっぷく”と、
書かれた案内板につい目がいった”おひなさん”。
思わず中に入れてもらいました。
”年代は分からないが江戸時代か明治か”とのこと。
(お雛さんは髪の毛がなく黒塗りで、
個人的には江戸末期と思いながら拝見しました ^^;)
そしてもうひとつ
これも素晴らしい古雛でしたが、
女雛の冠からは明治後期から大正初期でしょうか?
なぜかこの町では毎年こうした古雛に出会います。
最後になりましたが「日野商人館」の”おひなさん”から
今年もまたたくさんの古雛や人形が飾られていましたが、
今回のポスターに使われていた「享保雛」です。
この日も汗ばむほどの暖かい日でしたが、
町なかをひとめぐりして戻りました「まちかど感応館」周辺は
すでに多くの人が”ひなめぐり”を楽しまれていました。
« 大池公園 梅林 | トップページ | 芭蕉と杜国・田原市保美町 »
「お出かけ・ひなまつり」カテゴリの記事
- 中馬のおひなさんin足助(2023.02.25)
- おひなさまめぐり in二見(2023.02.19)
- 叶匠壽庵 寿長生の郷のお雛さん(2023.02.18)
- とよさとひなめぐり 滋賀豊郷町(2023.02.14)
- 海津市歴史民俗資料館(2021.03.13)
ここ日野町のお雛様もなかなかの見応えがありそうです。
いつか出掛けて見たいです、覚えおこっと!
投稿: 風 Kei | 2013年3月 9日 (土) 08時52分
風 Kei さん
ここの古雛も見応えがあります。
5年続けて見ているため古雛も選んでいますが、
個人のお宅にも驚くようなお雛さんがあります。
ぜひ出かけてみてくださ ^^
投稿: 好好爺 | 2013年3月 9日 (土) 17時17分