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2012年12月27日 (木)

橿原市の下ツ道(中街道)

以前に「平城宮跡」から橿原市の「おふさ観音」分岐までを
歩いた大和の古道「下ツ道(中街道)」ですが、
道はその先をさらに南下して
橿原市見瀬の「丸山古墳」北端まで続いています。

今回は歩き残した橿原市の部分を歩きました。

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大和八木駅から東に歩いて、
北八木町で近鉄の踏切を渡り下ツ道に入ります。

ここからあらためて「おふさ観音への分岐まで歩き、
その先へと続けます ^^;

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趣のある民家のある古い町並みは変わりませんが

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途中にある芭蕉句碑
以前は草花に覆われていたのが綺麗になっていました。

さらに驚いたのは

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「八木札の辻」にあった古民家は、
何と、「八木札の辻交流館」に変身していました。

この日は古道の歩き旅、
ここはあらためて紹介したいと思います。

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向いの古民家の角にある赤い郵便ポストは健在 ^^;

交差する左の道はこれも古道の横大路(伊勢街道)で、
この辺りは往時の古道の中心部だったところ。

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周辺には本瓦葺きの古民家が多く建ち並び、
往時が偲ばれますがこの家もそのひとつ、
白漆喰?の虫籠窓に綺麗な格子模様が印象的です。

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道はこの先で「おふさ観音」への分岐になりますが、
そこから先の下ツ道がまだ歩いていないところ。

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飛鳥川を神道橋で渡ると

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すぐに「小房」の交差点。
道は南進して行きますが・・・これは国道169号線、
ここからは国道歩きです ><;

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すぐにある「万葉ホール」の角に建つこの石碑が、
唯一の古道の証し ^^;

何もない国道をひたすら南下

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「神武天皇陵」への道標を見て、
その先で近鉄の畝傍御陵前駅を通過。

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見逃しそうな小さな石柱には「いもあらい地蔵尊」と。

奥に小さな祠がありますが、
あの久米仙人が神通力を失って落ちた吉野川が、
ここ、地元では芋洗川に落ちたと伝えられているそうです。

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すぐ先で「孝元天皇陵」の石柱を見ると丈六交差点、
ここで橿原神宮駅を通過します。

下ツ道の起点はもうすぐ ^^;

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国道を歩くこと40分、「下ツ道」のここが起点といわれる、
かっての藤原京最西南端にあたるところでしょうか。

ここから北へ、平城宮跡の朱雀大路までは約28キロ。
奈良市から橿原市まで歩いた大和の古道「下ツ道」、
その最後の部分を歩き終えました。

そのまま近鉄吉野線の岡寺駅へ

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ここは御陵の多い奈良明日香

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この日はなんとも味気ない国道歩きが中心でしたが、
最後は「おふさ観音」に咲いていた”バラ”です^^
まだ綺麗な花が咲き残っていました。

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コメント

今年は何度 車で 訪れたことでしょう☆
一度ゆっくり歩きたいですね☆携帯の好好爺様blogを読みながら…*^-^*☆

miyabi さん
携帯から?ありがとうございます。

いつも明日香のなかを走るため
この国道を車で走ることはあまりありません ><;
歩いていて結構新鮮に感じました ^^

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