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2012年3月26日 (月)

あいの土山 斎王群行

滋賀県甲賀市土山で毎年3月末に行われている
「甲賀市 あいの土山斎王群行」、
以前から一度は見て見たいと思っていました。

寒の戻りという寒い日でしたが、
風と寒さで震えながら祭りを待ちます。

ようやく始まった祭りは「禊ぎ群行」から「禊ぎ式」

Saio011

小学校前庭にある「夢の小川」

Saio021

Saio031

斎王役の女性が禊ぎの儀式を行います。

群行に参加の人たちはすべて一般公募の人たち。
このあとは小学校体育館に戻り「お発ち式」です。

Saio041

童女(わらわめ)による「お発ちの舞」

全ての式が終わって「斎王行列」のお発ちです。

Saio051

”火長”を先頭に旧東海道に入る群行の隊列

Saio061

命婦、女嬬(にょじゅ)、白丁、
そして執物舎人(とりものとねり)、輿丁と続いて
(一部抜けていますが ^^;)斎王です。

Saio071

Saio081

今年は京都市宇治市の女性が務めます。

撮れなかった隊列を追いかけて行きます。

Saio091

斎王の後につく采女

     Saio101

群行は旧東海道の松並木に入ってきました。

旧街道に残る松並木
本来なら絵になるところですが・・・

何と、天気が急変して雨から雪に ><;

Saio111

Saio121

これは予想外 ^^;

Saio13

一時は天気が回復するかと思われましたが

Saio141

雪はさらに激しくなりました。

Saio151

これはチョッと群行の方たちには酷です ^^;

Saio161

市場の第一休憩所

予定ではここで「道中舞」が行われる予定でしたが、
この悪天候で急遽群行はここで中止になりました。

残念でしたが後の天候を考えると
これはやむ得ない判断だったと・・・

ただ、こちらはここで戻る気もなく
群行コースを最終地の「垂水頓宮跡」まで行きます。

Saio171

すでに会場の撤収が始まっていた頓宮跡、
右にあるのは「伊勢神宮遥拝所」です。

Saio181

そしてその左には
「斎王垂水頓宮址」の石碑があります。

斎王、
詳しくは省きますが、
天皇の名代として天照大神の御杖代として仕えた
未婚の皇女。

Saio19

頓宮跡には裏から入りましたが
こちらが正面。

近江勢多、甲賀、垂水、鈴鹿、壱志から伊勢斎宮へと、
平安京から5泊6日の旅であったという「斎王群行」。
唯一その宿泊地(頓宮)として確認されているのが
ここ「垂水の頓宮跡」です。

悪天候での中止は残念でしたが、
「あいの土山 斎王群行」
ほんの少しだけでしたが念願の祭りでした。  25日

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お出かけ・祭り」カテゴリの記事

コメント

好好爺さん 今日は

京都では、この「斎王行列」に似たお祭りがあるようですが、未婚の皇女が、禊して身を清め、特定の神社にお参りするのですね。宮中の身分ある女性なども付き従って、行列に加わります。晴れやかさがあって道中の見物も大勢でした。残念な事に雨で中断したとか。そう言う椿事も起きたりするのですね。

shuttle さん 今晩は
この「斎王群行」はこの土山と
斎宮がある伊勢の明和町だけで行われています。

実際の禊ぎは伊勢の斎宮手前にある祓川で行われます。
この祭りは斎王が泊ったここ頓宮で再現されているもので、
歴代天皇が変わるまで天皇の名代として
伊勢の斎宮で神宮に仕えた斎王が、
京から伊勢までの群行を再現したものです。
思わぬこの雪での中止はほんとに残念でした。

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