人形小路雛めぐり
愛知県高浜市屋敷町にある「人形小路(こみち)」。
名鉄三河線「吉浜駅」から
町なかを縫うように続く約800mの散策路ですが、
その道筋に「吉浜細工人形の10場面があります。
ここでいつから始まったのか分かりませんが ^^;
”雛めぐり”が行われていました。
吉浜駅前の案内板
この屋根の左右に福助の装飾瓦があるため、
”お出迎え福助”と言うそうです ^^;
ここから足元にある矢羽模様の舗装路に従って行くと、
小路を一周できるようになっています。
ここが「人形小路1番館」
細工人形は一昨年の大河ドラマ「江」 ^^;
ここに飾られていたおひなさんは
この内裏雛でした。
小さく見えますがかなり大きいものです。
ここは以前に細工人形を見に来たことがあり、
案内の道とは関係なく気ままに見て行きました ^^;
1番館の傍にあったのは「供養雛」
何体あるかは分かりませんが、
これも飾られなくなったものでしょうか?
この横には「おりょうに坂本龍馬、
勝海舟に西郷隆盛」の細工人形があります。
次の細工人形は「元禄花見おどり」ですが、
人形は別としてこちらのひな飾りは
明治時代の「御殿飾り」でした。
さらに行くと「人形小路伝承館」
細工人形は「家康と家光」、そして春日局でしたが、
お雛さんは
この「白木の御殿飾り」
案内には百十歳の御殿飾りとありましたが、
手元の案内図には「大正御殿雛」と??
ここにはもうひとつ「水戸黄門漫遊記」があります。
ここからすぐに「宝満寺」
「三十三地蔵」のある健康祈願のお寺ですが、
ここの細工人形は「三国志」。
お雛さんはこの木目込雛のの七段飾りでした。
ここから折り返します。
途中の細工人形「花咲か爺さんここほれワンワン」を見て、
ここにも「三十三地蔵」のある眼病平癒の「柳池院」。
こちらの細工人形は昨年の大河ドラマ、
「平清盛厳島神社詣で」、お雛さんはありません。
再び道を折り返して
ここには以前になかった
新しい施設「人形小路おいでん横丁」ができていました ^^;
中央に等身大の新作「大立雛」が立っています。
ここにもお雛さんはありましたがそれは別にして ^^;
この前にあるお店です。
「落語寄席」が聞けるお店にあったのは、
ガラス越しですが敢えて載せます内裏雛。
明治と昭和のお雛さんでした。
道筋にも飾られている素敵なおひなさんを楽しみながら、
吉浜「人形小路の雛めぐり」。
最後の細工人形は「吉浜音頭」でした。
細工人形は以前見たときとは大半が変わっていましたが、
それは時代を反映してのようです ^^;
そんな人形とともに楽しんだお雛さんでした。
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好々爺さん
吉浜は、大きな人形製作所があって、「吉浜人形」として全国的にも有名です。吉浜は元来は港町ではないかと思うのですが、どうして「人形」の街になったのか不思議です。人形の街らしく、飾り付も大々的ですね。菊人形みたいに、時代物を多く取り入れているのも、興味があります。
投稿: shuttle | 2013年2月28日 (木) 19時42分
shuttle さん
吉浜は吉浜人形で知られています。
特に雛人形では有名ですが、
その始まりはこの細工人形のようです。
隣の高浜と合併しましたが、
もともとは高浜は三州瓦、吉浜は細工人形と、
どちらも職人の町ですね。
投稿: 好好爺 | 2013年2月28日 (木) 20時03分