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2013年1月31日 (木)

鵜倉園地 見江島展望台

紀伊長島の「長楽寺」から次の目的地玉城町まで、
走った道は国道260号線でした。

「錦」からは以前に走ったことがあり

R26001

南伊勢町の「東宮」にある「河村瑞賢公園」で休憩 ^^;

R26002

公園の片隅に咲くスイセンと

R26003

すぐ傍の国道沿いには河津桜でしょうか?
これはオマケになりましたが・・・ ^^;
R260を走った目的はこの先の「鵜倉園地」、
”ハートの入江”が見える「見江島展望台」でした。

気が付いたら通り過ぎていて ><;
東側の道から4キロほどの山道を走ります。

R26004

まず最初にあるのが「あけぼの展望台」
ここから見えるのは「贄湾(にえわん)」の景色。

この先で通り過ぎた「かさらぎ池」から来る道と合流、
さらに道を上っていくと
道のどん詰まりに3つの展望台があります。

260005

まずは左側の「かさらぎ展望台」
先ほどの「あけぼの展望台の上になりますか?
同じ景色でも少し展望が開けます。

戻って右の「見江島展望台」です。

R26006_2

ここには見晴し台が造られていましたが、
それはこのため ^^

R26007

”願いが届くハートの入江 かさらぎ池”

ここがR260を走った目的地ですが、
ではその池を

  R26008

ハートに見える入江の「かさらぎ池」です。

これを見にここまで来る人はどれほど?と思いましたが、
この日はカップルらしき?2組に出会いました ^^;

R26009

少し逆光気味ですが
先端に見えるのが「見江島」です。

そしてもうひとつの展望台はこの下、
少しアップダウンのある道を行きます。

R26010

こちらは柵もないむき出しの岩場 から><;
見えるのは「奈屋浦湾」。

4つの展望台がある「鵜倉園地」。
最頂部には車3台ほどが停められるだけの、
わずかなスペースしかありません。

2013年1月30日 (水)

長楽寺の紅梅

玉城町の「獅子舞の神事」を先に載せましたが、
この日の最初はここでした^^;

三重県紀北町紀伊長島区にある「長楽寺」。
早咲きの「紅梅」で知られていますが、
テレビで放映されてから少し日が経ち
そろそろ見ごろではないかと出かけてみました。

Tyorakuji01

本堂

庫裡の玄関で案内を乞うて庭園へ。

   Tyorakuji02

庫裡前にある紅梅の木、これがほゞ全景です。

樹齢200年余といわれていましたが、
最新の調査では280年と分かったそうです。

Tyorakuji03

Tyorakuji04

Tyorakuji05

山号の「城腰山(じょうようざん)」に因み、
12代住職が”城腰紅梅”と名付けられた八重の紅梅。

     Tyorakuji06

例年より2週間ほど開花が遅れたそうですが、
これで5~6分咲きでしょうか?

Tyorakuji07

蕾もまだ多く、
これからも順次開花して見ごろが続きそうです。

Tyorakuji08

こちらはその子孫とか ^^

一時は鉢物として育てていたのを、
手入れが大変と地植えにされたそうで、
かなり大きくなっています。

アップも少し ^^

Tyorakuji09

Tyorakuji10


この日、三重県の北勢地区は朝から雪でしたが ><;
南に位置する紀伊長島はやはり暖かく感じます。

梅の香りを楽しみながら
しばし春を思うひとときでした。      27日

2013年1月29日 (火)

山神の獅子舞神事

三重県度会郡玉城町山神にある「山田寺(さんでんじ)」で、
27日(日)に行われた「山神の獅子舞神事」です。

「山田寺」に到着したのは15時開始の50分前でした。

Tamaki011
Tamaki012

本堂前に準備されたムシロと
神事に使われる松ぼっくり。
(すでに水で濡らしてあります ^^;)



室町時代から伝わる祭りで、
悪疫退散を祈願したのが祭りの由来とされ、
県の無形文化財。

Tamaki02

弘治元年(1555)に作られたと伝わる、
雌雄一対の獅子頭と、赤、黒の天狗の面。

神事はまず住職の読経(般若心経)で始まり、
法力を受けた雌の獅子が本堂で舞う
内舞(うちまい)から始まります。

そのあと境内に黒の面をつけた魔物役の天狗が登場。

Tamaki03

いきなり見物人から一斉に
松ぼっくりが天狗に向けて投げつけられます。

天狗はひとしきり一人で舞いますが

Tamaki04

途中から怒った天狗は見物人に逆襲!
持った扇でバンバンと頭を叩き回ります。

これは悪霊を追い払い、無病息災、家内安全、
五穀豊穣を祈願するものだそうです。

Tamaki05

そのあと、
赤い面の天狗が登場して両者が揃って舞います。

この間も松ぼっくりがどんどん投げつけられますが、
この松ぼっくりは当ると結構痛いんです ><;

Tamaki06

怒った天狗が近くに ><;これは逃げられません。
頭をバンバンと叩かれました ^^;



Tamaki07

そして天狗はは
場外?まで飛び出して見物人を叩きまくります。

しばしそんな状況が続いた後

Tamaki08

境内に獅子が登場
「宰領」と呼ばれる介添役が付き獅子が舞います。
これが外舞(そとまわ)しというそうです。

Tamaki09

疲れて一休みしている獅子頭から
天狗は四手(しで)をもぎ取りこれを見物人に渡しますが、

Tamaki10

そのとき、袖の下に志を入れるように催促します ^^;
その仕草がまた面白い!

Tamaki11

そして雌雄の獅子と赤黒天狗の総舞い

Tamaki12

ここでも疲れて休む獅子から
その四手をもぎ取り

Tamaki13

志をもらった見物人にその四手を渡していきます。

この四手をもらうと福が来るともいわれているそうで、
皆さん盛んに志を袖の下に入れていました。

Tamaki14

最後にもう一度獅子が舞って神事は終わります。

Tamaki15

獅子舞のあとはやはりこれですね~ ^^

小さな村落に長く伝わる「山神の獅子舞」。
これもまた奇祭といえるでしょうか?
そんな地方の伝統行事を楽しみました。

2013年1月28日 (月)

松阪市船江の薬師寺

三重県松阪市船江の旧伊勢街道(参宮街道)沿いに
「薬師寺」という古刹があります。

正式には「利生山延命院薬師寺」という天台宗のお寺。

Yakushiji011

山門

地方寺院には珍しい仁王門(楼門)は、
入母屋造、本瓦葺で阿吽の仁王像が安置されています。

Yakushiji012

”上下層それぞれの出三斗組(でみつとくみ)の上は
一階は勾欄(こうらん)つき廻縁を、
二階は二軒繁垂木(ふたのきしげたるき)の軒を支える。”

  Yakushiji02 Yakushiji03

阿吽の仁王像

かなりの年代を感じますが、
”承応2年(1653)に再興された本堂の後に、
仁王門も再興されたものと思われる”とあります。

Yakushiji04

その本堂

”聖武天皇の勅願所で、天平2年(730)に
行基の開基と伝えられる。”
その後の変遷を経て天正年間の兵乱で灰燼に帰しますが、
前述のように承応2年(1653)に再興されます。

ところでこの薬師寺は
戦国時代に「大河内城」を攻めあぐねた信長が、
和睦の条件に二男・信雄(のぶかつ)を
北畠の養子にしたときに預けられたところ。

戦の舞台となった「大河内城跡」は
ここ薬師寺から南西に10キロほどのところにあります。

Okawati141

その「大河内城跡・本丸跡」
ここは以前にご紹介したところ。

少ない写真で長くなりましたが、
この日の目的はこちらでした ^^;

Yakushiji05

本堂右手前にある「芭蕉句碑」です ^^;

句は
” 梅か香に のつと日の出る 山路哉 芭蕉 ”
元禄7年(1694)、芭蕉51歳のときの吟。

伊勢街道歩きを少しだけ楽しみながら、
街道沿いの古刹と芭蕉句碑を訪ねました。

2013年1月27日 (日)

愛宕山龍泉寺 初愛宕

松阪市愛宕町にある「愛宕山龍泉寺」で、
24、25日に行われた「初愛宕大祭」の最終日です。

今年は60年に一度の本尊(愛宕大権現)の御開帳もあり、
初日は多くの参拝者で賑わったようですが、
この日は最終日、早く出かけたこともあり静かな境内。

Atago01

桃山時代の山門(薬医門)と朱塗り?の鳥居が並ぶ入口。
神仏習合が残るなんとも珍しいものですが、
その鳥居をくぐります。(山門は通れません ^^;)

Atago02

境内正面にある「愛染堂」から

Atago03

本堂への参道ですが
やはり秘仏・愛宕大権現の公開を拝観される方と
護摩供養の方が訪れています。

Atago04

本堂前にはすでに
柴燈護摩のための注連縄で囲まれた道場に、
護摩壇が準備されていました。

ただ、この日は調査不足で早く着きすぎ、
護摩供養まで3時間ばかりの待機 ><;

こんなこともあろうかと目的はもうひとつ ^^;
ここから伊勢街道を歩いて次なる目的地にと行きましたが、
それまたあらためて・・・。

で、戻る途中から風がさらに強くなりチョッといやな予感が。

Atago05

戻った「愛宕山龍泉寺」

柴燈護摩の始まる前にアナウンスが、
強風のため護摩壇に火は入れず作法だけを執り行うと。
予感的中で参りました ><;

Atago06

Atago07

その儀式、まずは「ほら貝の練行」

Atago08

道場の入口でひとりが印を切り、
山伏たちは中に入ります。

Atago09

そして本堂に全員が合掌?

Atago10

ここから作法が始まりますが、
まずは「法弓作法」

Atago11

道場の四方、中央、鬼門に向けて矢が放たれます。

Atago12

次が「法斧の作法」
護摩壇に斧が振り下ろされ護摩の薪が清められます。

このあと「法剣の作法」、「誓願文」と続いて、
護摩壇に点火され護摩供養が行われます。
そして「火渡り」になるはずですが・・・。

この日は護摩壇に火が入らないとのことで、
期待した柴燈護摩でしたが途中退場でした。

2013年1月26日 (土)

なら民博・企画展

Yamato01

奈良県大和郡山市矢田町にある
「奈良県立民族博物館(ならみんぱく)」で開催されている、
企画展「大和の昔のくらし~衣・食・住~」です。

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企画展示室は
「昔の台所」、「昔の衣服」、「昔の家」の3コーナーに分かれ、
それぞれに、炊飯・食器・貯蔵用具、仕事着・洗濯用具、
そして、暖房・照明器具などが展示されています。

そんな中から季節ものを ^^;

Yamato03

懐かしい” こたつ ”に” あんこ ”、

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使われる燃料の”消し炭”や”たどん”で、
馴染みの”練炭”や”豆炭”などが使われ出したのは
戦後のこととあります。

Yamato05

ところでこのマッチ。

包装されているのが新聞紙のようですが、
その記事の中に「大正5年 11月3日の日付がある
古いもので、内容も興味のあるものです。

そしてこちらはスポット展の「すごろく」です。

Yamato06

昭和初期の「漫画十二支オリンピック双六」

擬人化した十二支たちが、
遊びながら競技種目を紹介するというもの。
戦争で中止された昭和15年の「東京オリンピック」前に
作られたものでしょうか?

最後は同時開催されている
新春コーナー展「奈良のカルタ」です。

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最初はタイトルにある「奈良かるた」

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そして「奈良ふるさとかるた」
子供の目から見た奈良県の自慢できるものが
集められています。

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「田原本ふるさとかるた」
チョッとふつうのかるたとは違う「郷土かるた」です。

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種類の違うふたつの「やまと郡山かるた」です。

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楽しみながら平城京の歴史や文化を学べる
「平城京かるた」

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最後は県立万葉博物館制作の「万葉歌留多」と、
それぞれに特徴のある「奈良のカルタ」を楽しみました。

この日も公園を散策しましたが
ロウバイもまだ蕾 ^^;

Yamato14

咲いていたのはこの”ソシンロウバイ”だけでした ^^;

あとはサザンカ

Yamato15_2

花よりも”メジロ” ^^
春まだ遠き「大和民族公園」でした。

「民族博物館」では2月16日(土)から「古民家でひなまつり」、
23日(土)からは季節展
「ひなまつり~人形たちの宴~が始まります。

2013年1月25日 (金)

奈良大安寺 いのちの小径

「がん封じ笹酒祭り」に出かけた奈良の大安寺。

南門を入った左手にある竹林の入口に、
「いのちの小径」という案内板がありました。

Komichi01

下には「いのちの碑」と「美流孔(みるく)塚」とが
併記されて、説明が書かれています。

Komichi02

飛び石の小径で竹林に入ると
小さい竹林ですが体が凛となります。

これは以前には無かったもので調べてみました。
2011年7月に大阪在住の高齢の女性の方が、
ご自信の心臓ペースメーカーを埋め込んだ石碑を奉納。

Komichi03

石碑には”いのち”と刻まれていて、
裏側にあるそのペースメーカーが見れるそうです。
(この時点では分かりませんでした ^^;)

それを機に竹林を「いのちの小径」として整備したと、
当時の新聞記事にあります。

Komichi04

竹林の中の小径を行きますと、
先に見える何やら不思議な塚?

Komichi05

その前には句碑でしょうか?
”竹林に乳塚・・・”の文字が見えます。

Komichi06

そして先ほどの塚がこちら。

よく見ればおっぱいの形をしていますが、
これが「美流孔(みるく)塚」でした。

入口の案内板には
”乳がん治癒の祈願塚、撫でて祈念して下さい” とありましたが、
これも同じ方が乳がんを克服した時に建立されたそうです。

Komichi07

”参拝者の癒しの場になれば”と整備されたという
「いのちの小径」。

小さな竹林にも青竹の精気を感じる
「がん封じの寺」ならではと思う小径でした。

2013年1月23日 (水)

奈良大安寺 笹酒祭り

奈良市の「大安寺」で毎年1月23日に行われている
光仁会「がん封じ笹酒祭り」です。

奈良時代に光仁天皇が、
大安寺の竹林から刈り取った竹に酒を入れて飲み、
長寿を保ったとされる故事にちなんだ行事。

Daianji01

本堂では朝早くから始まっている「がん封じの祈祷」に
多くの人の列ができていますが、
ふるまわれる笹酒は本堂の横。

Daianji02

Daianji03

こちらもすでにたくさんの人たち。

受付でいただく竹筒が必要ですが、
お変わりは何杯でも自由です ^^;

Daianji04

たき火で暖められた青竹のお酒が
何本も用意されています。

Daianji05

車で参拝の方はこちらの「笹水」を ^^

Daianji06

やはりこちらも飲まれる方が多いです ^^;

Daianji07_3

ぼくチャンにもください 、可愛いわ ^^;

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ふたつ竹筒

Daianji09

こちらはいくつ ?^^

この竹筒タダではありません、
当り前ですが念のため ><;

Daianji10

お酒のお土産もありますが、
やはりこちらも人気のひとつ”さゝ酒”です。

1年の無病息災を祈ってふるまわれる「笹酒祭り」、
今年は素面での参拝でした。

2013年1月21日 (月)

鯉のぼり寒ざらし 郡上市

岐阜県郡上市八幡町の吉田川で行われた、
郡上八幡の冬の風物詩、
郡上本染「鯉のぼりの寒ざらし」です。

Gujo01

幟がはためく吉田川に架かる「新橋」

Gujo02

作業開始1時間前
吉田川の清流の中に置かれていた鯉のぼりが
作業のために縦に並べられました。

重要文化財「郡上本染」で染めあげられた鯉のぼりの糊を、
寒の季節に冷水で洗い落す伝統の作業が、
ここ吉田川で一般公開されています。

Gujo03

13:00 作業が開始

Gujo04

まず、糊が付いたままの鯉のぼりです ^^

Gujo05

Gujo06

作業は絵柄の周りに付いた糊を取っていきます。

その様子を完成まで載せたいんですが、
長くなりためなるべく分かりやすく数枚で収めます ^^;

Gujo07

Gujo08

糊が落ちると
黄色い線が鮮明に浮き上がりました。

もう少し分かりやすく尾っぽの線を ^^;

Gujo09

Gujo10

如何でしょうか ^^
作業が進むにつれて細い線が見事に現れます。

これが終ると刷毛(ブラシ?)での仕上げです。

Gujo11

何も資料がないため
道具の名前などが間違っているかも知れませんが、
そこはご愛嬌でお許しを ><;

Gujo12

Gujo13

見事な刷毛のさばきで、
水が跳ね上げるのもまた見どころ !

Gujo14

出来あがりました
これが郡上本染 鯉のぼりの寒ざらしです。

Gujo15

作業は1時間に2度行われるようですが、
この日は番組制作のため3度行われたようです。
(いつもながら途中で引き上げました ><;)

Gujo16

この日は比較的暖かく寒さも感じませんでしたが、
これが雪の降る寒い中で行われるとまた違う?
そんな光景もまた撮ってみたいと思った「寒ざらし」でした。

「鯉のぼりの寒ざらし」は
2月3日(日)の午前11時から12時ごろにも
ここ「宮ヶ瀬橋」上流で行われます。    20日

2013年1月20日 (日)

ひなまつり展 知多市

愛知県知多市にある「歴史民族博物館」。

各地で始まる”ひなまつり”を前に、
今年もひと足早く始まった「ひなまつり展」です。

またこの季節がやってきました ^^;

Chita01

見始めてから7年目になりますが、
毎年この会場で展示される”おひなさん”
馴染みもあればすっかり忘れたものも・・・^^;

Chita02

今年は手前から「御殿飾り」が並びます。

毎年会場構成にも気が使われていますが、
我がブログも少しは見習って・・・と思いながら 、
いつもと少しも変わりません ><;

まずはその「御殿飾り」

  Chita03 Chita04

ともに大正時代のものですが左は13年頃とあります。
造りから見れば右は大正の初期でしょうか?

展示されている順序とは少し違いますが、
年代を追ってみました。

Chita05

昭和5年
少し飾りが増えて御殿も立派になっています。

  Chita06 Chita07

左が昭和6年、
同じ頃ですがこちらは白木を使ったもの。
右は18年の御殿、
同じような御殿でも違いが分かります。

Chita08

その18年造りの内裏雛、
綺麗です。

Chita09

Chita10

昭和28年の御殿、
細かい細工の飾りが入っています ^^;
この辺りから「御殿飾り」が煌びやかになってきます。

Chita11

昭和38年、屋根が3層ですね。

このあと昭和45年辺りまでは
さらに御殿が大きくなり派手になっていきます。

そのあとは「段飾り」が中心になっていきますが、
今年の展示は「屏風飾り」でした。

Chita12

昭和16年頃とあります。

五人囃子の人形に少々傷みがありますが、
チョッと珍しい時代のもので全体を撮ってみました ^^;

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その女雛です。
こちらは年代を感じさせないほど綺麗です。

Chita14

Chita15

昭和45年頃、かわいい女雛です ^^

今年は単独の段組みがなく、
みんなまとめての屏風段飾りでしたが

     Chita16

「昭和の暮らし?」の部屋に飾られていた段飾り。

昭和36年頃のものだそうですが、
内裏雛から三人官女、五人囃子、随身、仕丁と、
各道具まで見事な7段飾りでした。

そして今年の古雛はこちらです^^

Chita17

「江戸時代」とありました。

いつの年にか?見ているはずですが ^^;
実に綺麗な内裏雛でした。

大寒を前に始まった「知多市歴史民俗博物館」の
「ひなまつり展」 ~おひなさまと子どものあそび~、
3月3日(日)までの開催です。

2013年1月16日 (水)

新年 神宮参拝

我が恒例の新年神宮参拝
今年は珍しく外宮に駐車することができて、
外宮、内宮と両宮を正式参拝しました。

内宮は例年載せているため
今年は外宮の正式(個人的に ^^)参拝を。

Geku01

正宮

内宮もそうでしたが、
今年は例年より参拝客が少なく感じました。
これは時間によるのかも知れません。

今年はせっかくの正式参拝で別宮にも参拝。
その前に「外宮のパワースポット!」といわれるこの石 ^^

Geku02

「正宮」の前にある「三ツ石」
正式には「川原祓所(かわらはらいしょ)」という
式年遷宮のときにお祓いをするところですが、
石の上に手をかざすと温もりを感じるといわれます。

その傍を通って、御池に架かる「亀石」を渡ると
別宮への参道を行き。

Geku03

まずは左手にある98段の石段を上ります。

Geku04

その先には「多賀宮(たかのみや)」
祭神は”豊受大御神荒御魂(とようけおおみかみのあらみたま)”

内宮の「荒祭宮」と同様に外宮の第一別宮で、
式年遷宮も正宮に引き続き真っ先に斎行されます。

石段を下りると正面にあるのが「土宮(つちのみや)」

Geku05

祭神は”大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)”

古くから山田原の鎮守の神としてまつられ、
外宮創建後は宮域の地主の神としてまつられている。
(一番分かりやすいイラストマップの説明より ^^;)

そして戻る参道の右には「風宮(かぜのみや)」

Geku06

祭神は”級長津彦命(しなつひこのみこと)と
       級長戸辺命(しなとべのみこと)”

鎌倉時代の元寇のとき、
神風を吹かせて日本を守った神として知られています。

外宮の別宮は宮域外にもうひとつ「月夜見宮」がありますが、
今回は省きます。

そして別宮域内にあるこの神社

Geku07

「下御井神社(しものみいのじんじゃ)」 豊受大神宮所管
建てられているのは社殿ではなく御井覆屋。

外宮の神饌御料に使われる御水を供給する
「上御井神社」(一般参拝不可)の水が汲めなくなったときに
この神社の水がつかわれるという非常時の御井だそうです。

Geku08

別宮域内の西の最奥にあるその「下御井神社」

ちなみに「北御門」から入る参道の右手に
イラストマップにはない神域があります。
この日は入れませんでしたが、それはまたの機会に。

2013年1月15日 (火)

彦根藩 城下町散策

何度も訪れている彦根城周辺ですが、
彦根の城下町を散策するのは初めてでした。

今まで解体修理されていた「旧池田屋敷長屋門」が、
昨年10月末に復元されて一般公開されています。

Hikone01

彦根城の中堀に近い第三郭にあるその「長屋門」。

彦根藩の中級武家屋敷の門として貴重なものですが、
なかでも解体修理中に確認されたという「馬屋」の構造。

Hikone02

正面左端の門を入ると右手にある「馬屋」

Hikone03

その奥には奉公人の部屋がありますが、
ここから先は立ち入り禁止 ^^;

さて、その馬屋ですが

Hikone04

今回確認されたその中央部分の漆喰タタキ部分。

説明には
”後方半分がすり鉢状に傾斜させてあり、馬の排せつ物が
中央に設置されている容器に流れ込む構造となっている”と。

修理前には床板が張られていたそうですが、
長屋門にある「馬屋」を見たのは初めてでした。

長屋門はこれだけでしたが必見!
ただ、これだけでは寂しいと手にした栞を手に・・・

Hikone05

ここから「埋木舎」のある中堀沿いを行き、
「夢京橋キャッスルロード」へ出ます。

観光客で賑わう新しい城下町をスルーして突き当たると、
昭和新道(旧外堀)と芹川の間にある「芹橋二丁目」に出ます。

Hikone06

一旦集落を抜けて芹川堤防から見た町並み、
ここが今も残る善利組「足軽屋敷」のあるところです。

手にした案内図にあるその町割りは
何筋かの十字に区切られた細い道筋で囲まれており、
南から北、東から西へと散策して行きます。

Hikone07

まずはその中心部にあるのが「辻番所」。

城下への人の出入りを監視するところで
一番期待していたところですが、
ただいま修理中で、これは残念でした ^^;

Hikone08

町なかの道ですが、
ご覧のようにすべて車1台が通れるほどの細い道。



Hikone081

すぐに同じ道筋にある「太田邸」

足軽屋敷は今でも30数軒が現存しているそうですが、
手元の案内図には6邸。
すべてが個人所有で現在も住まわれています。

    Hikone09

途中の一軒が確認できませんでしたが、
こちらは「太田邸」。

玄関口にはそれぞれの説明板があります。

Hikone10

どんつき

この町割りには城下を外敵から守るため
「どんつき(行き止まり)」や「くいちがい」など、
道のところどころに工夫がされています。

Hikone11

またもうひとつの見どころはこうした「見越しの松」。

彦根藩の足軽は、
門構えで庭付きの一戸建てを与えられていたそうです。

Hikone12

「中居邸」

Hikone13

そして足軽屋敷のなかでも現存屋敷では
最も古いといわれる「林邸」。
棟からは天明7年(1787)の祈祷札が見つかっているとか。

Hikone14

戻る途中でも
こうした「どんつき」が多く見られます。

Hikone15

彦根城下で最も賑わう?夢京橋キャッスルロードや、
四番町スクエアのすぐ傍で、
ひっそりと往時の姿を残す「芹橋二丁目」の町並みです。

「中級武家屋敷の長屋門」と「善利組 足軽屋敷」、
ふたつの彦根藩屋敷を訪ねた彦根の城下町でした。

2013年1月14日 (月)

鬼室神社 滋賀日野町

滋賀県の日野町に行くときに通る農道で、
いつも目にする「鬼室神社(きしつじんじゃ)」の案内板。

日本語とハングル語で書かれていて気になっていましたが、
この日はふと誘われるように神社に立ち寄りました。

Kisitu01

農道を左折すると蒲生郡小野(この)ですが、
その村の入口にある神社名の石碑。
そして奥の広場に建つ韓国風の建物が目を引きます。

Kisitu02

案内板には
”この国際交流広場は、日野町と韓国恩山面(うんざんめん)の
姉妹都市交流20周年を祈念して整備されました。”とあります。

近江朝廷が大津に都を定めたころ、
時の百済の国、白村江(はくすきのえ)戦いで敗れた
多くの人たちが渡来します。

その後、渡来人の高官を含む700余人を
この蒲生郡に移住させたという・・・
その記述が「日本書紀」にあるそうです。

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田んぼの傍にある参道を行くと、
小さな林の中にある鳥居と神殿。

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移住させられた渡来人の中に優れた文化人であった
鬼室集斯(きしつしゅうし)という高官がいて、
その墓碑がこの本殿裏の石祠に祀られているという。

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その石柱に囲まれた墓碑と石祠
このことから「鬼室神社」と名付けられているそうです。

また、説明には、”鬼室集斯の父である
福信(ふくしん)将軍が韓国の恩山面(うんざんめん)の
恩山別神堂に祀られていることから、
姉妹都市としての交流が盛んに行われてる”とあります。

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手水舎

古くは不動堂といい小野村の西の宮として
江戸期まで崇敬された社であったというこの神社。

日野町小野にある「鬼室神社」
思わぬ「日本書紀」の世界に触れた神社でした。

2013年1月13日 (日)

雅の手まり 花ごよみ展

滋賀県日野町の「近江日野商人館」で
新春企画展「雅の手まり 花ごよみ展」が開催されています。

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「日野商人館」の玄関も華やかです。

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1階の展示室に飾られた手まり

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飾られているのはこの一部屋だけですが、
これは町内の手まり作製愛好家皆さんの新作で、
その数約240点が展示されています。

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手まり、
以前に愛知川町の”びん手まり”を見ました。

全国には「加賀手まり」や「紀州手まり」など
数多くの伝統の手まりがありますが、

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これは愛好家の皆さんの作品とはいえ、
それぞれに素晴らしいものです。

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名前のあるのもあればないのもありますが、
デザインは同じでも刺繍の色違いのものもあり、
作者の工夫が感じられます。

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矢羽根

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口紅水仙

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雪の結晶と
そんな中から我が好みで選んでみました ^^;

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あらためて名前が付いた正面の手まりです。
いろんな名前(デザイン?)の刺繍がされた手まりですが、
新春から華やかな部屋をひとりで楽しみました。

「手まり展」は3月10日(日)まで。
2月10日からは「ひなまつり紀行」と同時開催です。

オマケです ^^;

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獅子舞の顔の前で”パン!”と拍手すると、
獅子が頭を振って道中の安全を祈ってくれます。

今年も楽しい獅子舞が
無事の帰宅をと見送ってくれました ^^;

2013年1月12日 (土)

いなべ公園

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三重県いなべ市にある「いなべ公園」
その”シンボルタワー”です。

この日は近場にしか出かけられず、
散歩がてらに少しウオーキングをとこの公園でした。

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霞んでいますがタワーから見える鈴鹿の山々から
「鎌ヶ岳」と「御在所岳」

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そして「藤原岳」です。

反対側には

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員弁大池が広がり、
その周りには遊歩道が整備されていています。
見える中央の橋は「きじ橋」。

右には第二駐車場と「さくら橋」がありますが、
その袂から遊歩道を周りました。

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池にはたくさんのマガモ、カルガモなどがいますが、
これはマガモ ^^

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平日でさすがに人は少ないですが、
それでも走る人、歩く人などが遊歩道を行き交います。

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ちょうどタワーから見えていた「きじ橋」から
そのシンボルタワーです。

ところどころに東屋もある遊歩道を周って

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ここが第三駐車場、
週末には中央に噴水が上がりますが
この日はなし ><;

ここから左奥にある「さくら橋」まではすぐ ^^;
この遊歩道を何周か歩くとかなりいい運動になります。

そしてこんな収穫も

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遊歩道にいた”ジョウビタキ”の雌。

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これは自信がないんですが、
”ビンズイ”でしょうか? たくさん歩いていました。

そして久しぶりの花です ^^;

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乙女サザンカ?
これぐらいの咲き方だと乙女ツバキに似ています。

散歩がてらに歩いてきました「いなべ公園」の遊歩道、
花は少ないですが、
バードウオッチングなども楽しめます。

2013年1月11日 (金)

日本モンキーセンター

愛知県犬山市にある「日本モンキーセンター」
今年も「冬の風物詩 たき火にあたるサル」に出かけました。

この時期にはどうしても見たい光景 ^^;

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この日は遊園地が休園で「動物園のスペシャルDAY!」

入園料が半額以下と助かりますが、
その分、平日の朝ということもあり寂しい園内です。

たき火までに少し時間があり、
先にこちらの「Waoランド」から ^^

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柵内にはたくさんの”ワオキツネザル”が
暖かい日差しのなかで日向ぼっこ中?

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こちらはたき火ではなく
”日光浴orストーブ”なんですが・・・

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この日は天気が良すぎてか
ストーブの傍には寄り付きません ><;
晴れた日はやはり日光浴だそうでした。

”たき火にあたるサル”は11:30から、
時間になり「モンキーバレー」に移動します。

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さすがに見物客も少ないです。

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ちょうど始まったばかりですが、
”ほかほかイモタイム”用のサツマイモは
すでにたき火の中にあるそうです。 

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おサルさんがそのイモを食べるのは14時から。
そのときは皆さんにも蒸かしイモが配られます ^^;

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それまでは待てませんが、
しばらく”たき火にあたるサル”を楽しみました。

最後は「モンキーバレー」の後ろにある
「リスザルの島」です。

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小さな体に大きな目で
子供たちに大人気の”ボリビアリスザル”。

「日本モンキーセンター」
今年も冬の風物詩”たき火にあたるサル”と
人気のおサルさんたちでした。    10日

2013年1月10日 (木)

佐久島散策

佐久島「八日講祭り」のあとは島内散策でした。

周囲約11キロほどの佐久島をめぐるのは
1日あれば十分ですが、
この日は次の便に乗船の予定で散策は1時間半ほど。

東港から西港までの道は約2キロほどですが、
一旦東の展望台へと行きます。

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ここが高千谷(たかちや)地区の上にある展望台。

ここから島の北側にあるハイキングロードを行きます。
ただ、この時期何もないため途中から島を縦断 ^^;

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島の東西を結ぶフラワーロード(通称1号線)に出ます。

目的は

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この橋を渡り先にある”かもめの駐車場”でした。

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ちょうど大浦海水浴場と天神の浜を仕切る突堤に
並んで羽を休めるカモメは作りものですが、
これはこれで楽しいですね ^^;

フラワーロードに戻って西港に行きます。

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メインロードをリヤカーを引く人です。
こういうのはのどかでいいですね~、好きです ^^

途中、道沿いのアートを楽しみながら着いた西港、

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近くにある「弁天サロン」です。

ここから古民家の「大葉邸」周辺まで続く
「黒壁集落」を楽しみます。

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三河湾の黒真珠といわれれ、
コールタールで塗られた家並みが、
細い路地沿いに建ち並びます。

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島の必需品でしょうか? ^^;

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路地を何度か曲がりながら大葉邸へ。

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ちょうど中央部が玄関

その格子の扉を開けて入った玄関先。
(撮っていませんがこの家はその格子の扉から、
すでにアートの空間だそうでした ><;)

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佐久石が敷き詰められた庭と
見事な瓦板塀もすべて計算されて造られたもの。

築100年、空家になって50年という古民家を、
まるごと作品化するプロジェクトにより、
見事な空間に改修されています。

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外から見た「白い部屋」

この日は時間がなく家の中は見れませんでしたが、
「弁天サロン」に申請すれば見学可能です。(無料 ^^)

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庭にある井戸跡と細いスリット、
これもまた作品の一部だそうです。

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あらためてその瓦板塀です。

これは回り道をしないで直接来るべきだったかと? ><;
そんな思いもした大葉邸でした。

三河湾に浮かぶ3島(篠島、日間賀島、佐久島)制覇 ^^;
まだ完全ではありませんが、
いずれ機会があればまた訪れたいところです。

2013年1月 9日 (水)

佐久島 八日講祭り

愛知県西尾市佐久島の八劔神社(はっけんじんじゃ)で、
毎年1月8日に行われる「八日講(ようかこう)祭り」、
”鬼”と書かれた八角凧を弓矢で射て邪悪を払う神事です。

佐久島に渡るのは初めでしたが、
祭りとともに島の散策も楽しみでした。

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佐久島東港からすぐの八劔神社
鳥居前では子供たちの打ち鳴らす「佐久島太鼓」?が
迎えてくれて祭り気分が盛り上がります。

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境内にはすでに八角凧が吊下げられて
準備ができていました。

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始まった神事

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神職が”鬼”と書かれた凧をお祓いし、
このあと弓矢を射るふたりの厄男が神衣を奉納。

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そして弓矢を持ち弓座にに進みます。

厄男もお年を召されていますが、
やはりこれも時代の流れでしょうか ><;

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まず右(東の弓仕)が
”天筆和合楽(てんぴつわごうらく)”と唱え矢を射ます。
これは凧に届かず ^^;

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続いて左(西の弓仕)が
”地福開円満(ちふくかいえんまん)”と唱え
矢を射ましたがこれは届くも外れます。

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ともに矢を射たあと再度両方が弓矢を構えますが、
二度目は矢を放ちません。
そのまま神事が終わりました。

ここから子供たちの出番です ^^

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吊り下げられていた凧がおろされ、
一斉に子供たちが凧を破ります ^^;

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またたく間に破られた凧ですが、
それを持ち帰ると災難除けになるといわれます。

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これが佐久島八劔神社の「八日講」
あっという間の祭りでした。

このあと餅投げと直会(なおらい)といわれる
食事会が行われますが、それは地元の方にお任せして ^^;
我が身は佐久島の散策へと出ました。    8日

2013年1月 7日 (月)

六日祭・長滝白山神社

岐阜県郡上市白鳥町長滝の「長滝白山神社」で、
毎年1月6日に行われている「六日祭」。

その中心は千余年の伝統がある「延年の舞」が舞われる
「長滝の延年」ですが、その途中から始まる「花奪い」を見に
多くの参拝者で賑います。


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その舞台となる白山神社拝殿

別名を「花奪い祭(はなばいまつり)」と呼ばれるこの祭りは、
拝殿に吊るされた5個の花笠を人梯子を組んだ勇敢な
若者たちが落とし、その花を参拝者が奪い合あうもの。

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拝殿の土間には
すでに吊るされた桜・菊・牡丹・椿・芥子の五つの
大きな花笠がその時を待っています。

長い神事のあと「延年の舞」が始まりますが、
今回はその途中でいきなり始まった花笠落としから。

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高さは人梯子が一段(1つぎ)で届きます。

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あっという間に花笠は落とされ、
その花を奪おうと参拝者が殺到します。

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残った花笠は天井近い6mまで引き上げられました。

ここからが若者たちの花落としです!

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人梯子が2段、3段と組まれて、
その上にひとりが立ちます(3つぎ半というそうです)。

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下が耐え切れません ><;

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落下です!
この花笠への挑戦が何度も繰り返されます。

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拝殿舞台では「延年の舞」が続いています。

そんななかでの花笠落とし。

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今度は中央の花笠に挑戦!

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花笠に届くも落下!
今年はかなり手強いようです。

この花笠はすべて落とさなければいけません。

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ここで花笠を吊るした棒が少し下げられました。

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依然として「延年の舞」は続けられています。

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あらためて花笠に挑む若者たち。

この高さなら「3つぎ半」で届きますが、
それでも大変な人梯子です。

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左端の花笠確保!

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続いて右端
花笠に飛びついた若者がぐるぐるとまわって縄を切ります。

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右端の花笠も確保!

残るは中央の花笠ですが、
若者たちもかなり疲れて間合いが長くなります。

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ここで吊るし棒が手の届くところまで下されました。
花を奪おうとみんなが一斉に花笠に殺到します。

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もみくちゃになりながらの撮影 で、
花笠の近くにはこれが精一杯です ><;

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すべての花笠が無くなりました。
この花を持って帰ると
家内安全・商売繁盛になるといわれているそうです。

五穀豊穣を祈る長滝白山神社の「六日祭」、
3年ぶりの祭りでした。      6日

2013年1月 6日 (日)

德川園の冬牡丹

「德川園のお正月」
新春催事の「赤根神楽」のあとは
やはり牡丹園ですがこの時期は「冬牡丹」です。

正月2日から展示が始まったばかりですが、
まずはホールから「牡丹園」へ。

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「大曽根口」前に展示されている冬牡丹と
「龍仙湖」越しに見るホールのある「観仙楼」。

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そして「牡丹園」はすでに多くの人でした。

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ここの冬牡丹にはすべて名札があります。
しかし、いついもながら花名は省きます ^^;

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見ごろもあればやや萎んだ花に、
まだ蕾のものもいくつか・・・

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白い花は萎えたものが多く
赤系を中心に載せていますが・・・


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今年はなぜか牡丹園以外にも
園内に置かれた冬牡丹が多いと思いながら、
ここから園内を見て周ります。

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観仙湖と冬牡丹。

観仙楼横から入口に戻り、
「四睡庵」、「大曽根の瀧」へと行きます。

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「四睡庵」のある広場の散策路

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まだ綺麗なサザンカの咲く道を回り込みます。

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「大曽根の瀧」と冬牡丹。

さらに行くと

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「虎の尾」の渓流

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最後は「虎仙橋」を見上げる遊歩道から。

冬の德川園、
今年は園内に展示された冬牡丹を楽しみました。

2013年1月 5日 (土)

德川園のお正月・赤根神楽

名古屋市東区にある「德川園」では
毎年正月気分を盛り上げる各種催事が行われています。

昨年は「尾張万歳」を楽しみましたが、
この日は午前中に行われた「赤根神楽」でした。

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冬牡丹の飾られた德川園の入口
「赤根神楽」はまずホールにて行われます。

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赤根獅子舞神楽

愛知県豊川市御津町(みとちょう)の赤根にある
「萩原神社」の春の祭礼に奉納されている伝統芸能です。

「幕の舞」「鈴の舞」「宮入り」の三部構成になるその神楽、
まずはその「幕の舞」。

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笛と太鼓のお囃子のなか獅子と、おかめの面をつけた
「才蔵」と呼ばれる者が付いて舞が始まります。

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詳しい由緒は省きますが、
この伝統芸能も高齢者が多くなり一時は中断したそうですが、
今は若い人たちに守られ受け継がれています。

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「幕の舞」が終わりました。

哀調を帯びたお囃子に変わると、
獅子が幣(ぬさ)と鈴を持って一人で舞う「鈴の舞」です。

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着物姿の女形が獅子頭をつけて舞をする・・・
その様子をご覧ください。

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着物姿で舞う神楽。
その動きもまた見る人を惹きつけるようです。

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「鈴の舞」が終ります・・・

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最後の「宮入り」は
ふたたび「才蔵」が付いて二人で舞います。

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すべての舞が舞われて「神楽」が終わりました。

オマケです。

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獅子舞とくればやはりこれですね ^^;

このあとはホールから出て「黒門」前での披露でしたが、
我が身はやはり冬牡丹。

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獅子舞に合わせた訳ではありませんが、
この冬牡丹の名は「紅輝獅子」でした。 ^^;

「德川園のお正月」は6日までですが、
冬牡丹の展示は始まったばかり。(2月24日まで)。
こちらはあらためて紹介したいと思います。

2013年1月 4日 (金)

篠島大名行列

祭り見物が続きますが、
この日は愛知県南知多町篠島で行われた
「篠島大名行列」の本祭でした。

1月3日の夜、「オジンジキサマ」と呼ばれる
八王子社の神霊が「神明社」へと渡り、
明けて4日、「オジンジキサマ」が大名行列を従えて
「八王子社」へ帰るという神事です。

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その「八王子社」

この日はハナからトラブルでカメラが使えず、
携帯カメラでの撮影でご容赦を ><;

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「神明社」で午前中に神事が行われたあと
様々な衣装の大名行列を従えた「オジンジキサマ」が
前浜(ないば)に現れました。

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オジンジキサマは途中で何度か舞を舞いながら、
朝から準備された御棚木様(オタナギサマ)まで来ます。

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すでに褌姿の男衆(厄男)が待つ
オタナギサマの前で神職による神事が行われます。

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終ると氏子総代の一声で
男衆が一斉にオタナギサマに飛びかかり、
引き倒しにかかります。

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引き倒されたオタナギサマは
そのまま3度引き回されて海に流されます。
この行為によって厄が離れると考えられるそうです ^^;

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海へ流される「オタナギサマ」

この日はまた寒い日でしたが、
これは以前に見た時に撮れなかった写真です ><;

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このあと男衆はたき火で暖を取りますが、
今年は早く家に帰りたいのか?
暖を取る男衆は少なかったですね ^^;

そして「オジンジキサマ」が「八王子社」に帰ります。

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あとに続く大名行列
その衣装もまたさまざまで楽しいものです。

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「八王子社」へと向う行列
ここで”奴踊り”が始まるようでしたが、
毎度のことながら失礼しました ^^;

今年は思わぬアクシデントで ><;
冴えない写真しかお見せできませんでしたが、
2年ぶりに篠島の正月祭礼を楽しみました。

2013年1月 3日 (木)

西尾のてんてこ祭

毎年1月3日に五穀豊穣を祈念して行われる
愛知県西尾市熱池町にある「熱池八幡社」に伝わる
天下の奇祭「西尾のてんてこ祭」です。

2013年、新年最初の”ぶらり旅”はこの祭りから。

Hachiman

「熱池町(にいけちょう)八幡社」へと、
熱池町のまちかどから始まるこの祭り。

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行列は塩導、神職、区長、氏子総代を先頭に

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赤装束の厄男が小締め太鼓、米びつ、

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酒樽と生魚(鱠に用いた残骸を〆縄に吊るしたもの)を
担ぐ3人と、竹箒を持った3人が続きます。

この祭りの主役はやはりこれ ^^;

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赤装束の3人が腰に男根を形どった大根を下げ、
「テンテコ、テン」と太鼓のお囃子に合わせて腰を振る仕草!

その大根が揺れる様子を撮ろうとカメラマンが群がり、
全体の行列が撮れません ><;

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行列が神社に到着

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最後の竹箒を持った3人の厄男が入りました。

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「テンテコ テン」と打ち鳴らす太鼓の音に合わせ、
男根を付けた腰を振るその様子が祭りの見どころ。
境内で待ち構えていた人たちにまずひと振り?

このあと神事があり、
終わると太鼓と米びつ、酒樽・生魚を担ぐ
三人の厄男たちが境内を3周します。

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これが天下の奇祭といわれる「西尾のてんてこ祭」!

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このあとは竹箒を持った若者が境内に用意された灰を
勢いよく撒き散らします。

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この灰をかぶると厄除けになるといわれ、
皆さん灰の中に身を任せていました。

伊勢神宮へ献上するための御田植神事が
地元の豊年祭として今に伝わるという「西尾のてんてこ祭」。
新年早々天下の奇祭を楽しみました。   

2013年1月 2日 (水)

初詣

毎年2日は桑名市多度町の「多度大社」に初詣です。

すっかり恒例になりましたが、
ちょうど子供と孫が帰省していて揃ってのお出かけでした。

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少しは新しい気持でと思いながら・・・
いつもと何も変わらぬ参拝 ^^;
「冠木鳥居」から

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「於葺門」をくぐり、
落葉川に架かる神橋を渡ります。

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左奥に「本宮」、右手前に「別宮」があり

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多度大社は両宮にお参りです。

まだ人の少ない境内ですが、

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たき火で暖をとりながら
”福引おみくじ”を引く孫たちを待って”甘酒”を一杯 ^^;
このころには参拝客も多くなってきます。

例年寒い初詣になりますが、
今年はいつもとは違って暖かい日でした。

2013年1月 1日 (火)

2013年 迎春

Sinnen

  

 新年あけましておめでとうございます

   
2013年 巳年
   今年は我が身も節目の年になります。
”行ってみたい、歩いてみたい、気ままに出かけて見てみたい”
   初心にもどって気持もあらたに ”ぶらり旅”

   今年もよろしくお願いいたします。

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