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2012年3月31日 (土)

旧暦で飾る ひなまつり

愛知県の豊田市が続きますが、
こちらは長野県と岐阜県に接する山間部の稲武です。

今年もまた出かけました ^^その名もずばり!
「旧暦で飾るひなまつり」(~4月15日まで)です。

Inabu01

いつもここからスタートの「懐古茶屋」

瑞龍寺の”しだれ桜”の咲く頃にと思っていましたが、
香嵐渓のカタクリ見物の前に・・・
なんて言えば怒られそうですが ^^;早い時間に訪れました。

 
    Inabu02

お馴染みの町なかの飾りは

Inabu03

例年のことながらガラス越しです。
これだけはどうしようもありません。

Inabu04

ここは町なかの途中にある休憩所
土雛と段飾りが並びます。

Inabu05

こちらはスタンプラリーの抽選会場
左の段飾りは
フィギュアスケートの村上佳菜子さんのおひなさんです。

町なかの”おひなさんめぐり”から、
メイン会場の「どんぐり工房」です。

Inabu06

まるで滝のように”餅花”の飾られた会場

Inabu07

右側に御殿飾りが並びます。

Inabu08

その端にあった豆雛
お膳の上に飾られてこれもまた良しですね ^^

横へ

Inabu09

昭和初期でしょうか?綺麗な御殿です。

Inabu10

こちらも昭和5年とあります白木御殿と
左は昭和3年とありますが
昭和初期には珍しい色彩のある御殿飾りです。

Inabu11

Inabu12

中央に飾られた土雛とその内裏雛ですが、
やはりこの地域には土雛が多いですね。

Inabu13

こちらは手作りの木目込み雛
最近はこうした手作り人形が多くなりました。

駐車場に戻る途中、
いつもは町なかの個人のお宅に飾られていた
この御殿雛です。

Inabu14

江戸末期の白木造り源氏枠飾り
今年は「どんぐりテーマ館」に飾られていました。

Inabu15

いつもガラスの反射で撮るのに苦労していましたが、
ここなら多少はらくになったかと ^^;

実にすばらしい御殿飾りでだけに、
その”おひなさん”だけでも綺麗に撮影できて
これは嬉しかったですね。

豊田市いなぶ 「旧暦で飾る ひなまつり」は
4月15日(日)まで。
ここは「瑞龍寺」の”しだれ桜”とセットがお勧めです。

2012年3月30日 (金)

カタクリ見ごろの香嵐渓

愛知県豊田市足助町にある香嵐渓で
”カタクリ”が満開との新聞記事です。

またも後追いになりましたが ><;
情報は何であれ、
花期が短い花だけに出かけました。

Asuke01

飯盛山の斜面一帯に”カタクリ”が咲き乱れ、
薄紫色の花が山肌を染めています。

Asuke02

斜面を縫うように付けられた散策路は、
ちょうど目線の上に、
そして足元にと花を見て行きます。

  Asuke03

  Asuke04

朝早くに着きすぎると花はまだ寝ているため
お昼前の到着 ^^;

気温が上がると花びらを開き、
下がると閉じるという難しい花 ><;

Asuke05

Asuke06

苦労しなくてもローアングルでの撮影が可能、
とはいえ、
接写では多少屈まなくては行けません ^^;

Asuke07

完全に開ききった花ですが、
この花の特徴は
何といっても花びらの内側にある紋様でしょうか。

Asuke08

Asuke09

Asuke10

自分的には群生よりもこれが撮りたくて、
花を楽しんでいるようなもんです ^^;

Asuke11

2年前にも見ていますが、
今年は10日ほど遅れでの満開のようです。
そのためか?
自分的には少し花が小ぶりに感じました。

    Asuke12

白い”カタクリ”も一枚 ^^;

白といえばこちら

Asuke13

”キクザキイチゲ”

飯盛山は標高254mの低山ですが、
こうした山野草を見ることができます。

ここ数日の寒さを忘れるような暖かい香嵐渓で、
”カタクリ”の群生を楽しみました。    29日

2012年3月29日 (木)

なばなの里 河津桜満開

ネタが無くなるとやはりここです ^^ 「なばなの里」
前回は”しだれ梅”と咲きはじめの”河津桜”でしたが、
その河津桜が満開です。

Nabana01


”しだれ梅”はすでに散りはじめ・・・
今の里内は河津桜のピンク色で埋め尽くされています。

Nabana02

Nabana03

特に「アイランド富士」から「ベゴニアガーデン」側は、
まるで花のトンネルです。

毎年載せていますが
やはり撮る場所が同じになります ><;

  Nabana04

  Nabana05

早咲きとはいえ、
今年は少し遅れました。

Nabana06

しかし、
さすがにこの花が咲くと春を感じます ^^

  Nabana07

   Nabana08

里内をぐるりと回っていますが、
ここも定番の場所です ^^;

Nabana09

半分ほど回って
この日は”花ひろば”に入りました。

イルミネーション「冬華の祭典」が延長されていますが、
すでに”チューリップまつり”がスタート!
なんぼなんでもまだ早いだろうと思いましたが・・・

Nabana10

ほんの一部ですが咲いていました。
さすがにこれは”咲かせます”?でしょうか ^^;

Nabana11

入り口のほんの一画ですが
ご覧のとおりです ^^;

Nabana12

イルミネーションが終り、
河津桜も終わるとこの花の出番 ^^


Nabana13

春を迎えて暖かくなれば
里内の花木も賑やかになります。

遅い春を待ちわびて、
満開の河津桜を楽しみました。    27日

2012年3月28日 (水)

いなべ 梅まつり

三重県いなべ市藤原町にある
「いなべ市農業公園」に隣接する「梅林公園」で、
今行われている「いなべ 梅まつり」。

梅の開花が遅れて期間が2週間延長、
”まつり”は4月8日(日)までとなりましたが、
開花情報はまだ「6~7分咲き」でした。

Inabe01

すでに3月も残りわずかですが、
鈴鹿山脈にはまだ雪が残ります。

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Inabe03

雪の残る鈴鹿山脈と満開の梅林公園
例年ならこれが普通なんですが・・・

Inabe04

今年はまだ花が6分咲きです ><;

Inabe05

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”枝垂れ”はさらに開花が遅れているようで、
まだこれからといった状態。

Inabe07

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東海地方では最大級で
100種、4,500本が植栽されている梅林。

場所によっては綺麗なところもありますが、
見ごろはまだこれからでしょうか?

Inabe09

Inabe10

上の写真は梅林の左端から
下は正面からの撮影をパノラマ合成しました ^^

山間部にあります「いなべ市梅林公園」
このところの寒さも影響しているようで、
満開にはあと少しだと思います。     27日

2012年3月27日 (火)

弥生の森歴史公園・野洲市

天気予報も今ひとつはっきりしない日でしたが、
一汗流そうかと滋賀県野洲市の「三上山」です。

「近江富士花緑公園」も今は何もない時期で、
ただの山歩きを楽しみます。

Yasu01

着いた山頂にはすでに先着が何組か、
この子たちは表参道から登ってきたようです。

Yasu02

この日の山頂からの景色ですが、
残念ながら霞んであまり眺望はよくありません ><;

初めて使ったパノラマ作成機能です ^^
出来としてはまずまずと感心しながら・・・
霞んでいますが右端に比叡山が少し、
左端には金勝山(こんぜざん)が見えます。

しばらく休憩して下山
このままでは面白くないので今まで立ち寄ったことのない
「歴史民俗博物館」(愛称:銅鐸博物館)」を見学。

Yasu03

毎度のことながら写真撮影はできず
入口だけの写真です。

これではブログネタにもならず ><;
傍にある「弥生の森歴史公園」をぶらつきました。

Yasu04

博物館から奥に行くと「スイレンの池」

Yasu05

池を回るように続く散策路を行くと

Yasu06

野焼きの原という広場に出ます。

さらに進むと

Yasu07

右手に「風の丘」と書かれた石柱が立ち、
左手には石舞台があります。

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Yasu09


その前に立つ鳥居と、
その先には巨石に書かれた「山の神」の石碑です。
傍の小さな石碑には
”三上神社 山の神 子孫繁栄 五穀豊穣
  山の神のベンベラコウー”と書かれていますが?

これが何を意味するものか分かりませんが・・・
来た道を戻ります。

Yasu10

池の反対側を戻って公園内へ。

公園の案内には
「約2000年前の弥生時代のムラを歴史公園として
再現しています。 弥生人が暮らした住い(竪穴式住居)や
収穫物の保管に使った倉庫(高床式倉庫)をはじめ、
赤米を栽培している水田や当時のお墓(方形周溝墓)も
再現しています。・・・ ” とあります。

Yasu11

その赤米を栽培しているという水田、
これはどうも公園の裏から?になりました ^^;

案内とは逆になりますが

Yasu12

収穫物の保管に使われた高床式倉庫

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そして弥生人が暮した竪穴式住居が建ち並びます。

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そしてその片隅には古代ハスの
大賀ハスも栽培されていました。
季節にはハスを見に訪れる人も多いとか。

Yasu16

これが「弥生の森歴史公園」の全容です。
こちらから見学して行くとと案内どおりになります ^^;

ここでは隣接する工房で勾玉作りが体験できるほか、
古代米の栽培や土器の野焼きなど
いろんな教室も開催されているそうです。

2012年3月26日 (月)

あいの土山 斎王群行

滋賀県甲賀市土山で毎年3月末に行われている
「甲賀市 あいの土山斎王群行」、
以前から一度は見て見たいと思っていました。

寒の戻りという寒い日でしたが、
風と寒さで震えながら祭りを待ちます。

ようやく始まった祭りは「禊ぎ群行」から「禊ぎ式」

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小学校前庭にある「夢の小川」

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斎王役の女性が禊ぎの儀式を行います。

群行に参加の人たちはすべて一般公募の人たち。
このあとは小学校体育館に戻り「お発ち式」です。

Saio041

童女(わらわめ)による「お発ちの舞」

全ての式が終わって「斎王行列」のお発ちです。

Saio051

”火長”を先頭に旧東海道に入る群行の隊列

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命婦、女嬬(にょじゅ)、白丁、
そして執物舎人(とりものとねり)、輿丁と続いて
(一部抜けていますが ^^;)斎王です。

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今年は京都市宇治市の女性が務めます。

撮れなかった隊列を追いかけて行きます。

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斎王の後につく采女

     Saio101

群行は旧東海道の松並木に入ってきました。

旧街道に残る松並木
本来なら絵になるところですが・・・

何と、天気が急変して雨から雪に ><;

Saio111

Saio121

これは予想外 ^^;

Saio13

一時は天気が回復するかと思われましたが

Saio141

雪はさらに激しくなりました。

Saio151

これはチョッと群行の方たちには酷です ^^;

Saio161

市場の第一休憩所

予定ではここで「道中舞」が行われる予定でしたが、
この悪天候で急遽群行はここで中止になりました。

残念でしたが後の天候を考えると
これはやむ得ない判断だったと・・・

ただ、こちらはここで戻る気もなく
群行コースを最終地の「垂水頓宮跡」まで行きます。

Saio171

すでに会場の撤収が始まっていた頓宮跡、
右にあるのは「伊勢神宮遥拝所」です。

Saio181

そしてその左には
「斎王垂水頓宮址」の石碑があります。

斎王、
詳しくは省きますが、
天皇の名代として天照大神の御杖代として仕えた
未婚の皇女。

Saio19

頓宮跡には裏から入りましたが
こちらが正面。

近江勢多、甲賀、垂水、鈴鹿、壱志から伊勢斎宮へと、
平安京から5泊6日の旅であったという「斎王群行」。
唯一その宿泊地(頓宮)として確認されているのが
ここ「垂水の頓宮跡」です。

悪天候での中止は残念でしたが、
「あいの土山 斎王群行」
ほんの少しだけでしたが念願の祭りでした。  25日

2012年3月25日 (日)

南部丘陵公園梅林・四日市

朝からの雨で今日は休養と思っていたら、
雨が上がり陽が差し始めたため急遽出かけました。

三重県四日市市日永にある
「南部丘陵公園」の梅林です。

Nanbu01

公園の北ゾーン
その西斜面に広がる梅林。

Nanbu02

公園の南駐車場から入り
芝生広場沿いの梅林を見下ろして行きます。

Nanbu03

途中から散策路を下ります。

Nanbu04

斜面の途中から眺める梅林。

どうやら見ごろを過ぎた感もありますが、
まだ十分に楽しめます。

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この斜面には600本ほどの梅の木があり、
この東側には
昔からあった「日永梅林」を復活させようと、
近年梅の木が植栽されています。

Nanbu07

両方の梅林を合わせると
約 2,800本もの本数があるという。

  Nanbu08

  Nanbu09

ここが北の端
下から坂道を上がってきました。

今回は西側の梅林だけで、
ここから斜面の中ほどの散策路を戻ります。

Nanbu10

見ごろを過ぎ多感も・・・と書きましたが、
このあたりはまだまだ見ごろでした ><;

Nanbu11

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朝からの雨が影響したのか?
観梅に訪れている人もまばらでした。

アップも ^^

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四日市の「南部丘陵公園」
花の散った木も少しはありましたが、
まだしばらくは楽しめるかと・・・。    24日

2012年3月24日 (土)

大和三山回遊

奈良県の奈良盆地南部、
飛鳥周辺にある「畝傍山(うねびやま)」、
「香久山(かぐやま)」、「耳成山(みみなしやま)」は総称して
「大和三山」と呼ばれています。

Sanzan

葛城古道から見た「大和三山」ですが、
この三山を回遊するハイキングコースがあり、
久しぶりに出かけてみました。

コースは近鉄「橿原神宮前駅」から「畝傍山」、「香久山」、
そして「耳成山」と回りますが、
今回は「藤原京跡」からスタートです。

Sanzan01

「藤原京跡」から北上して行くと
「耳成山」(標高139.2m)の南側に出ます。

Sanzan02

今回は中腹にある「耳成山口神社」へ直登する
参道を登り、周遊道を下ります。

Sanzan03

周遊道よりは少しキツイ参道を登って行くと
本殿前に出ます。

本殿の左から山頂はひと登りです。

Sanzan04

山頂です ^^ 視界は全くありません。

「明治天皇大演習御統監地」の標柱と
小さな「三角点」があるだけです。


山を下って向かった近鉄「大和八木駅」
この日は時間の都合上「橿原神宮前駅」までは電車 ^^

数分で着いた駅からあらためてスタート。

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「橿原神宮」の参道を行き「南神門」から外拝殿前へ。

後ろに見えるのが「畝傍山(うねびやま)」、
標高は199.8mと三山では一番高い山。

「北神門」をくぐって東登山口へと入ります。

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登山口の「東大谷日女命(ひがしおおたにひめのみこと)神社」。

「大和三山」には麓や中腹、そして山頂に
なぜか必ず神社が存在します。

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先着の人がひとりいました山頂
ここは西側に視界が開けます。

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かなり霞んでいますが
正面に葛城山と左に金剛山が見えます。

下山は西登山口へ

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下りたところに鎮座する「畝火山口神社」
朱塗りの本殿に参拝して・・・
古い町並みと静かな田園地帯を抜けて行きます。

途中から畑の傍の細い道を歩き、
雑木林の中の癒される地道を抜けると

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静寂な「神武天皇陵」の前に飛び出しました。
少しだけ厳かな気分の玉砂利を踏みしめます。


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御陵の道を出て少し歩くと「畝傍御陵前駅」
地下道をくぐって東側に出ます。

ここから「香久山」まではほぼ東に一直線。

Sanzan12

途中にある「本(もと)薬師寺跡」
西ノ京に伽藍そびえる「薬師寺」の前身。

天武天皇が皇后(持統天皇)の病気平癒を祈って
発願されたという寺ですが、
民家裏に残る多くの礎石と、
近くには東西二塔の心礎があります。

さらに東へ

Sanzan13

香久山と飛鳥川に挟まれたところにある
「紀寺跡」から眺める「香久山」。

ここから南浦町の集落を抜けて行きます。

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山麓にある「伊弉冊(いざなみ)神社」を見ながら
少しだけ山道を登ります。

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静かな山頂、標高152.4m。

鎮座するのは「国常立(くにとこたち)神社」
先ほどの神社はこの末社のひとつ。

”春過ぎて 夏来にけらし白妙の 衣干すてふ 天の香久山”
~持統天皇 ~  

今さらながらですが、
三山のなかでは一番知られている山でもあります ^^


西に開ける眺め

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正面に見える「畝傍山」
左には葛城、金剛山、右には「二上山」が望めます。

北に下ります

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北登山口にある「天香久山神社」

” 香具山は畝火(うねび)ををしと耳成(みみなし)と
相あらそひき神代よりかくにあるらし古昔(いにしえ)も
然にあれこそうつせみも嬬をあらそふらしき ”
と、万葉集に歌われています。 ~中大兄皇子~。

大和三山(の神)が神代に恋争いをしたという歌とも。
(解釈には諸説あります ^^;)
神の山?それが大和三山でしょうか。

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香久山から下りて北に見る「耳成山」

Sanzan19

趣のある高殿町の集落を抜けて
戻ってきました「藤原京跡」です。

「藤原京跡」を囲むようにある「大和三山」。
春を待ちわびるような寒い日でしたが、
そんななかで楽しんだ三山回遊ハイキングでした。

2012年3月23日 (金)

近江八幡 節句人形めぐり

旬ものを挟みましたがあらためて近江八幡市です。

すでに催しは終了していますが、(20日まで)
近江八幡節句人形めぐり
「町なみに装うひいなのほほえみ」です。

今回は古雛が多い旧家の飾りを少しだけ ^^
資料館の一部として開館している旧伴家住宅から。

Hatiman01

中二階の飾りは
正面に明治から大正、昭和の御殿飾り。

そして奥には

Hatiman02

江戸期の御殿が飾られていました。

ちょうど左の御殿の屋根辺りまでが
ガラスで仕切られています ><;

Hatiman03

「源氏枠飾り」ですが名前が書いてあります。
”一文字御殿飾り”(江戸後期)。

真ん中にあった御殿

   Hatiman04

チョッと変則サイズですが、
これは小さいのでガラスの仕切りの上からです ^^;
さすがにひと味違う御殿です。

明治から大正、昭和の中からは

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昭和初期の御殿飾り
こじんまりとまとまった綺麗な御殿です。

   Hatiman06

昭和26年とあります。

御殿飾りが最盛期の昭和30年代に入る前、
実にシンプルな飾りですが趣があります。

Hatiman07

こちらは別の間の段飾り
明治期から大正にかけての古雛でした。

そして二階の広間です。

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昭和期の段飾りや御殿飾りが
ずらりと並べられていました。

一旦外に出て

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旧西川家住宅です。

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こちらには入り口の土間から一階座敷の各部屋に
江戸時代から時期不詳の古雛が
ただ整然と並べられていました。

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この部屋は江戸時代が中心です。

どれも素晴しい内裏雛ですが、
ここはお雛さんの変遷を勉強できます。


あとは町なかのお店から・・・
「左義長まつり」から戻る途中の旧家の通りで
ひなめぐりの展示マークがあったお店です。

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こちらは天保6年(1835)の古今雛

これがまた凄いおひなさん!
これがこの日の大収穫でした。

女雛の天冠は傍に置かれていましたが、
ともに綺麗に保存された素晴らしいものでした。


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こちらは10年ほど後とのことですが、
それでも嘉永期のものになります。
素晴しい古雛に巡り合えて嬉しい誤算でした。

近江八幡ひなめぐり「町なみに装う ひいなのほほえみ」
そのものズバリ!
その”ひいなのほほえみ”に癒されました。   18日

2012年3月22日 (木)

高梁市 吹屋小学校

昨日(20日)の新聞に岡山県高梁市の吹屋小学校で
最後の卒業式と閉校式があったとの記事が載りました。

2010年の4月に
偶然にここを旅して目にしたその校舎は
今でも鮮烈に記憶しています。

あの校舎で最後の卒業式と閉校式とは、
思わず当時の写真とともに”ぶらり旅”番外編です。

Fukiya01

そのときは桜の花が満開の季節でした!
”学校には桜が似合う”と書きました。

しかし今回はなんとも寂しいニュースです。

Fukiya02

明治42年(1909年)に本館が完成して以来、
この日まで多くの子どもたちが学び
卒業生を送り出してきた日本最古の木造校舎です。

江戸時代末期から
ベンガラの日本唯一の産地として繁栄した吹屋の町。

Fukiya03

その絶頂期に建設された建物。

在校生7人のうち
この日の卒業生は3人とか。

Fukiya04

残る4人がこの校舎で過ごす日は
31日までのあとわずかな数日だそうです。

Fukiya05


この素晴らしい木造建築の「吹屋小学校」は
数年後に「資料館」として一般公開されるそうです。

子どもたちの卒業写真を見ながら、
ベンガラの町吹屋と桜の咲く素敵な校舎を思い出し、
一抹の寂しさを感じてこの記事を挟みました。

2012年3月21日 (水)

月ヶ瀬梅林 ’12開花情報

奈良県奈良市月ヶ瀬の「月ヶ瀬梅林」
観光協会の情報では
「湖畔3分、山頂咲き始め」から変わっていません。

所用があって島ヶ原へ行った帰りに様子見にと、
月ヶ瀬周辺を走りましたが
どこもまだボチボチで見どころも無く ><;
我が経験では
ここが一番早く咲くところと思っている「八幡橋」周辺へ。

Tukigase01_2

橋を渡り北の詰所
ここに小さな梅園(自分が思うだけ ^^)があります。

ここも言ってみれば湖畔です ^^;

Tukigase02

Tukigase03

なるべく綺麗に撮ってはいるつもりですが・・・
3分咲きとは思えない咲き様です。

  Tukigase04

こうして見る限りは見ごろです。
ただ、これが部分撮りの曲者で ^^;

Tukigase05

こうして見ると5分咲きほどでしょうか?

対岸の「湖畔の里 つきがせ」あたりからの県道沿いは
まだチラホラしか咲いていませんでした。

Tukigase06

Tukigase07

Tukigase08


尾山の山麓は歩いていませんが、
帰って確認した月ヶ瀬観光協会の開花情報は、
19日現在、「湖畔5分、山頂3分咲き」と、
ようやく情報が更新されていました。      19日 

2012年3月20日 (火)

左義長まつり・左義長山車

「近江八幡左義長まつり」
本祭の激しい「組み合わせ」とともに、
やはりその左義長は必見です。

今年の干支に因んだ辰(龍)をテーマに作られた
”ダシ”の造形美をあらためてどうぞ^^

山車は12基(子供山車を除く)順不同です。

01ikeda

02

まずは”ひいなめぐり”の途中に
町なかで出会ったのが池田町の山車でした。
左義長にはそれぞれに命題がありますが
こちらは「竜門の滝」。

しばらく山車を追っかけます。

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魚屋(うわい)町は「華龍」

すでに13時近くになり、
町なかを練る山車が多くなってきました。

左義長は松明にダシ、十二月(赤紙)の3つを一本にし、
前後に棒を通してつり縄で括り固め、
神輿のように担ぐように作り上げられています。

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こちらは第一区の「柳(竜)緑花紅」

左義長の素材には、穀物(豆類、胡麻など)や、
海産物(昆布、するめ、干魚他)など、
多くの食べ物が使われます。

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境内を練る「子ども山車」 ^^

町なかから「日牟礼八幡宮」の境内へ入ると
すでにたくさんの山車が集まっていました。

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本町の左義長は
「天翔(あまかける)龍鳳~AMBITIOUS JAPAN !!2012~」

色鮮やかですが材料をご紹介 ^^;
「黒豆、タピオカ、桜海老、春巻きの皮」などだそうです。


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新町通りは「神獣凰龍鏡」

みな素晴らしいもので、
その製作意図も紹介したいところですが・・・
紙面?の都合上命題だけでご了承を。

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前日に行われた表彰式で準優勝の第十一区、
命題は「雷門-阿吽龍」


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十区会の「顔龍」
ちなみに材料は
「カワハギ、塩ダラの皮、ドライパイナップル、ナツメの実、
マグロの骨、カキの殻、トモシラガ」だそうです。


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「組み合わせ(けんか)」中の第二区、
その左義長は「水神」

これはチョッと位置取りが分かり難いので説明を^^
富山県にある「二上射水神社」
その拝殿天井に奉納されている竜がモチーフされています。


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紫竹会は「朝日と龍のメッセージ」

残りは少しです ^^;

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参和会
これも綺麗な左義長ですが「森羅万象」
「道明寺粉、一味、バジルシート、パンプキンシート、
友白髪、干瓢、スルメ、寒天、黒豆」などが材料です。


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そして今年優勝の左義長は宮内町
命題は「鬨の声」

見事な龍ですが材料は
「スルメ、カワハギ、青海苔、唐辛子、紫芋、ガム、
高野豆腐、赤寒天」など。

これでホッとして帰る途中でした。
まちかどに待機していた一基に出会います。 
これが偶然ということでしょうか!?。(これ、ほんとです^^)

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それが為心(いしん)町の左義長でした。
命題は
「未来を信じて、共に祝う喜び雲龍図屏風」です。

これにて今年の左義長が勢ぞろい!
素晴しい左義長のダシはいかがでしたでしょうか ^^
「近江八幡左義長まつり」
4年ぶりに堪能したひとときでした。

2012年3月19日 (月)

近江八幡 左義長まつり

滋賀県近江八幡市
ひなめぐり”ひいなのほほえみ”が終る直前に、
久しぶりに訪れたいと出かけましたが、
この日が「左義長まつり」だと気付いたのはその途中でした。

4年ぶりの「左義長まつり」
その時は”お宮入り”から町なか渡御を紹介しましたが、
今回はその本祭の模様です。

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大鳥居前でもみ合う左義長の山車
このあと境内に入って

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楼門前での奉納

この日は本祭の昼間の見どころ
八幡宮境内は”馬場”といわれ、
ここで”けんか”と呼ばれる「組み合わせ」が始まります。

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お互いの山車先を突き合せて激突し、
どちらかの山車が崩されます。

その激しいぶつかりはまさに喧嘩!
ただただ驚きながら撮っていました・・・
ここは解説なしでその模様をどうぞ ><;

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場内のアナウンスは何度も
”石垣の近くで撮影される方は挟まれないように
逃げ場を確保してください ”と繰り返しています。

まぁ、そこまで近寄れるという凄い祭りです。

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見事に造られた”左義長”が激突!
この左義長はどうなるの?と、心配半分も驚きです。

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山車が激しくもみ合い
お互いのメンツを懸けた”けんか”です。

すでに馬場(境内)では
何組かの「組み合わせ」が始まっていました。

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何時までも終わることのない「組み合わせ」

以前見た町内渡御にはない
激しい祭りに興奮です!

そんな中で今年優勝した左義長が入ります。

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この後も夕刻まで「組み合わせ」があり
クライマックスになる夜の”奉火”へと続きます。

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全部の左義長は12基
それに子ども左義長が加わります。

全ての左義長が入ってこのあとはどうなるのか?
気になりましたが・・・
空模様の怪しい中を引き上げました。    18日

2012年3月18日 (日)

聖崎公園の河津桜

愛知県南知多町大井にある「聖崎(ひじりさき)公園」
50本ほどの河津桜が植えられていますが、
開花情報では「5分咲き」とのことで出かけました。

大井漁港から海岸へと行く途中の駐車場周辺も
河津桜の木がありますがまだ蕾です。

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昨年にも紹介したところで
河津桜が植栽されているのは知っていましたが、
咲く時期に訪れるのは初めてです。

散策路を上って中腹へ

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登りきった公園のサクラ
このあたりは満開でした。

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海側の木はすでに若葉の芽も出ています。

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サクラの間から見る上陸太師像 ^^;

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弘仁5年(814)
弘法太師が東国行脚の途中に三河から船路で
ここ聖崎に上陸されたと伝えられます。

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さらに上の展望台へと続く道を登ります。

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多目的広場と「聖平和観音」

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こちらは左右で対称的な開花の状況です ^^;

展望台へ

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目の前に広がる三河湾の眺望 ^^
正面に見える島は「佐久島」、
遥かその先には渥美半島です。

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また天気が崩れそうな今週末 ><;

その前にとドライブを兼ねてのサクラ見物。
知多半島の先端に近い大井の聖崎公園で、
少しだけ河津桜を楽しみました。   16日

2012年3月16日 (金)

早乙女桜の咲く三城公園

花は梅しかないのかと言われそうで・・・
チョッとこちらに行ってきました^^;

岐阜県大垣市加賀野にある「三城(みき)公園」
椿の公園として知られていますが、
ここに1本のサクラの木があります。

この日はちょうど満開でした。

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2年前にも載せましたが
その時は葉が出始めた終り間際で、
ツバキが中心でした。

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今年のサクラです!

誰が付けたか?
名前が「早乙女桜(サオトメザクラ)」 ^^

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薄いピンクの可憐な花は
すべて下を向いて咲いています。

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快晴の中でのサクラ見物
1本だけとはいえ、少しは春をと・・・^^
そんな気分でした。


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ここはまた「むつきの里」として整備され
ツバキが植栽されています。

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3月10日には”椿まつり”が開催されたようですが、
花はまだこれからのようです。

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種類が多いツバキ
咲いているのは少ないですが、ありますね~~ ^^

すでに朽ちた早咲きのツバキもありますが、
蕾を付けた木が多くみられます。

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小さいツバキ園ですが、
この辺りが一番咲いていたところ。

快晴だった空でしたが、
途中から曇り始めて雪雲が覆います。

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通過中の雪雲
日差しが無くなり小雪が舞います ><;

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この公園のツバキの木には
ほとんどに名札が掛っています ^^

敢えて名前を載せていませんが、
そんななかで名札の無いツバキがこちら。

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昨年も分からなかったツバキでしたが
今回は調べてみました。
多分、”紅唐子(ベニカラコ)”ではないかと?
自分で調べれば覚えますが、
これが正しいかどうかは? ^^;

梅の合い間に一息入れていただければと・・・
そんな大垣市の「三城公園」でした。    13日

2012年3月15日 (木)

墨俣 光受寺の飛龍梅

岐阜県墨俣町(すのまたちょう)にある「光受寺」
境内の枝垂れ梅が見ごろを迎えていました。

「墨俣一夜城」で知られ、
美濃路の墨俣宿でもあったところ。

その寺町にある「光受寺」です。

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境内には十数本の梅の木がありますが、
今がちょうど見ごろでしょうか。

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境内の左
奥にあるのが「飛龍梅」

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境内の左

小さな境内ですが
植えられた梅の木の配置が素晴しく、
全体が華やかです。

     Kojyuji06

その「飛龍梅」

昨年はすでに満開でしたが
今年はまだ7分咲きほどでしょうか?

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満開にはもう少しですが、
見応えは十分です。

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ちょうど人の少ない時に訪問 ^^

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本堂右手からと境内の右横から。

「飛龍梅」と同じような大きい枝垂れ梅もあり、
どれも見事な枝ぶりです。

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枝垂れと紅梅

     Kojyuji12

「飛龍梅」は小さい境内で
これ以上大きくならないようにと、
特に剪定されているそうです。

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満開になるのは今週末辺りでしょうか?

しばらく雛めぐりもご無沙汰ですが、
この町で行われていた「つりびな小町めぐり」
すでに終わりましたがその名残りです ^^;

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会場になっていた境内の「聴風庵」
チョッと拝見しました ^^;
まだ飾られていたおひなさんです。

墨俣・「光受寺」の枝垂れ梅「飛龍梅」
見頃のピークはこれからです。    13日

2012年3月14日 (水)

枚岡梅林から なるかわ園地

大阪府の金剛生駒紀泉国定公園
その北から南へと整備された自然公園が「府民の森」。

その中部園地にある「なるかわ園地」
この日は枚岡梅林から山頂の”ぼくらの広場”まで、
約3キロのハイキングでした。

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枚岡神社の傍にある「枚岡梅林」
本来の目的はここでした ^^

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開花情報では5分咲き
まぁ、そんなところでしょうか。

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チョッとした高台にあり、
東大阪市の町並みが見えます。

日曜日でもありたくさんの人が訪れていました。

もう少し咲いていたらと思いながら
梅園の最奥へ来ると「枚岡展望台」への案内板です。

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時間もありました ^^;
ついその気にさせられ足を踏み入れます。

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展望台ならさしたる距離でもないだろうと、
気楽に考えてのハイキング・・・

一汗掻いて、その展望台

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真下に東大阪市の町並みとはるかに大阪湾ですが、
その天保山方面です。

ここから引返すつもりでしたが、
さらに道が続きます ^^;

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左に下れば国道308号から豊浦橋
ここは暗峠越の歩きで経験済み ^^
ならば上へと「なるかわ園地・かみづ嶽コース」へ。

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その神津嶽にある「枚岡神社神津嶽」
曰くは省きますが ^^;
ここが「枚岡神社創紀の地」とか・・・

そのまま通り過ぎてハイキングコースに戻ります。

すでに山道になっていますが、
よく整備された道でした。

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着いた「神津嶽休憩所」
すでにたくさんの人たちが休憩中!
人気があるコースのようです。

「なるかわ園地」は
ここからさらに0.7キロと。

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ここが胸突き八丁と書かれたところ、やはり山です><;
ほんの短い距離ですがかなりキツイ登りです。

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やっと着いたかと思えばここは「なるかわ休憩所」
先に登られていたハイカーに合流。

どうやらたくさんある園地とは
広大な範囲の一帯を指すことが分かりました ><;
ここから左へ行けば「ぬかた園地」から生駒山上へ。

正面の道に入って残り0.5キロで山頂、
なら、もう行かざるを得ません ^^;

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さすがにかなり上って来ているため楽な道、
これがハイキングコースだとルンルンで ^^
ここまでくれば「ぼくらの広場」はすぐそこに。

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山頂です ^^
この先は生駒縦走歩道へと続きますが、
この日はここまででした。

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標高524mの絶景!

眼下に広がる大阪平野から大阪湾、
そして六甲山が霞んで見えます。
ここからは大阪城も確認できました ^^

振り返れば・・・

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電波塔の立ち並ぶ生駒山上です。

梅林の登り口から1時間ほど、
この日はカメラを入れたショルダーのみで
食べ物も持参せずそのまま戻ります ><;

久しぶりにいい汗掻いた
大阪府民の森「なるかわ園地」でした。  11日

2012年3月13日 (火)

道明寺天満宮 梅まつり

大阪府藤井寺市にある「道明寺天満宮」

この11まで開かれていた”梅まつり”です。
(※ 18日(日)まで延長されています)


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盆梅展の幟が立つ山門前

梅園の開花情報は5分咲きでしたが・・・

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境内の梅は7分咲からほぼ満開!

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盆梅との競演もまた華やかです。

期間中の梅園は有料ですが ^^
入ってビックリ!

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すでに満開の梅園でした。

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入口から散策路の左と右に
白梅と紅梅が入り乱れて咲きます。

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予想外の開花状況に
これは嬉しい期待外れでした。

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枝垂れも綺麗です ^^

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梅園の見晴し橋から・・・

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園内を回って行きます。

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梅園中央から本殿裏

昨年から10日遅れでの満開!
まだまだ見ごろが続くでしょう。

アップも ^^

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空気はまだ冷たく寒い日でしたが、
花は気持ちを暖かくしてくれます。  10日


今日(12日)は朝から雪になりました ^^;
記事を書きながら降る雪を眺めています。

Yuki

ようやく咲きだした我が家の梅に積もる雪 ^^

春の訪れを告げる雪になるように、
そう願いながら・・・まだ観梅が続きます。 

2012年3月12日 (月)

富田林 じないまち雛めぐり

大阪府富田林市寺内町
江戸時代のお寺と商家の町並みが残り、
重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

ここで行われた雛めぐりは10日(土)と11日(日)の
期間限定、それも雨天決行でしたがこの日は晴れ 。

以前にも訪れましたが”雛めぐり”は初めてでした ^^

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富田林駅から本町通りに入ります。

華やかなバナーやのぼり、手染めののれんが
まちなみを彩ります。

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朝一番からでしたが・・・人気です!
すでに通りは凄い人でした。

ここの飾りの特徴は屋外飾り ^^;

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本町公園

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町筋の飾り

これで雨天決行とは・・・
この日は晴れていましたが、
まぁ、凄い雛めぐりです ^^

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飾りもさまざまですが ^^楽しませてくれます。

もちろんメインは家の中ですが、
それでもこんな飾りが多いのには驚きました。

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玄関口

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こちらはi家中で拝見
造りが分かりませんが・・・素敵なおひなさんでした。

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町筋から・・・

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お家の中へと楽しむ雛めぐり

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展望休憩所
この日見た中の御殿飾りのひとつです。

ここから中央、城之門筋へと入ります。

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お寺と旧商家の建ち並ぶ道筋
その建物群もまた見事です。

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町筋にはこうした雛飾りが並びます。

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寺内町の中核をなす「興正寺別院」

伏見城の門のひとつを移築した重厚な門
飾られたお雛さんもまた格別では ^^

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その寺院角に飾られていたのがこちら、
カメラの放列でした。

旧商家のひとつ

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これには驚きましたが右にあった立雛、
垂涎ものの逸品でした。
個人の旧家ですが凄いものがあります。

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町筋を好きに歩いて楽しむ雛めぐり・・・

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寺内町は江戸時代を通じ
南河内随一の商業都市として発展します。

京都から高野山へと通じる東高野街道を
多くの旅人たちが往き来したところでもあり、
豪商の町でもある富田林寺内町。

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最後のおひなさんは享保雛

江戸後期に造られた次郎左衛門雛に似ますが、
この頭(お顔)の内裏雛は初めて拝見 ^^;
これもまた、驚きのひとつでした。    10日

2012年3月10日 (土)

満開のてんれい桜・大慈寺

三重県志摩市波切にあります「大慈寺」
早咲きの”てんれい桜(河津桜)”と、
アジサイで知られる花の寺です。

開花が遅れていた”てんれい桜”が、
ようやく見ごろを迎えたとのこと。
観桜を予定していたこの日は朝からの雨でした。

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着いた波切は雨よりも強風に悩まされます。

なんでこんな日にと思われるでしょうが、
この週はすべて予定を組んでしまったため、
これがまたツラいところですがやむなし ><;

この日から3日間は公共交通機関の日でした ^^

バス停からすぐにある「大慈寺」。

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河津桜の原木から、
その子孫桜など20本が植えられているという
境内に咲く河津桜。

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入口から境内奥へ
正面に見えるのが”てんれい桜”の原木。

先代の典嶺和尚が伊豆でもらった枝木を挿木したところ、
その中から1本が発根したと・・・


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まさに雨中の観桜でしたが ^^
これもまた良し!

その苗を大事に育て見事な木に成長したサクラは

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先代の名前に因み”てんれい桜”と命名されます。

その原木がこちら

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「てんれい桜」の原木です ^^

雨が残念でしたが、
訪れてみえたのはただ1組のご夫婦だけ ^^;
ほぼ一人でこのサクラを独占でした。
(この雨では当り前か ><;)

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旧本堂前から

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裏側に回って庭園前から。

以前に一度観ていますがその時は夕暮れ時・・・
いつも条件が良くありません ><;

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今回は雨の中でしたが綺麗です!

晴れていれば・・・なんて、
ことは無しにして堪能しました。

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山門から

外に出ます。

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壁沿いに枝を延ばす河津桜

雨を意識しなければまるで花曇り・・・
といっても分からないですね ^^

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波切石工の代表作という万延年間に積まれた石垣と、
その上に築かれた瓦の土塀、
そして塩害に強いという黄色い陶器瓦の屋根も
”てんれい桜”に映えてこれも一幅の絵でしょうか。

まるで雨中を忘れるような・・・
そんな至福のひとときでした。       9日

2012年3月 9日 (金)

佐布里池梅林・知多市

愛知県知多市の「佐布里(そうり)池梅林」です。

”梅まつり”はすでに終わりましたが(~4日まで)、
一部催事は延長されています。
この時期、昨年はすでに満開でしたが、
今年はようやく8分咲きとの情報でした。

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正面にある「梅の館」から
中央のイベント広場を抜けて梅林へ。

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佐布里池の周辺に植えられた梅林
早咲きの”白加賀”、”そうりうめ”、”寒紅梅”に混じって
”青軸”も少し咲いて綺麗です ^^

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その名もズバリの”そうりうめ”は、
明治の初めに個人の方が桃の木に梅の木を接木して
作り出したといわれます。

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淡いピンクの花が綺麗なウメです  ^^

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寒紅梅

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白加賀

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まだ咲き始めたばかりの青軸と・・・
花は池の西側周辺が見ごろでした。

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平日でしたが
たくさんの人が観梅に訪れています。

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こちらが梅林の中心部になりますが、
奥に見える北側の梅林は少し早いか?
そんな感じです。

ここから南に歩いて
池の南西部にある梅林へと行きます。

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こちらの梅林は2ヶ所ありますが、
そのひとつ、
右奥の下にある梅林はまだこれからで、
「水の生活館」へと向かいます ^^

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こちらには白梅もありますが、
メインは紅梅でしょうか。

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鹿児島紅梅と寒紅梅

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早咲きの寒紅梅満開でした ^^

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「水の生活館」の手前ですが、
満開時に比べるとまだ寂しいですね ^^;

梅が続きましたが・・・違う花も少々 ^^
といっても今はこの花ですが

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ちょうど椿の白とピンクが咲いていました。

「佐布里池梅林」
まつりが終わってもまだ8分咲き、
この週末あたりが満開かも知れません。   7日

2012年3月 8日 (木)

大和郡山 盆梅展

旬ものの梅林を挿みましたがこちらも梅 ^^

南部梅林から大和郡山に戻って
郡山城跡で開催されている「大和郡山 盆梅展」です。

城跡の追手門・追手向櫓・多門櫓が会場

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その郡山城跡
左手が追手門で右に見える屋根が追手向櫓、
その間を結ぶのが多門櫓で会場全体です。

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会場の入り口
ここから追手門(梅林門)の中に入ります。

受付には満開とありました ^^

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初めて入る追手門

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結構広い内部に
大小の盆梅が並びます。

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盆梅の解説はせきませんが、
この会場には興味がありました。

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追手門の中になど入ったこともなく、
盆梅とともに楽しみます ^^;

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出口のある多門櫓から
追手門向櫓へと渡り?ます。

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こちらには巨大な盆梅が並びます 。
ただ、大きな木はまだ蕾が多く開花していません ^^;
なぜ?と思いながら・・・

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この辺りはkれいですねぇ ^^

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大木とい言うか・・・

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見事なと言うか・・・

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この2鉢も開花していないのが残念でしたが、
これは咲かずに盆梅展が終わりそうです。

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会場から出ました。

外に置かれた盆梅も多くありましたが、
こちらはほとんどが蕾でした。

盆梅展は9日(金)までですが、
これらはどうなるのでしょうか?(余分な心配か ^^;)

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外の”しだれ梅”もまだこれからですね。

城跡を散策しながら

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「柳沢神社」

こちらの白梅はまさに満開!
傍の紅梅も咲いていましたが・・・
ここだけは春の陽気を満喫でした。    3日

2012年3月 7日 (水)

雨の南部梅林

和歌山県みなべ町の「南部(みなべ)梅林」です。

午前中は天気も大丈夫だろうと早朝からの出発。
途中では晴れ間もあったんですが、
そんなに上手くいくはずもありませんわねぇ^^;     4日

和歌山に入ったら雨になりました ><;

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着いた南部梅林
”みかえり坂”沿いの売店などを見ながら行くと受付に。

入場料を払い満開の梅を見ながら
ここからひと山巡ります。

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”山々が幾重にも白いベールでおおわれ、
「一目百万、香り十里」と称される日本一の景観・・・”
だそうですが、雨に霞みます><;

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まぁ、咲いているものなら何でもいいと?
そういうわけではありませんが・・・綺麗 ^^

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その白いベールでおおわれる
「一目百万」は拡大してご覧ください ><;

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梅林の入口近くにある「南部梅林梅公園」

こちらは鑑賞用の紅梅・白梅でしょうか?
やけに綺麗でした ^^;

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では、梅林めぐりのAコースへ、
といってもA・Bコースとも途中までは一緒です。

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正面に見える先まで歩いて行きますが、
こんな日にまぁ、凄い人ですよ ><;
(もちろん我が身もその中のひとりですが ^^;)

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山全体を覆うようにある梅の木ですが、
なぜか、思っていたほどの迫力がありません。

これは降る雨のためでしょうか?

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ちょうど半分ほど歩いて山を回ってきました。

山の反対側
雨の中ですがここから見る景色もきれい ^^

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緑の向こうにも梅林が広がり、
晴れていたらもっと綺麗だろうなぁと、
つい愚痴も・・・ ><;

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最初に見た「梅公園」
やはり紅梅は遠目でも映えますね。

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ちょうど最終コーナーといったところでしょうか?
ここからの眺めがこの日いちばん綺麗でした。

アップも一枚 ^^;

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雨に濡れた梅花を・・・と思ったんですが ^^
探すとこれがないんですね~~ ><;
何とか終盤で見つけた雨中の一枚です。

開園期間が延長になり(~11日まで)、
それまでに一度はと思い切って訪れた「南部梅林」。
これもまた、思い出に残る雨の梅林でした。 

2012年3月 6日 (火)

大和な雛まつり 大和郡山市

奈良県大和郡山市で開催されていた「大和な雛まつり」。

すでに終了しましたが(~4日まで)、
今年が最初という「雛まつり」を終了間際に訪ねました。

近鉄郡山駅からJR郡山駅にかけた市街地周辺で、
町家や商店などに飾られたおひなさんめぐりです。

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駐車した「やまと郡山城ホール」
ここから近鉄郡山駅前沿いを南へ下って

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ひな飾りの中心となっている柳町商店街を
北へと戻ります。

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横からです。

商店街のおひなさんはどうしてもガラス越しで ><;
これはもうひなめぐりでは避けられません ^^;

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もちろん、
店内に飾られたおひなさんもあります。
こちらは案内を乞うて遠慮なく ^^;

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木目込み雛もいくつかありました。

ここの雛まつり
商店街を抜けると広範囲に飾りが分散しています。
ここからはマップで色分けされ
期間制限つきのところを見学です。

まずは個人の医院のお宅から ^^

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こちらはステンドグラスのおひなさんでしたが、
そのほんの一部です。

ここから一番北の端にあります旧家へ

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見事な”むくり屋根”に虫籠窓、
格子造りの建物にまず見惚れ。

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飾られていた白木造りの御殿飾りに二度びっくり!

明治初期とありましたが
御殿の中のおひなさんも見事なものです。
2年前に蔵から見つかったものだそうですが、
保存状態が良いのはそのためでしょうか?

ここから再び南へと歩きます。

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戻る道は藺町(いのまち)線
道に埋め込まれた案内板が役に立ちます ^^;

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普段は有料施設の箱本屋「紺屋」
この日は無料開放でした。

さらに南へ歩いて鈴木邸へ

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個人のお宅ですが
飾られていたのはこれまたビックリ!!
享保期の享保雛

天冠が無いのが残念でした。
あるところにはあるな~と思いましたが、
商家に伝わったおひなさんと書かれていました ^^

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こちらは江戸後期の別の三人官女と仕丁、
そして昭和の五人囃子です。

お昼も過ぎて大変な人出になってきました。
ここもすでに大混雑に ><;

すぐ前にある「實相寺」です。

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珍しい鐘楼でしたが
おひなさんは書院の玄関に

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木目込みの飾り雛

大和郡山の雛めぐりももう少し ^^
最後に残った2ヶ所へと

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歩く外堀緑地は二度目でした。

そして向かった旧川本邸

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しかし・・・時間が悪かったか ><;

この辺りは昔から花街(遊郭)として賑わったところ ^^
大正13年に建てられた木造3階建ての遊郭建築?
おひなさんも建物見学もあきらめて・・・

「大和な雛まつり」の最後はここ

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源九郎稲荷神社
日本三大稲荷神社のひとつ。

ここは郡山城の巽(南東)の方角になり、
守護神として「百狐 源九郎狐」を祀ったのが起源とか。

百狐 源九郎狐
源義経が吉野に逃れたとき、佐藤忠信に化けた狐が
静御前を義経のもとに送り届けたことから
源九郎の名を贈られたと・・・(歌舞伎の世界です ^^;)

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社務所の玄関に飾られたおひなさん

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下の古雛を切り取りました ^^
100年前とありますから明治から大正初期でしょうか?

大和郡山市の「大和な雛まつり」
市街地をぐるりと回り見てきましたが、
ここにはレンタサイクルもあります。

2012年3月 5日 (月)

大和民族公園

奈良県大和郡山市。
今回の目的は盛りだくさんで何から・・・と思いながら、
主食はあとにと、
まずは前菜から ^^矢田町にある「大和民族公園」です。

目的のひとつは「民博梅林」でした。

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期待は全くしていませんでしたが・・・
見事なほどの的中で ^^;開花はまだまだ。

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紅梅も

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白梅もただ、何輪かの開花で・・・ ><;
そんな梅林を見ながら春を探しました。

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園内に咲く菜の花も
まだこれからとは・・・ここは春遠し ^^;

ただ、ここでもひな祭が行われています。

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民族公園内にある
古民家の旧臼井家住宅

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この日はこの古民家で
「お雛様と琴の音と ♪」コンサートが行われていました。

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正直 、こんなコンサートを見る柄ではありませんが ^^;
これもまた風情があってよろしいかと、
そのひとときを楽しみました。

また、「民族博物館」では
恒例の季節展 ~人形たちの宴~ が開催中です。

2年前に主な飾りを紹介しましたが、こちら ^^
今回はそのなかから

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以前長谷寺参道で探した”出雲人形”
長谷寺参詣の土産にと造られた郷土人形です。

そして古雛飾りから

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大正末期から昭和初期とありました
黒塗りの「源氏枠飾り」です。

大和郡山市
目的のひとつは午前中のここ ^^
このあとは市街地で行われている
「大和な雛まつり」のひなめぐりへと・・・続きます。

2012年3月 4日 (日)

高取・町家のひなめぐりⅡ

高取・土佐まちなみ「町家のひなめぐり」続きです ^^

土佐街道を巡ってちょうど中間辺りまできましたが、
メイン会場手前にある休憩所です。

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飾りもいろいろとありますが、
これもまた楽しい飾りでした ^^

では、今年のメイン会場へ

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「雛の里親館」

幟には今年から登場か?
ゆるキャラ”ひいなちゃん”が描かれています ^^

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会場周辺の飾りも意外と質素になって、
今年のテーマは?と会場内へ・・・

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雛段に飾られたおひなさんは
今年も変わらず ^^徳島勝浦からの里親雛です。

そして、今年のテーマは

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「浜辺の雛まつり」

いつもながら説明は省きますが、
昨年は”天に舞う”、今年は”海辺”でした。

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家族団らんの間にあったこの御殿飾り

年代は書いてありませんでしたが、
赤い御殿にしばし見惚れました ^^

町なかへ戻ります。

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こういう風景が毎年見られます ^^

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こちらも素敵な御殿でした。

そして第二の会場(お休み処)になる「夢想館」
ここには古雛がありますが、
これまでに載せたものも多く・・・

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今年はこの内裏雛(江戸時代)と

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いつも同じ ^^;御殿飾り(明治時代)
何も言うことのない素敵な古雛です。


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個人のお宅

こちらも以前載せた記憶がありますが、
いつ見ても素晴らしい御殿飾りと内裏雛です。

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そして珍しい雅楽の七人囃子
それぞれに素敵な木目込み雛でした。

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このお店は毎年違った飾り付け、
これもまた楽しみのひとつになりました ^^

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道は土佐街道と観音道(壺坂寺)の分岐へ、
「札の辻」です。

直進すれば高取城跡へ
右に行けば壺坂寺への観音道。

今年もまたいつものように観音道へ

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この道筋は外から見るおひなさんが多く、
お家のなかで見せていただいたおひなさんも
すでに紹介したものです。

そんななかで初めて訪れました。

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表戸が閉まっていましたが案内を乞いました。
飾られていたのは京雛です。

そして左奥のおひなさん

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立雛の衣装雛です ^^
他にも甲冑や薬の版木なども飾られている
古いお家でした。

このあとは例年見せていただいたお家が続きます。

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清水谷の絆広場には”ジャンボ子ども雛”
週末にはイベントが行われるのでしょうか?

おひなさんを見てきました観音道

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ここが町の西外れ
90番目のひな飾りは左下のお家にありますが、
以前にも載せた平成の新しい内裏雛です。

この先は壺坂寺へと続き、
そこが最後の91番の展示になります。
今年もまた失礼して ^^;来た道を戻りました。

2012年3月 3日 (土)

高取・町家のひなめぐり

ちょうど「ひな祭り」の日になりましたが、
ふたたび”ひなめぐり”です ^^

3月最初のひなめぐりは奈良県高取町で始まった
高取・土佐町なみ「町家のひなめぐり」の初日です。

メインの土佐街道に入る手前から

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いきなり目を引く飾りが迎えてくれました。

ちょうど団体さんと一緒になり
最初から人の居なくなるのを待つはめに ><;

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しかし待っても撮りたい
そんな夢のある楽しい飾りでした。

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最初から思わぬひなめぐりになりましたが ^^;
この御殿飾り。

もうひとつ、
傍に飾られていた御殿です。

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金と銀の色と階が多い違いはありますが、
あとはほゞ同じような造りの御殿でした。

あって不思議がないんですが
チョッと偶然がねぇ・・・驚きました ^^;


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駅から来るとここが北と南の分岐点。
町を南北に通る土佐街道を、
今年は北から南へと歩いて見た順に・・・。

一旦北に歩いて戻って来ます。

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開けられていた門を入りお庭から、
まだガラス戸は閉まっていました ^^

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こちらには平成の段飾りと戦前の雛掛軸、
そしてこの昭和30年代の御殿が飾れていました。

初日(3月1日)のまだ始まったばかりの時間で、
団体さんが多くても分散しています。

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北の端から
ちょうど分岐点に戻ってきました。

ここから南へ800mほどが商店も多く、
”ひなめぐり”の中心部になるでしょうか。

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道筋のショーウインドウ
昭和30年初期の御殿飾りです。

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こちらは昭和36年です ^^

お店の中、そしてお家の中で

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大正時代の古今雛

飾られたおひなさんと一緒に、
書かれた説明を読みお家の方の話を聞きながら・・・

それぞれの思いが詰まったおひなさんですが、
こちらはチョッと珍しい?ひな飾り

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子供雛

ご主人の説明では
”ひいな”の子供が成長していく様子を並べたと・・・

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ともに木目込み雛の段飾りでしたが、
成長していく様子とはその髪型だそうです ^^
敢えて内裏雛を撮りましたが
その違いがお分かりいただけるかと。

しばしお話を交わして町なかへ

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こうした楽しい飾りもあります ^^

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門前を飾る手作り雛は
「サザエさん家のひなまつり」

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途中にある休憩所まで来ました。
菜の花も今年は少ないですね。

ちょうどこの辺りが会場の中間になりますか?
このあとはメイン会場から観音道へと続きます。

2012年3月 2日 (金)

豊橋向山梅林園

愛知県豊橋市の「豊橋向山梅林園」
早咲きの梅が4分咲との情報に出かけてみました。

”うめまつり”が始まってから
もう終わろうかという時期でしたが・・・
昨年より2週間遅れでの見物です ^^;

今年もまた東口から西口へと回ります。

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情報では早咲き4分、中咲き1分でしたが、
見た目では昨年初旬の頃と同じように・・・
かなり開花が遅れています。

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”乙女”、”紅乙女”の
紅梅系がやはり早いようです。

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白系は”白加賀”

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28種類、約400本が順次咲いて、
長い期間楽しめますが「まつり」期間は4日まで ><;

これはまつりが終わった後もまだ楽しめそうです。

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ひと際目を引く深紅の”さつまこうばい”
よく似た”鹿児島紅”も咲いています ^^;

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この日は平日でしたが
多くの人たちが訪れていました。

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”花香実鴬宿(はなかみおうしゅく)”

花香実と鴬宿はどちらも実梅の種類だそうですが、
それがひとつになったと言うことでしょうか?

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紅梅に白梅が混ざる状況ですが、
周りにはまだ遅咲きの蕾の木も多いです。

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”白加賀”

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梅園の西には紅梅系が多く、
濃い紅色やピンクの花に囲まれます。

アップも少し ^^;

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こうして見ているともう春と思えますが・・・
風はまだ冷たく寒い日でした。

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「豊橋向山梅林園」
”うめまつり”開催中で人出もありましたが、
今は早咲きの紅梅が中心です。

中咲の青軸や遅咲きは
これから順次見ごろになるでしょう。   2月28日

2012年3月 1日 (木)

岐阜城登城と梅林公園

雛めぐりが続いて少々運動不足になりそうで ^^
春の登山も計画中のなか少しは足慣らしでもと・・・
出かけたのは手軽な岐阜市の金華山。

標高329mの山ですが
手ごろに登れて人気があり多くの方が訪れる山です。

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岐阜公園総合案内所前の「若き日の信長像」
小さく見える金華山山頂の岐阜城を目指します ^^

いくつかある登山道
この日選んだのは昨年秋に歩いた”めい想の小径”

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岐阜公園から2,300mと距離はありますが、
歩きやすいファミリーコース。
コース途中からの眺望も抜群です ^^

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コース沿いにはこうした名言の書かれた板が
何枚もあります。
これも”めい想の小径”たる所以でしょうか?

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「伊奈波神社旧跡」
ここが「馬の背コース」との分岐で
ここから道は山道へと入ります。

要所は昨年載せた場所と重なりますが、
それはこのコースのポイントでもあります ><;

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前回は気にもしませんでしたが ^^;
こんな工夫もされています。

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ちょうど中間点
この辺りから少し登山を味わえる道になります。

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木の根道

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石の階段

そして最初の岩場を登ると

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真下に長良川を見下ろすビューポイントです ^^。

この辺りから岩場や崖が続きますが
道はしっかりと整備されています。

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最初の難関?岩場を上ります ^^

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少し高度があがりました。

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これが最後の名言板

そしてコースで最後のビューポイント

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はるか遠くに見える…伊吹山は雲の中 ><;

あとは山頂の岐阜城を目指すのみ ^^

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最後の岩場を登りきると

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山頂
岐阜城の前に出ます。

緑と眺望を楽しみながら気軽に歩ける
金華山登山コースのひとつ「めい想の小径」。
帰路は大手道「七曲りコース」でした。

下山のあと「御鮨街道」を歩いて梅林公園へ。

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この日はまだ載せられるほどの
開花状況ではありませんでした ><;    27日

「ぎふ梅まつり」は
3月3日(土)、4日(日)に開催されます。

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