福よせ雛・文化のみち二葉館
「福よせ雛」が続きますが、
こちらは名古屋市東区にある「文化のみち二葉館」。
ここで各所よりもひと足早く行われた「福よせ雛」です。
催事は今日、2月15日までの開催でしたが、
その終了する3日前に出かけました ^^;
二葉館(旧川上貞奴邸)
郡上市の2ヶ所と名古屋市内の各所で
プロジェクトチームとして昨年も行われ、
今年が第3回という「福よせ雛 大集合」です。
今年は”チーム星が丘”と、豊田の”チームいなぶ”が、
あたらしく参加します。
1階の大広間にある段飾りの”福よせ雛”
郡上八幡ばかりに気がとられ、
名古屋市内でも開催されていたとは・・・迂闊でした ><;
メインの展示スペースは2階の展示室。
部屋の二間に飾られたたくさんの”福よせ雛”ですが、
ここで開催されるのは、
今年のプロジェクトチームのキャンペーン隊とか。
そんな中からまずは二葉館の”おひなさん”です ^^
そのテーマは「書道パフォーマンス甲子園」
~三人官女・五人囃子よ夢を抱け ~
こちらには「川上貞奴杯書道コンクール」、
書道と川上貞奴の関連は?知識なし ><;
ところでここで行われている「福よせ雛」は、
今年の各地のキャンペー隊と聞きました・・・
このお雛さんたちが手にしているのは
その参加プロジェクトチームのチラシです。
すでに二葉館は終りですが郡上八幡、稲武は開催中!
その「郡上八幡」(~4/21)
そして「チームいなぶ」(~4/14)
では、このあと始まるチームはと言うと
郡上市高鷲町の「クックラひるがの」(2月/16~3/3)
「東山スカイタワー」(2/19~3/17)
「チーム星が丘」、「名古屋三越星が丘店」(2/20~3/3)
「らんの館」(2/21~3/5)
名古屋市内の各所を中心にこれから始まる「福よせ雛」、
かなりの手抜きでしたが紹介しました ><;
ここでは他にも「大須スケートリンク」や
「愛知県運転免許試験場」などの飾りが賑やかでした。
ところでここ「文化のみち二葉館」のお雛さん
素晴しいのが飾られていました。
ガラス越しでしたが、
手前に置かれた「犬筥」と下には五人囃子、
そして隣には雛道具がありましたが、
どれも見事なものでかなりの年代ものです。
思わぬ古雛のオマケ、これはラッキーでした 。
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ここでも開催されていましたか、灯台もと暗しとでもいいましょうかまったく知らずでした。
好好爺さんの好奇心と言いましょうかものしりにますます驚きです。
投稿: 風 Kei | 2013年2月15日 (金) 08時35分
風 Kei さん
私もひなまつりのチラシを集めていて知りました。
まぁ、これはこれで人気があるようで、
名古屋で見て郡上を知った人もいるようです。
投稿: 好好爺 | 2013年2月15日 (金) 16時18分
好々爺さん
どれも目を見張るような出来ですね。創意工夫と言う点では「書道パフォーマンス甲子園」などは、ピカイチです。お雛様が書いた習字、何か本物を思わせます。朱筆添削まであって、凝りに凝っていますね。
投稿: shuttle | 2013年2月15日 (金) 19時34分
shuttle さん おはようございます。
こうした施設内での飾りはやはりテーマがポイントですね。
書道とお雛さんの結びつけは意外でした。
書かれた字にお雛さんを配置したようですが、
その筆さばきが見事に感じられて素晴らしいアイディアでした。
こういう飾りは町なかでは見れませんね。
投稿: 好好爺 | 2013年2月16日 (土) 08時59分
好々爺さんおはようございます
二葉館にて好々爺さんがお写真をおとりになっていらっしゃるところを拝見しておりました。またたくさんお写真を撮っていただいてありがとうございました。
この福よせ雛さんは5年前に此処二葉館で誕生しました。ご家庭で飾られなくなったお雛様を何とか救えないかと私たちと二葉館の館長さんとで始めた運動です。そして一人でもたくさんのお雛様を救うにはたくさん飾っていただく所を探そうと郡上八幡の振興公社に協力をお願いしてようやく2年間の準備期間を経て一昨年初めて世間の皆様に見ていただくことが出来ました。そして福よせ雛プロジェクトが発足したのです。
昨年の郡上八幡の160件と博覧館、お城はすべて私たちが作りましたが今年は町の皆さんも上手にできるようになったのでお城のみ作りに行きました。
二葉館はご覧のように小さい建物なので飾れる場所に限りがあります。しかし福よせ雛さんの誕生の地なので各地の福よせさんのキャンペーン隊という飾り方をしているのです。
また今年は星ヶ丘リームといなぶチームが一緒に活動をすることになりました。星ヶ丘は星ヶ丘三越と東山タワーという2つのチームがありますが今回から参加の星ヶ丘チームは星ヶ丘近辺の皆様が一緒になって作ろうと主婦や学生さんたちと作っています
いなぶチームは一作年から一緒に活動をとお話があったのですがこの福よせ雛さんの活動趣旨と福よせさんの考え方を理解していただくためのお話合いに足かけ2年かかったのです。
この子たちは今までお守りしてきたご家庭でのお役目が終わったのでここにきました。もう今までのようにお飾り台でじっとしている必要はないのです。お子様たちやパパ、ママがしていたことや食べていたご飯が食べたかったのです。お顔やお着物は残念ながらこのまましか着ることができないのが玉にきずですがそれもご愛嬌ということで。
でも福よせ雛さんは観光客を呼ぶための手段であってはなりません。
お雛様を使ってイベントをするのがブームなのです。こちらは1000体、うちは10000体いやこちらは30000体と数を競って飾るようになりました。またいろいろな飾り方をしてされるところもあります。でもそれも毎年となると飽きられて頭打ちに。そこに登場したのが福よせ雛さん。これを真似ればお客様が来るということなのでしょうか
どのように真似をされても結構ですがあくまでも真似はマネでしかありません。
今回は少し動かしてこんな格好に。でも来年はどうなるかわからないのであんまり動かすのはやめておくか・・・・・お雛様を道具にしか考えない飾り方に憤りを覚えます。
私たちもおちょくった福よせさんたちを誕生させますが決して手段に使っているわけではありません。真似をしてまで飾ったりはしません。
一昨年星ヶ丘三越さんでの福よせさんを見られてというケースが多いです。
好々爺さんのお写真にもあったかと思いますが、それらの実行委員会の方々には御
一緒に活動をしませんかとお声がけをさせていただいております。
先ほど書きましたいなぶさんたちも2年かかってコンセンサスが取れましたので今年から皆さんで一生懸命作っておられます。
長々と書きまして申し訳ありませんでした。そんなわけで二葉館が発祥の地なので二葉館皮切りに福よせ雛さんの活動が始まるのです
追伸
川上貞奴杯書道コンクールはパロディーです。すみません
投稿: 福よせママ | 2013年2月17日 (日) 09時18分
福よせママ さん おはようございます。
福よせ雛の詳しいご説明ありがとうございました。
ここ「二葉館」が発祥の地であったとは、
分かっていればもう少し書き方が変わっていたかもしれません。
また、なぜ8日からだったのか?その疑問も解けました ^^;
各地の(信州以西ですが ^^;)お雛さんをめぐってきましたが、
昨年の郡上で見た「福よせ雛」には正直衝撃を受けました。
それが名古屋からだったとはあらためてショックを受けています。
情報を集めることから始めてきました各地のひなめぐりですが、
地元の情報が拾えなかったことに深く反省しています。
このお雛さんたちに込められた思いは素晴らしいことと思います。
これから訪ねる「福よせ雛」さんたちにはまた違った気持で見ることになりそうです。
かたちは違えど巡るひなまつり、これからも楽しみにしています。
投稿: 好好爺 | 2013年2月18日 (月) 08時54分
ありえないです
作った人の気持ちを考えたら、こんなことはできないのでは
作品に落書きをするバカタレと同じです
投稿: 雛人形職人一家 | 2013年2月23日 (土) 20時08分
雛人形職人一家 さん
家庭で飾られなくなり処分で悩まれている方たち、
それを引き取ってくれている方たち、
雛人形に対する皆さんたちの思いはそれぞれでしょう。
見ている人たちもまた同じだと思います。
投稿: 好好爺 | 2013年2月24日 (日) 14時50分