おひなさまめぐり・賓日館
「おひなさまめぐりin二見」
寒風が吹く町なかのお雛さんをめぐりながら「賓日館」へ。
1階の各部屋や廊下にはいつものように
たくさんのお雛さんが飾られています。
まずは1階の廊下
今年は比較的シンプルな飾りですが、
曲がって最初の部屋にあったのがこれ。
伊勢市在住の和紙人形作家の方による
創作人形「月読尊(つきよみのみこと)」でした。
(制作の過程が細かく書かれていましたが、
ここでは省かせていただきます。)
さて今年の「賓日館」
やはり御殿飾りですがまずはこちら
何年か前にも段飾りの全体を載せましたが、
今回はその御殿と三人官女です。
昭和24年のもので小さいですが綺麗な飾りです。
こちらは布で作られた創作雛でしょうか?
華やかですね~ ^^
昭和5年に購入されたという白木造りの御殿飾り。
綺麗に保存されています。
こちらは白木造りでも「源氏枠飾り」です。
これも何度か載せてせていますが、
内裏雛は天保6年(1835)から保存されているそうですが、
枠は明治時代と書かれています?
これも小さな内裏雛ですが、
ちょうど”雛絵”の軸装が掛っていました ^^
他にもたくさんの内裏雛や御殿飾りが飾られていますが、
今までに紹介してきたものが多く、次は2階の大広間です。
今年は5年ぶりにこのお雛さんに再会です。
遷宮用材の残材が縫い込まれた衣装の内裏雛
「檜織込親王揃」。
親王雛の意匠には木目が見えますが、
どうして織り込まれたのか説明を読んでも???
素人には理解できません ><;ただ、凄い!とだけ。
そして床の間にはやはり「お白石持ち行事」です。
今年は”遷宮記念”とあるだけに別間にも
こちらは「お木曳」でした。
曳くのは”ブ-ジィー”君と”エルカ”ちゃんで~す ^^
そして「賓日館」の最後はこちら
その二見のキャラと一緒に ^^;
まぁ、今年は遷宮記念ということで「賓日館」の飾りも、
いつもとはチョッと様子の違ったものを載せました。
町なかの様子も一枚
「曲水の宴」
どうも郡上の”福よせ雛”以来こういうのが気になります^^;
我が”雛めぐり”でも一番長く通い続けてみている
「おひなさんめぐりin二見」ですが、
今年は「遷宮記念」ということで思わぬ雛めぐりでした。
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好々爺さん
たくさんのいろいろなお雛様、興味深く拝見しました。中でも、創作人形「月読尊」は、和紙人形作家の手によるのもとか。とすれば題材は「紙」でしょうか。また、「お白石持ち行事」は、人形の行動が力強く表現されていて、面白いです。最後の「曲水の宴」も、当時の風景が目に浮かぶようで、人形の世界とは思われない出来です。
投稿: shuttle | 2013年2月11日 (月) 10時12分
shuttle さん
「月読尊」は和紙ですが、
東北大震災の日に仙台地方の会社に特注されたものだそうです。
細かい経緯が書かれていましたが、
この和紙人形もそうした悲しみのなかで作られたようです。
「お白石持」は遷宮で神領民が曳く行事のひとつです。
元伊勢市民としては楽しみな行事です。
「曲水の宴」も今では限られたところでしか見れませんね。
投稿: 好好爺 | 2013年2月11日 (月) 18時24分