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2012年6月19日 (火)

恵山 美しき祈りの山

北海道の旅
その最終日は「函館朝市」から「恵山(えさん)」、
そして「恵山岬」にでも行こうかと、
あまり調べてもいませんでした。

その「恵山」、
途中の「道の駅」で手にしたパンフを見ると
山頂周辺にいくつかの遊歩道が整備されています。

これはもう行くしかありません ^^;
着いた火口原駐車場から振り返ってみた恵山!

Esan01

えぐられた火口から吹き出す噴気と、
鼻を衝く硫黄の臭いはまさに活火山です。

初めて(当り前ですが ^^;)の光景にたじろぎます。

Esan02

そんな山とは対照的に
登山道に入ると入口にはタニウツギが咲き、
コケモモなどの高山植物も見れます。

Esan03

そして圧巻は
白いエゾイソツツジの群落でした。

Esan04

恵山山頂コースや、展望コースを行くと
たくさんの噴気口や噴出物がある「賽の河原」が見れる、
そんなところですが・・・遠望でした ><;

Esan051

Esan052

遊歩道周辺には多くの石仏が建ち、
ガスもかかってなんともいえぬ雰囲気です。

途中まで「山頂コース」と一緒でしたが、
こちらは「岬展望コース」に分岐します。

Esan06

Esan07

異観を放つ山肌の火口から離れ
眼の前に広がる草原の
エゾイソツツジの群落を楽しみながら行きます。

Esan08

来るまでは雲の中にあった恵山山頂部、
「道の駅」でその姿を確認していたら、
もっと違った気持ちでこの山を見たかも知れません。

半分ほど来てこれから上りになるころ、
ちょうどガスがかかり始めて雨模様になりました。

Esan09

前方に見える山の山腹を巻くように付けられた
「岬展望コース」ですが、
ここはおとなしく引き返します ^^;

Esan10

この恵山、
下北半島の恐山とならぶ霊場だそうで、
”賽の河原と呼ばれる独特の風景や、奇岩溶岩、
火山砂、噴煙などが霊山として信仰の対象に・・・”と。

Esan11

”それは、祈りの山、歴史の山、花たちの楽園。
そして訪れる人々の心を癒してくれる山なのです” とも。

Esan12

コケモモ

僅かな時間の滞在でしたが、
「恵山」、美しき祈りの山を体感しました。


恵山に来たもうひとつの目的

Esan13

それがここ「恵山岬」
灯台周辺は公園になっていますが、
その「恵山岬灯台」です。

Esan14

そして恵山岬

この先には下北半島の尻屋岬が見えるはずですが、
残念ながらこの日は見えませんでした。

この恵山岬と尻屋岬を結ぶラインの右が日本海、
そして左が大平洋だそうです。

Esan15

岬の北側
見える海は大平洋になります。

日本海と大平洋のふたつの海を臨む恵山岬町
ここもまた函館市です。

北海道4泊5日の旅、
まだ載せきれなかったところもありますが、
それはまたの機会にして旅の最終章とします。

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コメント

最終章☆意外な別世界への誘い☆有難うございました。好好爺様らしい旅は、美しく印象的ですね~☆機会があれば訪れたく、「恵山」記憶に留めます☆
可愛いいお花も待受画面にさせて頂きます☆いつもありがとうございます。m(_ _)m
好好爺様主催の旅に参加してみたくなります♪コメントされてる皆さんともお逢いしたくなります☆感性の近い皆さんとの時間はきっと楽しいことでしょう☆読者ファンの一人の素直な感想と願いです☆V(^-^)V
ありがとうございましたm(_ _)m

お帰りなさい!!!
海を渡られ さぞ リフレッシュの旅だったと思います。
昔 1年間 札幌に住み あちらこちら 旅して廻ったことが 思い出され
胸の キュウンとなるような思いで 毎日拝見致しました。
北海道は チョット離れているだけで どこを切り取っても どこか本州とは違う
エキゾチックな 雰囲気が 味わえますね。
札幌の人が 本州に旅して 柿の実が たわわに実った あの風景が 印象深く忘れられない と
言ってたことがありますが 逆に こちらからは 何か違った空気を感じます。
本当に 空気の冴えの違いかもしれませんね〜〜

miyabi さん
道央、道南の見たいところだけを回ってきました。

ここは何の下調べも無く行きましたが、
これ以上望むところはありませんでした。
できればあらためて出直したい思ったほどです。
これが自由旅のいいところでしょうか ^^

きなこ さん
初夏の服装ではムチャ寒い北海道の旅でしたが、
我なりに楽しんできました。

昔、札幌にですか、それは知りませんでした。
実は札幌にはまだ一度も訪れていません ><;

どちらかというとやはり自然を求めて・・・でしょうか。
そんな北海道に憧れて選んだ旅でしたが、
冴えたその空気のなかで自然を満喫してきました ^^

好好爺様
毎日楽しみながら、懐かしみながら拝読いたしました。
「恵山」この地に10年間暮らしました。
初めて行ったのは昭和45年。投じは亀田郡尻岸内町。
後に亀田郡恵山町。
函館市と合併したのはまだ新しいです。
初めて函館から行きましたときは、下海岸は素掘りのトンネルを
いくつも通りました。細い海岸線をどこまでも・・・・
現在は道路事情がよくなったようですね。
ガスで下北半島をご覧になれずあんねんでございます。
お見せしたかったです。
本当にご丁寧な紀行文ありがとうごあいます。

好好爺様 ごめんなさい。
間違いが目につきます。
当時が投手じ
残念があんねん
まだ間違いあると思います。お許し下さい。hiro

好好爺さん

私は、最初お写真を拝見して、「昭和新山」かな、と思いました。「惠山」でしたか。ここへは旅行した記憶がありません。仰るように「この恵山、下北半島の恐山とならぶ霊場」だそうで、なるほど、面影と言い、信仰の対象となっていることと言い、そっくりです。「恐山」も硫黄の噴出で凄まじい光景を呈しています。「恵山」、また機会があったら訪れたいものです。

hiro さん
訂正コメントまでいただき恐縮です。

恵山にお住まいだったとは、
当時はさすがに道悪しきところだったと思います。
ただ「つつじ公園」と近辺を見て岬にと訪れましたが、
この山はまた忘れられない印象に残るところでした。
下北半島は見れずに残念でしたが、
素晴らしい場所を最後に大満足の旅でした。
機会があればあらためてと・・・
そんな思い出になった恵山でした ^^


shuttle さん
恵山もまた恐山と同じ霊山だそうです。

残念ながら私はまだ訪れていませんが、
訪れられたshuttleさんに言われると
この山の凄さをあらためて思い出します。
恐山
私もいつか訪れて見たいと思いました。

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