ひるがの湿原植物園
岐阜県郡上市の最北端に位置する「ひるがの高原」、
標高900mに広がる高原地帯です。
春の水芭蕉から冬のスキーまで、
四季を通じて楽しめる観光地でもありますが、
今回はチョッと地味に・・・
まずはここ、
ひるがの高原といえば「分水嶺公園」、
春から初夏にかけては山野草が咲きます。
大日ケ岳から流れ出た水はここを分水嶺として、
一方は長良川を経て太平洋へ、
一方は庄川を経て日本海へと注ぎ込みます。
オカトラノオ
公園内は散策路が整備されていますが、
今はめぼしい花も咲いていません。
このすぐ隣にあるのが「ひるがの湿原植物園」
ひるがの高原で最も手付かずの自然が残る湿原として、
地域の方の協力により整備されました。
湿原の入口
園内には50種類上の湿原植物と、
水生植物が生育します。
一周20分も歩けば見て回れますが、
今回はその花とともに載せます。
入口正面のスイレン池(正式名は?)と
その周辺の花。
ヤマハハコ
コオニユリ
キンコウカは終りかけ ^^;
サワギキョウ
この辺りが湿原の東側、
まだかなりの花が咲いていました。
ここから続く整備された木道を行きます。
今は一番多く見られる ノギラン
これも多い サワヒヨドリ
イヌゴマ
咲き始めのマツムシソウとオトコエシ
花は他にも咲いていましたが、
目に付いたものだけを選んでみました ^^;
木道、地道と巡って園内を一周しました。
高原の小さな湿原ですが、
ここはなぜか気持ちが癒される・・・
そんな「ひるがの湿原植物園」です。
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コメント
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分水嶺と言われても
まったく分からない
以前写真を撮りに出かけ
どう撮っていいか不明のまま
今でもこちらの写真は御蔵入りのまま(笑
投稿: 雪だるま | 2012年8月 6日 (月) 06時19分
雪だるま さん
分水嶺といってもここは観光用に造られた公園でしょうね。
確かにここで水は分かれるようになっています。
ただ、大日ケ岳の山懐を源とする水は、
すでに幾条にも分かれて流れているはずです ^^;
私も初めて見たときはここが分水嶺かと?
かなり興味を持ちましたが、
個人的には観光用だと割り切っています (笑)
投稿: 好好爺 | 2012年8月 6日 (月) 17時14分
好好爺さん
「ひるがの高原」は、高速道の傍らにあり、私も2,3回通過しています。わざわざこの高原を訪れると言うことはありませんでした。立ち寄りですから、ほんの上っ面を見るだけで、お写真のような湿原や高山植物を見ると言うことも、ありませんでした。しかし、特に分水嶺の標識は、気に入りました。次回チャンスがあったら是非眺めてみたいです。
投稿: shuttle | 2012年8月 6日 (月) 19時29分
shuttle さん
この辺りはスキー場がメインで観光スポットは少ないですね。
近年「牧歌の里」や「ゆり園」が開園して観光客が多くなりましたが、
近隣の滝や分水嶺公園、湿原も人は少ないです。
何が魅力かはそれぞれですが、
通り過ぎるにはもったいない ^^そんなひるがの高原です。
機会があればぜひ、散策してみてください。
投稿: 好好爺 | 2012年8月 6日 (月) 20時00分