西尾のてんてこ祭
毎年1月3日に五穀豊穣を祈念して行われる
愛知県西尾市熱池町にある「熱池八幡社」に伝わる
天下の奇祭「西尾のてんてこ祭」です。
2013年、新年最初の”ぶらり旅”はこの祭りから。
「熱池町(にいけちょう)八幡社」へと、
熱池町のまちかどから始まるこの祭り。
行列は塩導、神職、区長、氏子総代を先頭に
赤装束の厄男が小締め太鼓、米びつ、
酒樽と生魚(鱠に用いた残骸を〆縄に吊るしたもの)を
担ぐ3人と、竹箒を持った3人が続きます。
この祭りの主役はやはりこれ ^^;
赤装束の3人が腰に男根を形どった大根を下げ、
「テンテコ、テン」と太鼓のお囃子に合わせて腰を振る仕草!
その大根が揺れる様子を撮ろうとカメラマンが群がり、
全体の行列が撮れません ><;
行列が神社に到着
最後の竹箒を持った3人の厄男が入りました。
「テンテコ テン」と打ち鳴らす太鼓の音に合わせ、
男根を付けた腰を振るその様子が祭りの見どころ。
境内で待ち構えていた人たちにまずひと振り?
このあと神事があり、
終わると太鼓と米びつ、酒樽・生魚を担ぐ
三人の厄男たちが境内を3周します。
これが天下の奇祭といわれる「西尾のてんてこ祭」!
このあとは竹箒を持った若者が境内に用意された灰を
勢いよく撒き散らします。
この灰をかぶると厄除けになるといわれ、
皆さん灰の中に身を任せていました。
伊勢神宮へ献上するための御田植神事が
地元の豊年祭として今に伝わるという「西尾のてんてこ祭」。
新年早々天下の奇祭を楽しみました。
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好好爺様
あけましておめでとうございます。
2日の初詣、西尾のてんてこ祭、のどかで羨ましい
お正月風景ですねぇ。今年も各地の珍しい催事の映像・記事を
楽しみにしております。
お体に気を付けて、今年もお元気でご活躍下さいますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。
投稿: hiro | 2013年1月 3日 (木) 20時47分
好々爺さん
西尾は、我が「三河」にあります。そのご近所さんに、こんな奇祭があったのですか。驚きました。象徴を前につけていたら、警察が飛んでくるでしょうね。辛うじて「風俗壊乱」を逃れています。女性の見物客の顔が見たいです。例年1月3日にあるのでしょうか。
投稿: shuttle | 2013年1月 3日 (木) 21時34分
hiro さん
あけましておめでとうございます。
元気で出かけられることが何よりと思いながら、
新年早々から祭り見物に出かけています。
今年もどうかよろしくお願いします。
投稿: 好好爺 | 2013年1月 4日 (金) 16時41分
shuttle さん
毎年1月3日に行われている祭りです。
この腰振りが何ともユーモラスで、
これを見に多くの方が見物に来ています。
女性の方も(高齢の方が多いですが ^^)たくさん見物しています。
この大根を前に付けていたら?それはかなりリアルでしょうね。
笑って見れるのは「天下の奇祭」所以でしょうか。
投稿: 好好爺 | 2013年1月 4日 (金) 16時48分