水雲閣と「日永うちわ」展
三重県菰野町の「湯の山温泉」にある老舗旅館「寿亭」。
その別館 ”水雲閣”の二階「櫻の間」で開催されている
~水雲閣と四日市「日永うちわ」展~ です。(~31日まで)
昭和4年に建てられた国登録有形文化財の
由緒ある建物と、
三百年の伝統と技「日永うちわ」の両方が楽しめます。
寿亭 別館”水雲閣 二階 櫻の間”
座敷には多くの「日永うちわ」が飾られています。
その建物の内部が見れるのは
こんな時ぐらいでしょうか?(自身初めてです^^)
そして”日永うちわ”です。
四日市宿日永では”なが餅”、”日永足袋”とともに、
お伊勢参りのみやげ物として人気のあったひとつ。
こちらは「真菰和紙」のうちわ
菰野町が商品の開発に力を入れている
”マコモ”とのコラボでしょうか?
「日永うちわ」は
一本の細い竹をそのまま使うため柄が丸く
また、女竹(めだけ)だけ細かく割き、
交互に袋状に編んでいるため竹が弓のようにしなります。
そのため、あおぐ風が柔らかくたなびくという・・・
こちらは東海道五十三次図のうちわで、
その 四日市
桑名
関 のうちわです。
お馴染みの「伊勢型紙」のうちわ
いろんなデザインの「日永うちわ」がありますが、
下段の左から2本目は柄に穴があけられていて
チョッと遊び心の入った「笛付うちわ」だそうです ^^;
三重県の伝統工芸品指定「日永うちわ」と、
老舗旅館「寿亭」の別館「水雲閣。
伝統の技と由緒ある建物を楽しませてもらいました。
湯の山温泉まで来ればやはり「御在所岳」 ^^
ロープウエイから見える「水雲閣」
そして本日の御在所岳山上は
朝陽台広場
12:00現在
気温 21.8℃ 天候 霧でしたが、
多くの観光客が訪れていました。
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好好爺さん
「別館 ”水雲閣”」は、御在所ロープウエイから見えるのですね。お写真から、
私も何度か上から見た覚えがあります。由緒ある建物なんですね。その2階
での「団扇」の展示会。これは実用品と言うより芸術品です。値段も相当する
のでしょうね。
投稿: shuttle | 2012年8月19日 (日) 18時11分
shuttle さん
湯の山温泉でも老舗旅館の別館です。
初めて部屋を見ましたがさすがです。
日永うちわ
チョッと日常で使うにはもったいない?そんな感じです。
以前に日永の本店でも取材しましたが、
買うには手が出ない(私には ^^)一桁違いの値段でした ^^;
投稿: 好好爺 | 2012年8月19日 (日) 19時56分
四日市高校の出身者としては
なつかしい地名です・
といってもそのころはうちわなんぞに
関わりはなく、
たしか日永といえば、精神病院が有名で
冗談に「ひなが」へ行けとか、むかえにくるぞとか
ふざけていました。
うちわが名産とはずっとあとから知りました。
投稿: ひめ | 2012年8月26日 (日) 01時42分
ひめ さん
青春時代の思い出とはそんなもんですね、
それがまた懐かしいのかも ^^
日永うちわ
今でも本店では夏の発表会が行われているようですが、
昨年からここでもこの催しが始まっています。
四日市の、いえ三重の工芸品ですね ^^
投稿: 好好爺 | 2012年8月26日 (日) 16時41分